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俳優チェ・ミンシク氏ファンが綴る覚え書き+韓国旅+勉強ブログ。

『悪魔を見た』公式サイトの翻訳

2010-07-05 | 映画『悪魔を見た』(亜熱帯の夜)
『悪魔を見た』●(韓国語)
「公式サイト」(@「악마를보았다」というタイトルロゴをクリックすれば先に進みます^^)

「MOVIE INFO(映画紹介)」内
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シノプシス

悪魔のような連続殺人魔、そして・・・
彼によってフィアンセを失い、その苦痛を骨の中深くし返そうとするある男

彼らの狂気にじむ対決が始まる

国情院(=国家情報院)警護要員の“スヒョン(イ・ビョンホン)”はフィアンセのジュヨンが残忍に殺害されるや、自分にとって一番大切な人を守ってやれなかったという自過感と怒りで、最も苦しい復讐を誓う。
スヒョンは連続殺人魔“チャン・ギョンチョル(チェ・ミンシク)”が犯人であることを割り出し、死ぬほどの苦痛を与えては解放することを繰り返しながら凄絶な膺懲を始める。
しかし悪魔よりもっと悪辣な殺人魔ギョンチョルは、生まれて初めて出会った対等な敵手の出現を楽しみ、反撃に出始めるのだが・・・。

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プロダクションノート

(01)
韓国映画界を代表する3人の男の出会い
新しく強烈なスリラーの誕生!


5編の長編、そして4編の短編映画まで、たった1度も同一ジャンルの作品を作ったことがないキム・ジウン監督。コメディ、ホラー、ノワール、ウェスタンなど毎回新しい領域で彼だけの独特なスタイルでいつも“キム・ジウン印”という修飾語をジャンルの前につけては観客を興奮させてきた彼が、今回は『悪魔を見た』を通じスリラー映画をお披露目する。また彼の長編デビュー作『静かな家族(クワイエットファミリー)』以来12年ぶりに嬉しい再会をしたチェ・ミンシクと、『甘い人生』『ノムノムノム』に続き彼の映画に3回目の出演、キム・ジウン監督のペルソナと呼ばれるイ・ビョンホン。名前だけでも韓国映画界を代表する2人の俳優が、殺人と復讐というメインテーマを演技する。『悪魔を見た』はスリラー映画の固有する文法をキム・ジウン監督がどのように変数し作り出すのか、熱い3人の男のシナジー(=相乗)がどうやって発現するのか、新しく強烈なスリラーに対して期待感を刺激する。


(02)
2010年スクリーン最高のビックマッチ。イ・ビョンホンVSチェ・ミンシク
彼らの狂気じみた対決が始まる!


カリスマという単語が陳腐になるほど強烈な俳優チェ・ミンシク。『親切なクムジャさん』以来まる5年、観客は彼だけができる個性と力を備えた“強い”キャラクターに向けた渇きを我慢せねばならなかった。『悪魔を見た』で殺人を楽しむ連続殺人魔という悪役で5年ぶりに復帰するチェ・ミンシクは、その渇きを潤してくれるだろう。『ノムノムノム』『G.Jジョー』『I come with the rain』「アイリス」、スクリーンとテレビを行き来することはもちろん、ハリウッドと日本まで、文字どおりワールドスターのイ・ビョンホン。彼が『悪魔を見た』で呼び出した人物は、連続殺人魔ギョンチョルによってフィアンセを失い苦痛をそっくりそのままし返そうとする男だ。「この映画をつくる監督だが、原初的な男性像を噴出するチェ・ミンシクと繊細な表現力のイ・ビョンホン。くっきり対比された2人の火花飛び散る演技対決を、ファンの1人として期待している」というキム・ジウン監督のクランクインの所感のように、2人の俳優の熱くて強烈なエネルギーは2010年夏をより熱くしてくれると期待される。


(03)
殺すことが復讐でない!異色な復讐劇『悪魔を見た』

連続殺人魔と復讐をテーマにした映画が乱舞し、映画よりむしろもっと映画らしいことが繰り広げられている現実。しかし『悪魔を見た』は“復讐”という珍しくないテーマを新しい方式で接近している。フィアンセを残忍に殺害した殺人魔を追うスヒョン。愛する彼女の死体の前で流した涙は熱かったが、彼の復讐は犯人を殺すことで終わらないため限りなく冷たい。彼は恋人がうけた苦痛を骨の中深くにし返そうと、ギョンチョルに死なない程度に持続的な苦痛を与えることを繰り返すゾクッとする姿に変わっていく。ギョンチョルもまた、他人の命を支配することを楽しみ、この上なく残忍に殺人を犯す人物だが、それ以上のものがある。スヒョンによって死に近いリンチをうけながらも、むしろ彼との対決を楽しみ、スヒョンに再び復讐をしようとするギョンチョルは、既存映画の中の連続殺人魔のキャラクターとは確然に違う。犯人を捕まえる過程のミステリーとスリルから面白さを見つける一般的なパターンと異なる映画序盤、すでに殺人魔の生態が明らかになっているにも関わらず緊張感がだんだん上昇する『悪魔を見た』。観客は単純な善悪の区分に立脚、正義な方を味方する一般的な観覧経験と違い、2つの立体的で魅力的なキャラクターの攻防に同乗、息詰まる緊張感を全身で体感する独特な映画的な体験ができるだろう。