調査員の「目」

 日常の何気ない雑感とつれづれ日記。

victorのミニビデオカメラ

2005-03-12 | 日記・雑感系
 昨日、近所のビックカメラでvictorのデジタルビデオカメラ(GR-GF590)を購入した。子供に申し訳ないことに今までビデオを持っていなかったので動く子供の姿が撮れないでいた(ローンがキツクてね・・・(笑))。ということで「今撮らなくていつ撮るんだ!」という号令の下、ランチの外食がてらにビックカメラに寄ってみた。今までビデオカメラを持っていなかったこともあり、細かい仕様について特別のこだわりはなくデジタルビデオカメラがたくさん展示されているエリアで色々なビデオカメラを持って触ってみて直感で気に入った製品を買うことにした。SONY、Panasonic、canonなど著名メーカーのビデオカメラがある中、昨日、陳列された新製品ということで「victor」のミニビデオカメラが一番目立つ位置に置かれていてvictorの販促員と思しき50代前半の商品知識が豊富で信頼できそうな方とアルバイトっぽい20代半ばの綺麗な女性が商品説明をしていた。
 手に取ってみて一番感じたのが小さいということだ。右手で簡単に持てるサイズで、他のメーカーの製品はやや大きかったり、価格が10万円台だったりと、特別プロ仕様にこだわっている訳でもないズブの素人・初心者の私達夫婦としてはvictorのミニビデオカメラに一番惹かれてしまった。重くないし、子供を持つ若い女性の手にも納まるサイズでまさに若い主婦層をターゲットにしているようで「その商品戦略や良し!!」ということで買ってしまった(色はアクアブルー)。
 価格は69,800円。ちょうど、ビックカメラのポイントが4,000円ほど貯まっていたので65,000円台で買うことが出来た。ポイント率は下がるが5年間保証にしてもらった。

 で、今、操作してみたのだが使い勝手も悪くなく、操作する度に電子音がするのも良いかもしれない。これは結構、売れるのではないだろうか?
 
 victorは日本人が初めて生み出した世界規格「VHS」の開発に大きな貢献があった会社ということも購入ポイントだった。普通、そんなことを気にして買う奴はいないだろうが(笑)、プロジェクトXでも「窓際族が世界規格を作った」として取り上げられたのはかなり有名な話だ。

 私は当時、初めて放送された番組を見て涙してしまった一人だ。

 このVHSの開発の陣頭指揮を取った高野鎮雄さんという方が亡くなられて、霊柩車が会社の玄関付近を通り過ぎ去る際に、当時の社員達が横断幕を掲げて

 ミスターVHS 高野鎮雄さん ありがとうございます 安らかにお眠りください

 と感謝の言葉を書いてある場面が放送されていたのだが、もう心が打たれたね・・・。号泣・・・(笑)。今の世の中でこのように人から慕われて亡くなってからも心から感謝される方って非常に少ないのではないだろうか。

 まあ、たかがビデオを買う際に高野鎮雄さんを思い出す男も珍しいとは思うが、そういうスピリットが受け継がれている会社が作った製品、と好意的に勝手に解釈して買った訳だが、操作面も価格面も初心者の私達にはとっても満足な買物だった。
 
 victorさん、これからも良い製品作りに頑張って下さい! 

 

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