調査員の「目」

 日常の何気ない雑感とつれづれ日記。

FUJITAKA(フジタカ)のコードバン小銭入れ付長財布

2015-04-25 | オシャレ系
コードバンの長財布を探して、候補をGANZOとFUJITAKAに絞り、FUJITAKAを見に行って、そのクオリティとカラーコンビネーションのバランス・手かがりカラーステッチに惹かれ、何よりおそらく持っている人がほとんどいないという希少性に負け、FUJITAKA(フジタカ)のコードバン小銭入れ付長財布を購入。



 IKETEIと書かれた袋。パンフレットも貰った。


 箱。



 箱を開ける。丁重に袋に入れられている。


 コードバンの輝き。下にパンフレットを敷いている。

 「ボクは革のダイヤモンドとも言われるくらい非常に希少性が高いんだ。まあ、大事に扱ってくれれば仕事もオフもどこで使っても恥ずかしくないはずだ。女性ウケも良いらしいから頼むよ。」
 
 「は、はい・・・」

 高貴なサラブレットくん気取りだな・・・(笑)。


 バーガンディーの裏革(牛革)


 エッティンガーの通常品と同じような小銭のファスナーは横部分に付いている。マチは1.5cmだが手風琴(アコーディオン)のジャバラの様に見える風琴マチで2.0cmほどには開く。これぞ日本クオリティ。凄い。


 ブランドイメージである手かがりの和の8色カラーステッチが映える。これはワンポイントになり、グッドデザインだと思う。じ~っと見ていても飽きない。ブラックやブラウン一色の武骨なコードバン長財布市場に和の8色カラーステッチというカラーの差別化ワンポイントで攻めるFUJITAKA。いいじゃないか~、その意気や良し(笑)。


 表革はオイルコードバン(馬革)、裏革はアニリンレザー(牛革)。


ブランドコンセプトの思いを託したロゴ。富士山の上に鷹が飛んでいる様をモチーフにしているようだ。
※ホームページより
【 富士 】日本の象徴・最高峰 その尊厳のある優美さと気品のある存在感
【 匠 】日本人気質 職人堅気なこだわりと巧みな技の融合そしてその調和と完成度
【 鷹 】鋭い観察眼と技 華麗な動きで技巧を描く誠実で堅実な物作り
【 粋 】時代性を柔軟に取り入れた遊び心のあるデザイン 知的で粋なライフスタイル


 マチ。伸縮性がある。手かがりの和の8色カラーステッチがここからも顔を覗かせる。妻も「オシャレじゃん」とのことだったので女性から見ても悪い印象はないだろう。


 光の当たり具合でネイビーの濃淡が出る。ネイビーのコードバン長財布を持っている人はあまりいないのではないだろうか。一人悦に入る・・・、な、何というセンスの良さ・・・(笑)。恍惚状態でただ一人イク(笑)。


 ネイビーステッチ。ここは白のステッチでも良いかもしれない。


 札入れ部分。スポンジが入っている。


 JAPANが誇らしく大きいMADE IN JAPANのタグ。

 
 札入れは100万くらいは入るかな。入れてみたいもんだ(笑)。





 小銭入れ内側はスエードになっている。


 FUJITAKAの型押し。


 アニリンレザーは艶感があって良い。


 お店で貰ったパンフレットを下敷きに。


 実際にカード類を挟んでみる。10室もあるので収納性に問題はない。





 光が反射して見えづらいけど箱の横には検査の済印が2つ。日本らしい。


 


 光に当たると明るいブルーに見える。写真はないが、カバンのあおりポケットのように外側にも少しだけモノが挟めるスペースがある。


 スーツのジャケットの内側に入れてみる。

 
 ジャケットから取り出す際もスマートな印象(?)。少しだけ見えるバーガンディーカラーが良い。



 直営店で購入すると(一定以上の金額かな?)、コロンブスとコラボした革製品のケア商品をプレゼントしてくれる。コードバンの財布には使ってはいけない。







 FUJITAKAのブランドに込めた思いに共感し、造りとカラーコンビネーションに納得し、レア感で購入したが、このコードバン長財布、どのくらい使えるだろうか。これからが楽しみだ。

FUJITAKA(フジタカ)を見に行く → vs GANZO決勝戦決着

2015-04-25 | オシャレ系
コードバンの長財布を探してで書いた通り、新しい財布の最終候補としてGANZO(ガンゾ)FUJITAKA(フジタカ)が残った。
 しかし、FUJITAKA(フジタカ)については、都内の百貨店では財布の扱いがなく(どこかにあるのだろうけど)実物を見るために浅草橋にあるFUJITAKA(フジタカ)直営ショップ(IKETEI VILLA)に行ってみた。
 浅草橋は秋葉原の隣の駅だが殆ど縁のない駅(人形の久月がある)。1回か2回降りたことがある程度。駅から歩いて4~5分で到着。

 コンクリートの外観にガラスが映える。


 オシャレ感を演出。

 入ってみると手袋をした店長らしき男性(※店長は女性)と若手男性スタッフ、女性スタッフ(※こちらの女性が店長だった)が「いらっしゃいませ」と笑顔で快く迎えてくれた。
 ネットで見ていたイルチア×アノネイのパティーヌというシリーズの財布があった。

 表革はイルチアのカーフレザー。裏側はアノネイのボックスカーフという靴好きならたまらない贅沢な革!ただ、この商品の特徴である青緑の色味が少し暗めで、この色味だったらGANZOのコードバングリーンの色味・艶感の方が綺麗だと思った。
 ただ、裏革はさすがにアノネイのボックスカーフ。艶感や光沢が綺麗に出ていた。

 ネットで見ていたらコードバンのラウンドジップでも良いかな、と思ったので店長風の男性スタッフの方(店長じゃなかった)に実物を見せてもらった。

 革は綺麗でネイビーの色も良かった。ただ、ちょっと大きすぎてスーツやジャケットの内ポケットに入れるとバランスが悪い。
 やはり一般的な小銭入れ付の長財布を見せてもらう。コードバンは新喜皮革のものだそうだ。鞄づくりで培ったノウハウに一日の長がある。

 コードバンの肌理(きめ)の細やかさは半端ないな。GANZOと決勝戦を戦える面構えだ(笑)。表革のネイビーカラーと裏革のバーガンディーカラーのコンビネーションが良いバランスになっていて、さらに手かがりの和の8色カラーステッチも遊び心があって良い。
 ジャケットの内ポケットに入れさせてもらったが全く違和感なく収まる。

 ついでにコードバンの名刺入れも見せてもらった。名刺入れは2万円。財布は4万円。大きさや手間から考えて、財布の価格が安くないか・・・(笑)。

 実物を見に来ただけだったが、店長風(※)の男性スタッフに聞くと「やはりコードバンの財布が一番人気です」とのことで百貨店での財布の取り扱いも「小田急百貨店と池袋東武ですが在庫はないと思います」とのことだった。

 ・・・・。う~ん、悩む。また、わざわざ浅草橋まで来るのも面倒くさい・・・。

 しばし、店内で店員氏を前に固まり沈思黙考・・・。

 ・・・・。

 メイドインジャパンによる関ヶ原の戦い・巌流島の決戦、東(東京日本橋)のGANZO vs 西(大阪)のFUJITAKAによる決勝戦・・・。
 価格もサイズもほぼ同じで甲乙つけがたかったが、ネイビーコードバン×バーガンディーのコンビネーションとFUJITAKAこだわりの和の8色手かがりステッチのワンポイント、そして、GANZOより持っている人が少ないであろう、との希少性に着眼して・・・


今回はFUJITAKA(フジタカ)に軍配をあげることに決定!

 買った後も、店内の鞄を見せてもらったりして店長風(※)の男性スタッフに色々と話を伺った。


※ホームページから借りました。


 このAシリーズのビジネスバックがカッコイイ。ハンドル部分とブランド刻印の部分をブラウンにオーダーしたいと思ってしまった。
 
 実際の商品は次の記事で紹介。

コードバンの長財布を探して

2015-04-25 | オシャレ系
 ペルフェットのP2401パターンオーダーに勤しむ一方で、昨年からず~っと財布も探していた。2010年12月から使ってきたエッティンガーの財布が4年半弱しか経っていないのに、少しボロボロになってきたからだ。


 表面に汚れがついてしまった。 



 札入れの外側部分の縫い目が破れている。



 内側も汚れが目立ち、会計時にはさすがにちょっと恥ずかしい。

 色々と見ているとメンズの財布市場も国内外のブランド物を中心に熾烈な競争下にあるようだ。

 ネットで「コードバン 財布」と検索すると必ず上位に出てくるのが、ココマイスターの広告記事。クオリティは良いのかもしれないが、ネット広告プッシュが強すぎて嫌だ。広告手法の印象が悪いのでココマイスターはゴメンナサイ(×)。
 
 土日など出かけた際に靴巡りとともに財布巡りをしていて気になっていたのはビームスF別注のエッティンガーの長財布(グリーン)

 ステッチが白で、小銭入れ部分も上から出し入れする形なのがポイント。通常のエッティンガーの長財布だと横から出し入れする形でやや面倒くさそうな部分が解消されている。さすが日本人の使いやすさに配慮したビームス別注品。グリーンの色味が良いのと白のステッチが映えて良かった。

 小学生のランドセル作りや各種革製品造りで定評のある土屋鞄製造所のコードバンの小銭入れ付長財布。
 
 かなり造りは良く、コードバンのクオリティは絶品だった。手袋をしないと触らせてもらえないほど慎重に扱っていた。ただし、色がブラックとブラウンしかないのが惜しい・・・。

 メイドインジャパンの実力派オリジナルブランドGANZOのコードバン小銭入れ付長財布。

 GANZOのコードバンの長財布のクオリティも美しかった。特に水染めのグリーンの艶感・輝きが良くて、百貨店で何度も足を止めて革に見入ってしまった(笑)。

 関東ではまだ知名度が低いようだが、コードバン一括生産を行っているのは世界でわずか二社とされる姫路のタンナー「新喜皮革」のオリジナル・ブランドウォームスクラフツマニュファクチャーのコードバン小銭入れ付長財布。

 関東では恐らく阪急メンズTOKYOでしか扱っていないと思われる。店員さんに触らせてもらったが、この長財布も良かった。


 最近、バッグ類で目にするようになったPELLE MORBIDA ペッレ モルビダの長財布。オシャレ感はあるが、コードバンの財布を探すような人からすると革のクオリティがややチープな印象をもってしまうかもしれない。シボ感があって柔らかい革で使いやすいとは思ったが。

 その他、百貨店ではYUHAKU(ユハク)、CYPRIS(キプリス)、大峡製鞄、万双、FARO、ホワイトハウスコックスなどがあったが、私の中では今回は対象外だった。

 さて、どうしようか・・・。

 まず革にこだわりたい私としてはペッレ モルビダは今回は対象外。すると以下の4つになる。百貨店の店員氏が言っていたように、小銭入れ付の長財布のサイズ感は国内外のブランドともに概ね似たり寄ったりで以下に集約しているようだ。
【サイズ比較】
GANZO             縦 9.0 × 横 19.0 × マチ 1.8
ビームスF別注エッティンガー 縦 9.5 × 横 19.0 × マチ 2.0
土屋鞄製造所          縦 9.0 × 横 19.0 × マチ 2.2
ウォームスクラフツ       縦 9.0 × 横 18.5 × マチ 1.5
【機能性比較】
GANZO             カードポケット 10, 札入れ 1, 小銭入れ 1
ビームスF別注エッティンガー カードポケット 10, 札入れ 1, 小銭入れ 1
土屋鞄製造所          カードポケット 10, 札入れ 1, 小銭入れ 1 ,フリーポケット4
ウォームスクラフツ       カードポケット 10, 札入れ 1, 小銭入れ 1
【素材/価格比較】エッティンガーのみ牛革でそれ以外はコードバン。
GANZO             40,000円(税込43,200円)
ビームスF別注エッティンガー 45,000円(税込48,600円)
土屋鞄製造所          45,000円(税込48,600円) 
ウォームスクラフツ       45,000円(税込48,600円) 

 う~ん、ほとんど一緒じゃないか・・・(笑)。ここでウォームスクラフツは他ブランドとの比較で選考外へ。
 土屋鞄製造所も非常に良かったが、色がブラックとブラウンのみでグリーンやネイビーなどで探していたので今回は選考外へ。
 残るはGANZOとビームスF別注エッティンガーの日英戦争・一騎打ちへ。
 色はグリーン。エッティンガーは今まで持っていたが、英国王室御用達とは名ばかりか、上記の通り4年半も経たないうちに汚れが目立ちも縫い目もほつれて破れてしまっていたのが気になった。またエッティンガーというのも能がないのではないだろうか。

 やはりコードバンの美しさとメイドインジャパンにこだわり、GANZOにするか。しかし、結構持っている人が多く、被る確率がないだろうか。どうせなら被らないようにステッチやロゴの色を変えられるパターンオーダーをしに行こうか、と迷っていた。

 そんなとき、革の鞄を見ていた際に目にしたのがFUJITAKA(フジタカ)だった。IKETEI(イケテイ)なる変な名前の会社ながら、オリジナルブランドのFUJITAKAの鞄は造りが丁寧で革もクオリティが高く、伊勢丹メンズ館の鞄売り場の店員氏も「有名ブランドのOEMもやっていますし、経済産業大臣賞を受賞もするなど鞄の作りはFUJITAKAは間違いないので非常に良いと思いますよ」と本気で絶賛していた。
(ホームページからお借りしています)
 非常に興味が湧き、色々と調べてみると
 
 なんと靴好きには有名なイルチアのカーフレザーを表革に使い、裏革にはアノネイのボックスカーフを使用し、何層にも重ねて染める独特のカラーのパティーヌというシリーズの財布や
 
 コードバンのネイビーの小銭入れ付き長財布など種類も豊富にあるではないか。しかも、少しだけ見える遊び心っぽいカラーコンビネーションも好印象。現物を見ようと都内の百貨店を探してみたが鞄はあるものの、財布は殆ど取り扱っていなかった。
 ここでFUJITAKA(フジタカ)の財布も特別シードかの如く(笑)、急遽決勝戦に参戦。

メイドインジャパンによる東西対決。勝手ながらコードバン長財布の関ヶ原の陣、あるいは巌流島の決戦とでも呼ぶか(笑)?東は1917(大正16)年創業、日本橋に本社を構えるAJIOKAオリジナルブランド「GANZO」vs西は1941(昭和16)年創業、大阪市に本社を構えるIKETEIオリジナルブランド「FUJITAKA」。
【コードバン長財布】
GANZO           縦 9.0 × 横 19.0 × マチ 1.8
FUJITAKA         縦 9.0 × 横 19.0 × マチ 1.5
※ともに40,000円(税込43,200円)
※カードポケット 10, 札入れ 1, 小銭入れ 1 も同じ

 GANZOは何度も見て、触ったので、FUJITAKAも実物を見なくては。そして、浅草橋まで足を運んでFUJITAKAを見に行くのであった。

BARNEYS NEW YORK(バーニーズニューヨーク)のワンピースボタンダウンシャツ

2015-04-18 | オシャレ系
 先週、元町・山下公園に散歩に出掛けたついでにバーニーズニューヨーク横浜店に行った。以前、クレリックシャツを買ったのだが、なかなか生地も造りもしっかりしていて良かったので、クールビズ用のボタンダウンシャツでも買おうと思い購入。

 裄丈が長かったのでジャストフィットに調整してもらった。 





 オーソドックスだが、立体的な表情が特徴とされるカラミ素材のボタンダウンシャツ。日本製だ。



 ワンピースタイプ。襟元の曲線が良い。



 襟高もあり、生地にもコシと張りがしっかりしていたので購入に至った。ボタンの白も良い。

 

 ガゼット。どこのメーカーさんが作っているのかわからないが日本製。

 オンオフ兼用で使えそうだ。補正費含めて16,800円(税込18,144円)。

 ヴィンツェンツォ ルジェーロのシャツが気になる・・・。

武蔵小杉・元町・山下公園を散歩

2015-04-12 | 日記・雑感系
 天気が良かったので武蔵小杉のグランツリーに行ってみた。

 本当に高層マンションが凄いな。武蔵小杉は。三井不動産のパークシティなんて、あれはもうホテルみたいなもんだろ(笑)。


 グランツリーの正面入口。  


 屋上に公園があるというので行ってみたが、未就学児向けかな。



 何度見てもマンションが高い!

 グランツリーは結局、妻・子どもとアイスを食べてすぐに退散してきた(笑)。ちょっと騒がしいし、フードコートのママさんの席どり合戦が浅ましくて見えて無理かな。


 そのまま足を延ばして元町へ散歩。


 それなりの人。


 ちょっと歩いて、港の見える丘公園・山下公園へ向かう。


 みなとみらい方面を見る。良い景色だ。


 ホテルニューグランド


 バーニーズニューヨークに寄る。クールビズ用にワンピースのサックスブルーのボタンダウンシャツを購入。生地がしっかりしていて、襟立ちが良かった。
 ヴィンツェンツォ ルジェーロ(VINCENZO DI RUGGIERO)のチェックっぽいブルーのシャツが非常に良かったが、とりあえず今度にしよう。

 



Perfetto(ペルフェット)をパターンオーダーする【阪急メンズ東京】

2015-04-11 | オシャレ系
 4月に入って天気が悪い日が続く。先週も花見をしようと思ったのに生憎の雨。今週は冬のような寒さもあったし、春の暖かな陽射しを受けながら外回りに行く春のイメージが全くなかった。
 
 今日も午前中は雨・・・・。

 なぜこうも雨が多いのか・・・。お昼頃に雨がやんだことから気分転換に阪急メンズ東京で開催されていたPerfetto(ペルフェット)のパターンオーダー会を見に行った。



 ペルフェットに限らず色々な靴のパターンオーダー会が開催されていたので、土曜日ということもありお客さんがそれなりにいた。


 こんな感じでテーブルにペルフェットの靴が並べられていた。アッパーの革やライニングの見本が置いてあったので見せてもらい、近くにいた担当の方に話を聞いたみた。

 するとその方は、ペルフェットデザイナーの島村真如氏だった。

 お~、これは私のペルフェット愛・国産ブランド応援の想いを直接伝えるしかないと考え(迷惑・・・笑?)、島村氏に色々話を伺った。

 履いていた6411の靴や当ブログのペルフェットに関する記事をスマホで見せると、島村氏も「!」驚かれた様子で私のペルフェットの記事を見たことがあった、とのこと。

 嬉しいやら恥ずかしいやら・・・(笑)。

 あの羽の生えた馬が神様を引っ張るような姿のペルフェットのロゴも島村氏が考案したとのこと。靴の勉強でイタリアに滞在経験もあるそうだ。

 ただ見に行っただけのつもりだったけど、島村氏の人柄も非常に誠実で気さくに色々とお話を聞かせてくれたので(オフなのに名刺交換までしてしまった・・・笑)、結局記念にパターンオーダーをすることにした。ビジネス用のブラックにしようか、オフ用のブラウンにしようか迷ったが、オフは以前パターンオーダーしたダブルモンクがあるので、今回はビジネス用でオーダーすることした。
 
 仕上げやデザインなどは以前からパターンオーダーを考えていたのですぐに決まったが、迷ったのがアッパーの革。イルチアの黒にしようと思ったけど、見本帖で良いと思ったのがゾンタとアノネイのボカルーの革。見本帖のゾンタの革は少しだけ薄くムラ感があり(ほとんど分からないのだが)、アノネイのボカルーは綺麗な光沢感が特徴。どちらにしようか迷ったが、アノネイは既製品でも買えるので、ゾンタで決定。ビジネス用なので島村氏のお勧めもあり、ムラ感のない黒のゾンタでお願いした。
 
 1足10万円以上もするような海外の超高級ブランドも一部ゾンタを使っているところもあるので(革のランクは色々あるだろうが)、その意味では自分の足に合ったラストさえ把握していれば、ゾンタの革を使って自分好みにオーダーできるパターンオーダーは合理的な価格設定と言えるだろう。

【オーダー内容】
■レベルソ仕上げ
■ピッチドヒール
■スワンネックステッチ
■コバはダークブラウン
■コバの縫い糸もダークブラウン
■アッパーの革はゾンタの黒(確か「ゴールデンヒル」?「ゴールドアニル」?だったかな?)
■ライニングは島村氏お勧めの汗を吸収しやすい素材でお任せ(明るいブラウン調だそうだ)
■靴底はブラウン×バーガンディーのバイカラー仕立て
■紐は幅が太めの平紐

→〆て 65,000円(税込70,200円)。相変わらず消費税が高い。

 島村さん、話にお付き合いを頂きまして、有り難うございました!

 さて、どんな靴が出来るのか非常に楽しみだ。できるのは夏前かな。気長に待とう。

 なお、パターンオーダーをしたお客さん向けに、ということで阪急メンズ東京からプレゼントをもらった。

 靴のお手入れセット。ブートブラックだ。


 開けてみるとブラシ、靴磨き用のクロス、ツヤ革専用保湿クリーム、シュークリーナー(汚れ落とし)が入っていた。税込で2000円前後はするだろう。

 ペルフェットデザイナー島村さんと話せて良い1日となった。 

入学式

2015-04-06 | 日記・雑感系
 今日は全国各地で小学校や中学校の入学式だったようだ。うちも次男の小学校の入学式。天気も晴れてくれて学校に咲いていた桜がこどもたちの入学を祝福してくれているようだった。

 嬉しいんだけど、時間が流れることの寂寥感・・・。

 
 自分も少しずつ年をとっている・・・。


 桜の綺麗な花びらが暖かい風に吹かれて落ちて舞っていく様を見ていて、病気でもなんでもないけど「いつか死ぬんだな・・・」と若干、無常感にとらわれて感傷的になる・・・。

 
 まあ、こうして晴れた日のお日様の温かい光の下で入学式を迎えることができる、ごくありふれた平和な日常を噛みしめて感謝するほかない・・・。


 そして、家族でお祝いのランチ。


 
 家族写真も撮った。


 もう入学式はないから、これが最後かな・・・。


 家族が幸せで日本が平和でありますように・・・。

春夏のジャケット

2015-04-06 | オシャレ系

 春夏に軽く着られるジャケットを購入。ロロピアーナのウール・シルク・リネンの三種混生地「SUMMERTIME」で作られたもの(日本製)。   









 茶色のボタンが購入の決め手。


 3つボタン。段返り。サイドベンツ。


 薄いピンクのボタンダウンシャツに少し光沢感が見られるネイビージャケット。


 土日が天気が悪くて残念だが、これから晴れた日に出かける時には出番があるだろう。