ちょっとだけ早いが、逗子マリーナにある
「GRAND BLUE OCHIAI(グランブルーオチアイ)」のクリスマスランチに行ってきた。今回は海が見えるようランチを予約していた。
前回は、逗子ICから行こうとして134号から曲がれず若干遠回りしてしまったが、今回はソニーの簡易ナビ(NAV-U2)がしっかりとナビゲートしてくれた。朝比奈ICから行くのが正解のようだ。
着いたのは11:30。この時点で多くのテーブルがお客さんで埋まっている。
席は、一番奥の角の席を用意してくれた。海は見えるのだが、残念ながら天気が今ひとつで雨雲が出ている。
飲み物とコースを注文し、フォカッチャやおしぼりなどが運ばれてきたが、一つ気になる点があった。
クリスマスシーズンということで稼ぎ時のためか、おしぼりが普通のファミレスなどで置いてある包装されたウエットティッシュのような業務用のものに変えられていたほか、膝の上に掛けるナプキンも紙製の薄いナプキンに変えられていた。
ここで若干興ざめ・・・(笑)。クリスマスシーズンで回転率と収益性を高めなくてはならないのは分かるが、ファミレスじゃないだから明らかにショボイものに変えるのはいかがなものか。疑問だ。
そう思いながら、続々とお客さんがやってきて店内も慌ただしくなってきたところで料理が運ばれてきた。
アミューズ チキンとコンソメゼリー添え
前菜 スズキのカルパッチョ
魚料理 鰆(さわら)の香草焼き
パスタ ストライプロブスターのトマトスパゲティ
肉料理 牛ほほ肉の赤ワインソース煮
デザート いちご・ミニブッシュドノエル・カシスのムース
コーヒー
子供には予約時に「お任せでお子様セット」をお願いしていたのだが、
■「ストライプロブスターのトマトスパゲティ」量が少ないヴァージョン
■デザート
のみで、11月に来たときは「ハンバーグや目玉焼き、サラダ、チキンライス」のようなお子様プレートだっただけに、こちらもクリスマスシーズン故だろうが、若干残念。私と妻が魚料理を食べる頃には、もうパスタもほぼ食べて、飽きてしまっていた。
大人のデザートのいちごに顔が描かれていて、妻の方は笑顔なのに私のいちごは若干ムッツリ顔。私の心境を見事に表してくれていた。
悪いことに窓際の隣のテーブルとの間隔がかなり近く、パート仲間のような60歳手前の声の大きいおばちゃん3人組、周囲のことも考えず、大声で話しているものだから、聞きたくもないのに「60歳になったら旅行に行こう」「年明けには安い温泉旅行に行こう」「孫が年子で3人できちゃって・・・」「あら、その洋服素敵ね」など私たちには全くどうでも良いくだらない話が聞こえてきて、せっかく家族でクリスマス気分を味わっていたのに、雰囲気もぶち壊し・・・。
ウド鈴木をブルドックにしたような金髪・刈り上げのおばちゃん、ケミカルウオッシュのジーンズを履いたおばちゃん(もう一人は見なかった)、私たちが魚料理を食べていた頃にはデザートを食べ終わっていたのに、それから1時間、コーヒー1杯で大声でくっちゃべっていたあの品のないおばちゃん3人組。
入口で「ドレスコードに反しているので・・・」と入店させないようにしてほしかった(笑)。「女性の品格」のかけらもない。近所のファミレスにでも行って3時間でも4時間でも大声でくっちゃべってれば良いんだ。
思い出すだけで本当に腹が立ってきた(笑)。本当に最悪だった。あのおばちゃん3人組がいなくなってから少しだけリラックスできたような気がする。
味の方はスパゲティはやはり美味しいのだが、カルパッチョや魚料理、肉料理などはどれも平均的で本当に落合シェフがOKを出しているのだろうか?よく分からないが、「もう一度食べたい」とまでは残念ながら思えない。パスタ目当てなら満足できるだろうが・・・。
今はレストラン営業をしなくなってしまったが、葉山の「C33 イルドソレイユ」の方が前菜、魚料理、肉料理ともに素材も味付けも美味しい。