調査員の「目」

 日常の何気ない雑感とつれづれ日記。

経営支援アドバイザー2級合格(銀行業務検定)

2005-04-28 | ビジネス系
 以前の日記で書いたのだが、今日、「経営支援アドバイザー2級(銀行業務検定協会)」の合格通知が届いていた。
 マニアックな試験なので、正直、世間的な価値は全くないが、銀行員でもないのに一夜漬けでよく受かったものだ(ギリギリ合格)・・・。もう全く記憶から消去されてしまっているのだが・・・(笑)。
 それにしても、一気に本を読む時間や勉強する時間、ブログを書く時間がとれなくなってしまった。悲しい・・・。 

屋形船(品川~お台場)

2005-04-01 | ビジネス系
 今日は4月1日ということで前期の慰労会と人事異動に伴なう歓送迎会で、屋形船での飲み会だった。品川駅から10~15分程歩き、屋形船がつながっていた場所に到着(結構、歩くな・・・)。私達以外でも屋形船をオーダーしているグループが多く、舟が停泊している場所は多くの人がいた。女将さんっぽい人の挨拶後、出発進行。途中結構、揺れる時があったが、お台場付近では止まっていたので船酔いになる人はいなかった。料理は、お刺身、付きだし、船内で揚げる天麩羅、湯葉、お豆腐、押し寿司、茶そば、フルーツ、などと結構まとも。天麩羅も船内で揚げているので美味しかった。ちょうど、お昼に神保町の「いもや」の「えび定@800」を食べていたのだが(夜に天麩羅が出るのを忘れて)、「いもや」の天麩羅より美味しかった。船内で飲物を出したり、天麩羅を盛り付けたりするハッピを着た従業員の方々の手際も良く満足だった。運営している会社は船清という会社だった。春のお花見シーズンや夏の花火大会などでは大忙しだろうな。船清さん、これからも頑張ってください。

 舟の上に上がることができ、ちょっと寒かったがお台場のフジテレビやレインボーブリッジなどが綺麗だった。

経営支援アドバイザー2級(銀行業務検定協会)

2005-03-05 | ビジネス系
 最近、仕事がいきなり忙しくなってしまった。ブログの更新は土曜日か日曜日にまとめてしよう。

さて、非常にマニアックだが、たった今から銀行業務検定協会という団体が主催している「経営支援アドバイザー2級」という試験の勉強をしてみる。マニアック故に情報の価値はありそうだ。

 そもそも銀行業務検定試験とは「主として銀行・保険・証券等金融機関の行職員を対象に、業務の遂行に必要な実務知識や技能・応用力についてその習得程度を測定することを目的とした誰でも受験できる公開の検定試験で、実務能力水準の向上に寄与することを願って1968年2月からスタートした」試験であるという。

 私は銀行員ではないが、何故か財務2級を持っている・・・(笑)。関係ないが簿記2級も持っているので、そのうち、時間があったら1級も取りたいと思っている。
 
「経営支援アドバイザー2級試験」の目的は、2003年3月に金融庁から公表された「リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラム(いわゆるリレバン)」で地域金融機関に求められている融資先企業の「目利き研修」や「貸出金利の適正化」「審査力の向上」など、要は単純な担保権の実行などによる不良債権処理を推し進めるのではなく、企業の実態を正確に捉えて個別の事情に応じた融資をしてゆくための最低限の知識をもっているかのテストってことだ。

 最近では、金融庁は「金融改革プログラム」を公表し「金融機関の再編(コングロマリット化)」を促しているようで、経営支援アドバイザー試験も早くも中止になるか内容も変わらざるを得ないのではないだろうか。

 ちなみに今、試験問題を見てみたが一般常識の範囲内で解ける問題であまりに簡単だ・・・。受験者を見てみたが都銀の人は殆ど受けておらず、地銀や信金の40歳前後の人が多いようだ。でも申し込んでしまった(7,350円)ので受けてみよう・・・。

この試験が終わり次第、簿記1級か、証券アナリストか、中小企業診断士のどれかの勉強を始めよう。



APEOS(アペオス)/富士ゼロックス

2005-02-16 | ビジネス系
 今日、会社で日経ビジネス(05.2.14号)を読んでいた。すると、最後の方のページで二人のスーツを着た男が立っているページがあり(画像を参照)、ちょうど「パラパラ読み」をしていたのでページを1枚、2枚、3枚とめくる度に、2人の男の一方(左)が笑顔のような写真で他方(右)の男は槍が刺さったり、スーツが大きかったりと要は”天国と地獄”的な印象を与えるカットの写真が掲載されていて思わず笑ってしまった。
 一体どこが面白いのか?と聞かれても説明に窮するが2ページ目以降のそれぞれの”天国と地獄対照図”をパラパラマンガのようにめくっていくと右側の”地獄”側(要はAPEOSを導入していない方)の男のカットが0.2秒ずつ変な格好で浮き上がってくる様に見えて滑稽だったのだ(あるいは単に外人にありがちな大げさに困った顔の表情が面白かったのかもしれない)。
 この広告を出しているのは「何という会社かな?」と思ってみてみると「富士ゼロックス」だった。よくよく思い出すと↓のCMを見たことはないだろうか。

APEOSのCM(富士ゼロックス)

 私は、ドラマ「白い巨塔」に白髪の教授役で出ていた山田明郷さんが出ていることでおぼろげながら記憶していた。正直、テレビCMの方は教授役の人しか覚えていなかったが、この日経ビジネスの広告には目が止まってしまった。くだらないかもしれないが、私の負けだ・・・(笑)。

 ちなみにテレビCMは1999年7月に広告最大手の電通から独立した4人のクリエーターが作った「TAGBORT(タグボート)」という会社が手掛けたようで、サントリーの”DAKARA”ほか多くの「記憶に残る」CMも制作している。広告業界では有名らしい。今度、調べてみようっと。

広告批評



秋葉原駅前再開発

2005-02-04 | ビジネス系
 金曜日は、秋葉原にあるスポーツ用品の卸会社を訪問した。秋葉原は「電気街」や「オタク」の街としてのイメージが強いのだが、数年ぶりに訪れてみると駅前が再開発の対象になっているため大規模なビル開発の工事中だった。
 調べてみるとエヌ・ティ・ティ都市開発(株)、ダイビル(株)、鹿島建設(株)の3社が共同して“秋葉原クロスフィールド”というプロジェクトの下、産官学のコンベンションホールやオフィスビルを建築するのと同時に「TOKYO TIMES TOWER」という地上40階建の高層マンションができるようで、既にモデルルームも公開している。秋葉原の駅も綺麗になっていた。
 まあ、私の家からは遠いので仕事で訪れる以外は縁がないだろうな。


「考え方の心技体~三要素の使い分け」 (山本真司さん講演会)

2005-01-29 | ビジネス系
 一昨日の木曜日(1/27)、「30歳からの成長戦略」「40歳からの仕事術」などの著書で有名な山本真司さん(A.T.カーニー ヴァイス・プレジデント)の講演会(日経産業新聞・SSビジネス講座主催)に参加してきた。
 丸の内オアゾの3階にある「日経セミナールーム」で19:00~21:00弱頃まで開催された。セミナールーム自体がそこまで広くなく、1つの机に2人座る形式で縦に3列配置されており約70名弱のキャパシティーだと思われる。
 私は、18:50頃に到着したが既に満員。しかも、参加料の手続きの定額小為替証書の記載にミスがあり受付で5分程足止めを食らった・・・(なぜ、今時、定額小為替証書なんだ?)。
 さて、講演のテーマは「考え方の心技体~三要素の使い分け」ということで、日経産業新聞に連載されている記事を掘り下げる内容である。
 しかし、私が参加した目的は、「30歳からの成長戦略」を書かれた山本氏がどのような方なのか生で見たかったというのが本音のところだ。
 19:00になり主催者の日経新聞の部長の挨拶の後、山本氏が登場し講演を始めた。外見の第一印象だが、丸みのある温和な方(人徳者)風で人から慕われそう(雅量がある)と感じた。人相的にも穏やかそうな方だった。ここら辺も15年間コンサル業界で勝ち抜いてきて達した「無欲の境地」から滲み出るオーラだろうか。
 コンサル業界は、やはり「頭脳」が求められるので、必然的に高学歴の人が多く結構プライドが高い人が多い。当然、ロジカルシンキングが出来ている人が多い一方(氏に言わせるとまだまだ、だと思うが)、自分に自信を持っている余り勝つか負けるか(オールオアナッシング)の意識が強く「論争(悪く言えば言い合い)」になることが頻繁にあると感じた(あくまで私の仕事で関わった方についての話)。
 氏も述べていたが、ロジカルシンキングだけに偏ると「大体、続かない」という。ロジカルシンキングって結構、「自分が正しくて相手が間違っている」という意識を抱かせがちで、私が担当したプロジェクトのコンサルの方は、会議中にコンサル同士で「ロジカルシンキングの対決」を始めた人もいるくらいだ(おいおい客の前でケンカするな、と!)。それ以外にも、別のコンサルではリーダーに散々食い下がるスタッフなどもいて、1つの話を進めるにも百家争鳴、侃侃諤諤【かんかんがくがく】で、コンサル社内で生き抜くのは「大変だなぁ~」と感じたものだ。
 で、そういったスタッフをまとめるコンサル側のリーダーやマネージャークラスになると当然、ロジカルシンキングのみならず人の心理状況にも配慮した対応ができている方が多いと感じた。山本氏の言葉を借りると「併せ呑む」ということだろう。そういった人は必然的に周囲の人から信頼されていく。中には、MBAを持っていてマネージャーをやっていた方だが、非常に「腹黒(野心?)」感が出ていて表面的な笑顔の裏にエゴが感じ取れて同僚などと「ちょっとなぁ~」という人もいた。ちなみに、彼の目には、ウチの会社のマネージャー層しか映っておらず、私のような若造は眼中にないようだった。
 そういった厳しい業界を生き抜いてきているだけあって、やはり山本氏が非常に知性の高い方であるのは間違いない。本にも書いてあった「一言で言って」を生で聞けたのは収穫だ(笑)。頭の良い人の特徴の1つに「要点の把握と要約力」と「適切な論理展開力」があるが、氏は19:00~20:50くらいまで休むことなくひたすらしゃべり続け、それだけでなく、論理的に話の辻褄が綺麗に整理されており、かつ、言いたい事を一言でも、いくらでも自由に話せていた(講演内容は「30歳からの~」を参照した方が早い)。
 特に私は、最近、リーダーシップや理想の上司像などに関心を持っていて、自分の会社の部門長や課長クラスのみならず周囲の人達も観察し、結構、本なども読んでいるのだが「地位に甘んじず(謙虚)いつまでも自分を高める努力をし(率先垂範)、本当に周囲のこと、全体の事を考えられる人(利他)」というのが理想、という結論に落ちついた。
 その意味で、山本さんは、理想の上司像としてもお手本になるかもしれない。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉があるが、講演終了後、希望者と名刺交換をさせてもらったが私のような若造にも丁重に挨拶して頂いて感激してしまった。
 このブログには、山本さんのブログにもリンクが貼られているので、興味がある方は参照されたい(氏の人柄が出ていて興味深い)。
 
 ちなみに、寒気がして体調が悪かったので家に帰って熱を計ったら38.1℃あり、すぐに寝てしまった・・・。

青色発光ダイオード(LED)訴訟~原告側代理人弁護士~

2005-01-20 | ビジネス系
 今、日経産業新聞に掲載されている「仕事人秘録」が面白い。青色発光ダイオード(LED)の発明対価訴訟(8億4,000万円の和解金で決着)で、中村修二・米カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の代理人を務められた升永英俊弁護士(弁理士資格も保有)が、生い立ちを書かれている。
 東大法学部を卒業後、住友銀行に入行。しかし、将来は重役になりたいと考えていた氏は、同期の新人が126人もいることを知り『重役になれる確率はどんなに頑張っても三割』と推測して、入行初日から辞める事を考えたという。そもそも、なぜ「社長」ではなく「重役」を目指しているのかが不思議だ。氏は、東大受験を10月20日頃から勉強を開始して現役合格し、司法試験も受験者2万2,000人中2位の成績(1969年)で合格(!)。そのような秀才が「重役」を目指している事が面白い。自分の器、キャラクターを見切っていたのだろうか。
 記事を読んでもらえばわかるが、考え方が極めて合理的だ。氏曰く、『数学はできたが、国語が苦手だった』にも関わらず、工学部ではなく法学部を選んだのは『重役になれるチャンスが高い』からだという。スゴイな・・・(笑)。しかし、もしかしたら、今も、升永弁護士の若い時のように、地位や待遇を目安に理系に行くより文系を選択する受験生もいるかもしれない(※近年、西村和雄京大教授の調査によれば、理系卒の方が「平均年収が高い」と発表されています)。
 司法試験で2位の成績、というのもスゴイと思ってしまうが、国家公務員Ⅰ種(旧:高等文官試験、ちょっと古すぎか)に1位や2位で合格して、司法試験にも1位や2位で合格してしまう猛者がいる財務省(旧大蔵省)主計局は凄まじい組織なんだと改めて思う。「大蔵省接待事件」で事務次官になれなかった当時の主計局長や証券局長は、司法試験にもトップクラスの成績(確か1位か2位だったと記憶している)で合格していた。一体、どういう頭の構造をしているんだろうか?
 こういうスゴイ人が自分で書く記事というのは、非常に面白い記事が多い。日本経済新聞の「私の履歴書」は、特に企業の創業者の月は欠かさず読んでいる(今月はあまり読んでいない)。今まで発刊した「私の履歴書」全??巻は、十数万円で発売されているのだが、お金に余裕があったら買いたいくらいだ。
 最後になるが、中村教授については、升永弁護士をして『このような人物にあったことがない』『私は彼に遠く及ばない』と言わしめている。リップサービスはあるにせよ、今後、記事の中で詳細が語られると思うので期待している。

効果的なクリップアート【人物編】

2005-01-17 | ビジネス系
 現在、どの業界にいてもお客様向けや社内向けに限らず、Powerpointを使って、プレゼン資料の作成・プレゼンテーションを行うのが当たり前になっていると思う。書店に行けば、プレゼンの仕方やプレゼン資料の作成に効果的な図形や色の使い方の本などがたくさん並んでいる。
 一般的に、よく見られるのが、既存のクリップアートだけしか使っていない資料だ。(真っ黒な藁人形みたいなクリップアートがあったり)私見だが、かなり、漫画っぽかったりして、非常に幼稚な印象を与えていると思う。あるいは、逆に、どこかのサイトからダウンロードしたものでも、外人のビジネスマンの写真がそのまま貼りつけてあるようなプレゼン資料は、『外国・外資』の印象を強く与え、読み手によっては、好き嫌いが別れるような気がする(資料によるが)。
 そんな中、最近まで、自分の仕事の経験上、比較的頻繁に使い、気に入っていたクリップアートは上記の画像に掲載しているクリップアートだ。この白と黒のモノクロ感が良い。どうだろうか?あくまで主観の問題にすぎないと言えば、それまでだが、お客様向けや重要な会議の資料には、WordかPowerpointに用意されているデフォルトのクリップアート集より、このヴィヴィットなクリップアートの方を選択する人の方が多いのではないだろうか。
 このクリップアートの良さは、『幼稚感』が排除されており、「ビジネス感」や「落ち着き」が感じられる点だ。元々は、コンサルの方が使っていたものをマネして、自分でマイクロソフトのクリップアートのサイトを散々クリックしまくって「モノクロのクリップアート」を集め、自分の仕事の成果物の作成に活用させてもらっていた。結構、評判は良い方で余計な手直しの指摘は入らなかった。
 日曜日の18:00~放送している日テレ系の「真相報道 バンキシャ!」のコートと帽子を被ったクリップアートに似ているかもしれない。
  
 何かの参考になれば幸いです。
※このモノクロのクリップアートを表示させるのは結構時間がかかります。
マイクロソフト クリップアート