調査員の「目」

 日常の何気ない雑感とつれづれ日記。

Hitoyoshi×David&John Anderson(デビッドジョンアンダーソン)140番手双糸ブルーシャツ

2014-03-02 | オシャレ系
 日経新聞は消費税増税の影響は限定的と喧伝しているが、本当にそうだろうか?高額商品だけでなく日用品も含めて先に買っておこうという消費者心理は至極まともだと思う。4月から少なからず消費は抑制されるだろうから景気は良くはならないと考えるのが自然だろう。それでも日経新聞はそしらぬ顔で消費税増税の正当性を主張し続けるだろうし、10%へのさらなる増税も支持しながら「活字文化の保護」という意味不明な主張を理由に軽減税率を求めていくのだろう。国民にはTPPなどのあらゆる規制撤廃が当然と言わんばかりの御説を日々垂れながら自分達への保護規制(日刊新聞法・再販制度)は絶対に死守する姿勢は許し難く、まさに既得権益集団・単なる官製報道機関に堕した国民の敵である。

 さて、毎度のこと話が逸れる(笑)。消費税増税前にとにかく買える物は買っておく、ということで再びシャツを購入。有楽町阪急メンズ館にあったHitoyoshiというシャツメーカーが手がけるワイドスプレッドのブロードシャツを買ってみた。
 何でもこのHitoyoshiというシャツメーカーは親会社が倒産して、投資会社から支援を受けながら独立して再出発を果たし自社ブランドを立ち上げて経営を軌道に乗せつつある会社だそうだ「高級シャツのHITOYOSHI 親会社破綻3年、経営軌道に(日経新聞2012/2/14)」
 コンブリオのシャツを探していたときに、たまたまHitoyoshiのシャツも見ていた。その際に、David&John Anderson(デビッドジョンアンダーソン)の140番手の生地を使ったシャツがかなり光沢感あり気になっていた。
 すでにコンブリオは買ったので、David&John Anderson(デビッドジョンアンダーソン)の生地と頑張っているジャパンメイドのHitoyoshiのシャツ造りはどんなものか試したく買ってみた。


 スマホなんで写りが悪いが、光沢感が半端ない。税込18,900円(5%)。ハンカチがついている。


David&John Anderson 1822年創業。1822年って日本では文政5年という元号・年で江戸時代後期だ。年表を見ると米沢藩の上杉鷹山公(為せば成る 為さねばならぬ 何事も 成らぬは為さぬ 人の成りけり)が逝去した年となっている(ほかにないか?)。この3年後に異国船打ち払い令が出ているのだが、そのような時代にイギリスのGlasgow(グラスゴー、シェットランドフォックスが地名から靴の名称を付けているのが分かる)で創業したと書いてある。1876年創業のALBINIより創業は早い(傘下に入っているけど)。歴史があるなぁ~。


 セミワイドスプレッド。スリムフィット。140番手双子ブロード。


 ボタンも天然の白蝶貝。 

 着てみたけど造り自体にも何ら不満はなく、外回りをしていてもストレスはなかった。お客さんとの大きな商談や社内の重要なプレゼンなど「勝負シャツ」として使えるだろう。Hitoyoshi×ALBINI(アルビニ)のシャツ(120番手双糸/13,650円)もあったが、David&John Andersonの生地の方を買って満足。