調査員の「目」

 日常の何気ない雑感とつれづれ日記。

靴磨き

2013-12-28 | 日記・雑感系
 2013年の仕事も終わった(少し残っているのだが・・・)。そこで、(毎週磨いているけど)今年1年頑張ってくれた靴くんたちを改めて磨いてあげた。

 まずはブラシでホコリや汚れを取る


 靴メンテケアメーカーのコロンブス社のブートブラック(1050円)↓をおろし立ての雑巾などにちょっと塗り、つま先から甲の右・左・かかとをキュッキュッと革本来の光沢感がでるまでせっせと磨く。








 外は風が寒いけど日射しは温かく汚れてもよいダウンを着込みながら簡易椅子に座ってせっせと靴を磨いていたのだが靴磨きは結構面白いし、奥が深そうだ。とにかくストレートチップのトウの部分が革本来の光沢が出ているのが非常に気持ちが良い。綺麗になると愛情が湧いてくる。やはりヨーロッパの革の方が光沢感が出るのか?

 三陽山長の友二郎かクロケット&ジョーンズのHALLAM、スコッチグレインのトリノかオデッサのストレートチップが欲しい~。どうしようと思いながら靴を磨く。

 夜は家族でお寿司を食べて1年の疲れを癒す。あ~、2013年も本当に疲れた。



【Panasonic】パナソニック洗濯乾燥機 NA-FR80S7(8kg)【泡洗浄 】

2013-12-22 | 日記・雑感系
 来年4月には財務省の目論見通り消費税が増税されてしまう。アメリカ様への献上金である。まさにアメリカの植民地・属国である。安倍首相の靖国神社参拝に対する朝日・読売・毎日・日経の批判も「米国も失望」と常にアメリカを持ち出して批判する。 自国の総理ではなく、アメリカ様の顔色を伺うのはこの国の支配者がアメリカであることを表す証拠だ。その癖、朝日・読売・毎日・日経(などの日本新聞協会)は消費税10%時に軽減税率を求める厚顔無恥さ。自分達はいわゆる新聞法や再販売価格維持制度に守られながら規制におんぶにだっこになっている癖に一般産業社会に対して声高にTPPによる「自由競争」や「グローバル競争」を主張する愚かで恥ずかしい主張に国民はとっくの昔に愛想を尽かしている。

お前ら腐れマスゴミなど1日も早く潰れろ。ボケが。

 
 さて、どうでも良いことに長くなった(笑)。消費税増税の前に何か買っておく物はないか、ということで以前から洗濯・脱水の音がうるさく古くなった洗濯機を買い替えることに決めた。子供達へのクリスマスプレゼント購入とともにビックカメラへレッツゴー。

 今では買い替え時にはドラム式が一般的になりつつあると思いドラム式を探したが、洗濯物の出し入れが横からになっているため、「慣れ」ではあるものの妻が今までの縦置きを主張。

 私はとにかく音が静かであれば良いので、その主張に同意し縦置き型の洗濯機を探すと、(相変わらず)パナソニックの洗濯機で良さそうなのがあるではないか。

パナソニック洗濯乾燥機 NA-FR80S7

 「泡洗浄」で従来より更によく洗え、ナノイーで洗濯槽を自動的にクリーンにしてくれ、そして「ECO NAVI(エコナビ)」で自動的に節約もしてくれるという。

その機能や良し(笑)!どうせ3月に買うなら、今買ってしまえ!

 ということで購入。116,800円(税込)。たまたま最安値になっていた模様。ラッキー。




 640×640の洗濯防水パンにも問題なく搬入。仕様では洗濯時約26db、乾燥時約37dbとなっているが、内蓋があるためそれを締める効果か機械音はかなり静かである。私は毎週土曜日は9時~10時まで寝ていることが多いのだが、以前の洗濯機は乾燥時の音がもの凄いうるくて起きてしまうのだが、このパナソニックの洗濯機は寝ていても洗濯の音は気付かなかった。

 それだけで私のストレスが軽減される・・・。 

パナソニック ルミックス・LUMIX DMC-TZ40(ソニーCyber-shot DSC-WX300と逡巡)

2013-12-21 | 日記・雑感系
 使っていたデジカメの撮影ボタンがまた壊れた。昨年、修理に出して直ったはずだったが、ボタンを押しても「カシャッ」と音が鳴らず撮影ができなくなってしまった。使っていたのはパナソニックのLUMIX DMC-FX33。

もう6年前のもので、家族の思い出をたくさんとってきた手軽なデジカメだ。実際、本体は約132g、メモリーカードや付属のバッテリーパックを含んでも約154gと重さに関しては2013年の機種に比べてもさほど遜色はない。iA(インテリジェントオート)機能があり、押すだけで外的な環境の中で最適なシーンを選択して撮影するなど手軽さが売りのデジカメだった。さて、2回目の修理に出すか、この際新しいデジカメを買うか? とりあえず、最近のデジカメをビックカメラに見に行ってみた。すると金額も1万~で買えるものが多々あり、新しいデジカメを買うことにした。
 ではデジカメを買うにもどこのメーカーのどのタイプが良いのか、カメラに全くこだわりのない私は悩んだ。カメラはキャノン、ニコン、オリンパス辺りが主流なのだろうが、(ニコンはいいけど)積極的に選ぼうとは思えなかった。 
 そこで一般大衆・庶民派・パナソニック教徒の私はパナソニックのデジカメを探した。しかし、ビックカメラで飾ってあった機種DMC-XS3はあんまりカッコイイと思わなかった。そこで、パンフレットをみるとDMC-SZ9とTZ40という機種がFX-33に似てそうな機種であることが分かった。両機種ともにWi-Fiを搭載しており、スマートフォンやパソコン、テレビなどにダイレクトに接続することが可能になっている。
仕様比較
 特にSZ9は本体が119gとかなり軽そうで、これでイイやと思い店員に尋ねると、「申し訳ございません。売り切れになっております」とのこと。ビックカメラなのにTZ40もなかった。そもそもカメラはパナソニックは弱いのだろう。LUMIX GXは飾ってあったが売り場もキャノンやニコンやオリンパスが広く、パナソニックは非常に狭い。やむを得ず、パナソニックがないならソニーしかないと思い、ソニーの機種を見る。
 するとソニーのサイバーショットDSC-WX300という機種が光学20倍ズーム・有効画素1860万画素、Wi-Fi搭載。世界最小・最軽量と良い機種があるではないか。価格comを見るとコンパクトデジカメカテゴリーでも1位にランクされている。さすがはソニー。売り場に飾ってあった実物を触っても確かに軽いし、ソニーの方が発売時期も新しいし全く問題なさそうだ。買おうと思ったが、ちょっと待て、まだパナソニックのTZ40を見ていない。ここはそれを見てから買っても遅くはないだろうと考え、一端自宅に帰り、ネットの評判やクチコミなどを参考にしてみた。同じ光学20倍ズーム、有効画素数もほぼ一緒、Wi-Fi搭載、価格面も含めてサイバーショットのWX300とLUMIXのTZ40を比較している人が多かった。
 ビックカメラでは在庫がなかったが、ヨドバシカメラではTZ40は在庫があり、後日秋葉原に行ってみた。サイバーショットのWX300より重い。しかし、悪くはなさそうだ。すごく悩んだが、パナソニックのカメラに慣れているから最終的にTZ40にした。ついでに液晶のプロテクトと予備バッテリーも購入。
本体20,800円 プロテクト790円 バッテリー4,370円 =合計25,960円 
色も白にしようと思ったが、汚れが目立ちそうだったので黒にした。シルバーやネイビーなどの違う色が欲しかった。

一式





開けると


正面


ちょっと上から


液晶部分


上部


 使ってみるとデジカメとして撮影する部分に関しては全くストレスはない。説明書を見なくてもすぐに使うことができる。そこが松下幸之助氏伝統の水道哲学・大衆派(National=ナショナル=国民の)・パナソニックの強みだ(笑)。重さも気にならない。
 また、Wi-Fiでスマートフォンと連携可能で、コード無しで撮影したデータをスマートフォンに転送でき(1枚ずつだけど)、スマートフォンからデジカメをリモートで撮影できるなど便利に使えて楽しい。
 これでまた5~6年はデジカメに困らなくて済みそうだ。満足度は5点(満点5点)!


SCOTCH GRAIN スコッチグレイン 匠シリーズH9046(ストレートチップ)

2013-12-07 | オシャレ系
 私は以前、イギリスのリーズナブル(?)靴メーカー・アルフレッドサージェントの靴を履いていたが、ここ数年は日本のリーズナブル(?)靴メーカー・SCOTH GRAIN スコッチグレインの靴を履いている。仕事柄外回りで毎日毎日歩くためアスファルトと擦れて靴底が減るし、端的に言って1足10万近い海外高級ブランドの靴を1週間ローテーションするほどの余裕はないからだ(笑)。
 スコッチグレインの高級ラインの靴は(フィット感はさておき)比較的革質がよくコストパフォーマンスが高い。プラスチックながらシューキーパーがついているのも嬉しい。
 また、何年も前の話だが仕事で墨田区のヒロカワ製靴本社に行き(駅から遠い)、広告出稿の営業に行ったこともあるため(受注には至らなかったけど・・・笑)日本人なら日本ブランドのものを買おう、ということでスコッチグレインの靴を履いている。

 特にコストパフォーマンスが高いと気に入っているのが御殿場アウトレットで買ったストレートチップ(H9046)。頭文字のアルファベットHはアウトレット専門品だが、「匠」シリーズという商品らしく革などに少しこだわって造っているようだ。実際、百貨店で買ったスコッチグレインの革より良く感じる。どこの革を使っているのかはよく覚えていない。



 39,900円が27,300円なんだが、そもそも直営店や百貨店などで売っていないアウトレット専門品のため39,900円という価格はヒロカワ製靴の希望価格なんだろう。
 しかし、そこは希望価格39,900円。スコッチグレインの製品ラインナップでいうところの高級ラインである↓「オデッサ(品番916)」に相当する価格である。オデッサは「モルトドレッシング」と呼ばれる同社提案の磨き方により綺麗な光沢が高級感を醸し出して何ともイイ感じである。


【�・・・https://www.scotchgrain-shop.com】

 オデッサのようにモルトドレッシングはされていないが、H9046のストレートチップは革質が柔らかくて、つま先(トウ)の部分が磨けば磨くほど光沢が出て非常に気持ちが良い。仕事で足元を見られても一応恰好がつく。27,300円には見えないのではないか(笑)?詳しい人には分かってしまうのだろうが、甲が高く土踏まずや踵が絞られていないためフィット感を度外視した履き潰し用・普段履き用としてはかなりコストパフォーマンスが高い。

 また、靴底の外側周囲の部分(コバ)がブラウンになっており、スーツはネイビー、靴は黒の保守的なビジネススタイルの中でちょっとした抵抗感・いやオシャレを楽しむのに私にはポイントが高いデザインである。
 ちょうどラインナップでいうと↓「ブローデン�(246BL 37,800円)」のストレートチップがコパの部分がブラウンでH9046以外なら、このブローデン�を買いたいところだ(直営店限定のようで百貨店では売ってなかった)。デザインはH9046と近いような印象を持つ(履いたことはないから正確には分からない) 

【�・・・https://www.scotchgrain-shop.com】

 さて、そろそろ靴がダメになってきたので年末年始の9連休に御殿場にでも行こうかな、でも帰省ラッシュと被ったら渋滞が面倒だな、と思ってスコッチグレインのホームページを見たら池袋でファミリーセールをしていた。
 そこで、H9046はアウトレット専門品ということなのでファミリーセールにも出るだろうと思い、池袋まで足を運んだ。サンシャインシティ文化会館というところで初めて行った。会場に行ってみると何だがブランドイメージを自ら損なうようなセールスの仕方をするなぁと思ってしまったが(失礼?)、私の目的の靴は同じ匠シリーズのH9046(もしブローデン�があれば逆にそっち)のみ。自分のサイズの棚を見るとH9046があった。試しに履いてみてサイズに問題はないので購入。わざわざ池袋に行ったが15分で終わった(笑)。行動が目的的すぎるな。

 で、セール会場で少し気になったが、型番は同じながら御殿場で購入したH9046と革がたぶん違う。個体差があるのだろうが、ファミリーセールのものは国産カーフのような気がする。靴の光沢と革質の肌触りが随分違うように感じた。

まあ、でもそんなに高くないしそれでも別にいいや、という感じ。







↓これは御殿場で購入したH9046と高島屋で購入したTS200(ターミネーターか笑?)。高島屋で購入したストレートチップは34,700円だ。それを考えると27,300円のH9046の方が断然良い。革質もH9046の方が肌理(きめ)が細かく光沢感が高い。



 靴底には「匠」と刻印されている。しかし、残念ながら伏せ縫い(ヒドゥンチャネル)やカラス(半カラス)仕上げにはなっていない。「匠」を謳いながら惜しい・・・。惜しいぞ「匠」シリーズ・・・(そこまで求めては酷か)。


↓はファミリーセールで購入したら中に入っていた。monoマガジンやファッション誌のMen’s Exとのコラボリーフが入っていた。「革の力」って・・・(笑)。何かこう日本的というか、もの作り・職人スピリッツは良いんだけど、【質が良ければ売れるんだ!】みたいな日本人が信じてやまない【品質教】そのものズバリのコピーでもっとエレガントなブランド戦略のコピーの方が良いのに、と思ってしまった。
 Men’s Exのリーフは限定品のリーフでまさに中・高級の活用・利用イメージを訴求していてまだマシである。外国人がオヤジすぎるからもっと30代の若い外国人やモデルを起用した方がよい。

 そろそろスコッチグレインもREGALの高級ブランド「SHETLANDFOX」のように2万円台の国産キップ・カーフラインと3万5千円以上の海外カーフラインとは分けた方が良いのではないか。高級ラインのラストを更に研究して土踏まずのラインを絞るとか、よく言われる踵を少し小さめにするとか、甲を少し低めにするとか、靴底を伏せ縫いにしてカラス仕上げにするとか・・・etc。「革は良いんだけれど・・・」で終わらせないために、次のステップアップの靴を別ブランド高級ラインで提案するのはどうだろうか。
 こだわる人向けに優越感を与えるような徹底した造りの更なる追求とハイレベルブランド戦略を差別化するなどの方策をとった方が良いと思う。それでいて関税や為替の影響・そして国内代理店の利益の上乗せ分で高くなっている海外ブランド靴に実質的に何ら劣るところのない4万~6万台の日本製既製靴最高ゾーンでどうだ!みたいな(笑)。
 というのも、2万円台の代理店・専門店・通販・アウトレット店などで売られている普段履き・履き捨て(バーゲンで投げ売り?)感覚のシリーズ(甲がやや高いため履き皺というより履き「段」が出来てしまう)とオデッサ・トリノ・インペリアルのような海外ブランド靴が使っているアノネイ社やイルチア社の革を使った高級ラインのシリーズが「スコッチグレイン」という1つのブランドでひとくくりにされてしまっているため、どんなにブランド感の向上に努めようにも2万円台のイメージに足を引っ張られてしまう。
 靴に5万前後をかけられるビジネスマンには「2万円の靴と一緒にしないでくれ」「だったらほかのブランドに」というような想いもあるだろう。 
 人間は(どんな小さなことでも)常に他者との比較で優越感を味わいたい愚かな生き物なのだ(笑)。その意味でREGALの別ブランド(SHETLANDFOX)戦略は正しいし、SHETLANDFOXの靴はREGALより高級感はあるだろう。

※SHETLANDFOXの靴は良い靴なのだが、つま先の反りが他のブランド靴より少し強く甲を噛まれる場合があるためご注意を
インバネスその後









まあ、とにかく御殿場に行かずに済んで良かった、良かった。