500 MILES (ch.o1)

俳優チェ・ミンシク氏ファンが綴る覚え書き+韓国旅+勉強ブログ。

新緑の全羅道の旅(その6)

2009-05-30 | 韓国旅行記(旅程)
●5月5日●
この日、韓国でも「子供の日」で休日。
人が多いことは重々承知ですが、タイトな日程上、仕方がないですね、、、。
この時期、全羅道では各地でお祭りが開催されているんです。
南原(ナモォン)や潭陽(タミャン)も気になりましたが、
今回は高敞(コチャン)の「麦畑祭り」と咸平(ハムピョン)の「蝶祭り」の2つをハシゴすることに。


まず「麦畑」会場は、市外ターミナル8時35分発のバスを前日に確認していました。
これ逃すと次は9時25分・・・と頭の中では分かっていても、行動に移せない旅の中日の朝。
いくらターミナル裏とは言え、宿でゆっくりし過ぎて5分前にチェックアウト。
フロントで声をかけても誰も出てこないので、
仕方なく昨日少しだけ話しをした商店のアジョッシに急遽ヘルプ~!!
もう急いでたから、あたふたと半ば強引に(笑)コロコロを預かってもらいました。

次はバス乗車ですが、あらかじめチケットを購入しなければいけないそう。
そこで二手に別れることに。
キムチさんは切符購入へ、ワタシはバスを確認し運転手さんに事情を話し止めていました。
36分にドアを開けたまま動きだしたところへ、キムチさんが戻ってきて無事乗車。
乗客のおばあちゃんに「1分遅刻よ~」とか笑いながら言われちゃったけど、これぞチームプレイ(笑)。


20分ほどでムチャンという町へ到着。
うわー、エエ雰囲気醸し出してるターミナルですなぁ(´▽`*)スキ

バスを降りるも何も分からず、運転手さんが何処へ行く?というので、
「麦畑祭り」と答えると、あの商店前から乗り換えだと。


おぉッ、ここッスね。これまた素敵。
店内では数人のおばちゃん・おじさんが談話中で、また「何しに来た?」と。
奥に時刻表が貼られていましたが、予想通りバスは時間が合わず。(@1日7便ほどしかない)
写真に看板が写っていますけど、こっからまだ6キロ先。
はす向かいにあるタクシー会社からタク移動することにしました。
じーちゃん運転手は運転もゆ~~~っくり、話しもゆ~~~っくり(笑)。


「高敞麦畑祭り」の会場~。
早速、目の前に鮮やかな緑の麦畑が広がりましたが、まずは腹ごしらえ♪

まだ9時半なので準備中のブースが多かったかなぁ。
パンフレットを見ると、ステージでの催しは11時~だと書かれています。
もちろん普通のものではなく高敞ならではものが食べたいなと探してると、
「覆盆子(ポップンジャ)冷麺」「ヤンプンの麦ビビンバ」「覆盆子ジャージャー麺」発見。


このうち前2つのメニューがあったこのお店に決定ッ。


覆盆子冷麺。
近所の妖怪ストリートの「妖怪ラーメン」を彷彿とさせる紫麺(笑)。

開店間もなかったので、隣ではバイトくん(高校生)がまかないを食事中。
ヤンプン麦ビビンバに、おそろしくコチュジャンを入れて混ぜ混ぜΣ(゜∇゜;)オモッ
不思議なことに、お水を食べ終わった後に一気に飲むんですよね。


さてさて麦畑~!!(展望台から激写)
パノラマでないから、あまり臨場感が伝わらないと思いますが、

映画やドラマの撮影地としても使われていて、
『トンマッコルへようこそ』、「食客」、『出会いの広場』、
『お母さん』、『とかげの可愛い嘘』等の段幕がありました。


高敞のマスコットたち。
離れたところにいたのですが、マスコット好きキムチさんが走っていき捕獲してくれました(笑)。

聞けば「モロモロ」という名前で、世界遺産のコインドルをモチーフにしたキャラクター。
しかし親たちが「メジュよ」と教えるもんだから、
子供達は「メジュ~メジュ~」と叫びながら近寄っていきます。
メジュ・・・味噌を作るときにできる長方形の固まりのことで、
”ブサイク”という意味でも使われるコトバ(笑)。
(@ドラマ「ありがとうございます」を見た方はお分かりですね^m^)
いや、確かにメジュにも見えますけどね・・・かわいそうやん・・・。


1000wで覆盆子のフローズン。
この店では覆盆子の粉末も売っていました。
通常2万数千wのところ、祭り価格2万wで良いと言われ悩みましたが、
使い道を聞いていてもパッとしなかったので買いませんでした。

結局、向かいのブースで覆盆子の飴とゼリーを購入。
さすがに瓶酒は持って帰るのが大変なので諦めましたが、
キムチさんはしっかり買ってましたね(笑)。

ところで購入後、店員さんが「ここに署名して行ってください」と紙を渡してきます。
「宗教関係かな、、、」と、あまり乗る気なく文章を読み進めて行くと、
どうやら山火事関係の署名のよう。(@最後まで読み切れなかった)
じゃいいやと署名すると(名前とサインだけ)、なんと麦味噌をデーンとくれましたよッ。
何て太っ腹やねんッΣ(゜∇゜;)
これこそ重いけど、タダに勝るものなし。しっかりお持ち帰り~(笑)。


そしてメジュ・・・じゃないモロモロのお土産も購入。かわいいー♪
モロモロの付箋を3つ買ったら(@韓国語教室のお土産に最適)、
「少し色あせて売り物にならないから、どうぞ」と、おまけにポストカードもくれました^-^v


さて、そろそろ次に移動しなくちゃ。(田舎の移動は待ち時間が長いので)
ちょうど空車のタクシーが通ったので、とりあえずムチャンまで戻ろうと乗車。
運転手さんは日本語で歌ってるトロット音楽を流してくれました。
ワタシは『釜山港に帰れ』ぐらいしか知りませんでしたが、
日本語で歌われているトロットも結構あるんですねぇ。(1番:韓国語、2番:日本語とか)

話しているうちに、これから高敞→咸平へ移動することを知ると、
「本当は高敞まで20000wだが、特別に10000wで送ってやる。どうだ?」と。
私は思わず安さにビックリして「えッ!?」と声を上げると、
不服の「え」かと思われ怒られちゃいました(笑)。
会場~ムチャンまでのタク代が8000w。(@たぶん規定)
ムチャン~高敞までのバス代が1人1000wだから、それと同値じゃないですかッ。
もちろん2人揃って「お願いしますッ!!!」。
お陰で後のスケジュールを余裕もって移動することが出来ました(・∀・)v

このアジョッシ曰く、「日本人は細かくスケジュールを立てる」。
まさしく今のワタシたち、スケジュールぎっしり詰め込んでます(笑)。
短い滞在で、行きたいところが多いから仕方ないんですよ。。。

高敞市外ターミナルで降りるとき、キムチさんはしっかり名刺をもらってました。
いつか高敞を再訪するときに指名してお世話になるんですな、、、さすがちゃっかり者♪
まだ(世界遺産の)コインドルも禅雲寺も残してますしね^^

そして時刻表を確認すると咸平行きのバス・・・次は10分後~ッ!!
急いで商店のアジョッシのところへコロコロを引き取りに。
お礼は、2人でバナナ牛乳を買いました。(カムサハムニダ^^)

バスはもう入っていて、すぐに乗車。
ここはチケット買わなくても、運転手にお金を渡すだけでオッケーでした。
基準がいまいち分かりません。運転手さん次第?


途中停まったターミナルで、蝶の絵が描かれたバス発見。
もうね、、、咸平はいたるところに蝶・蝶・蝶・・・でしたよ(・∀・)v

(つづく・・・)

【記事】『ヒマラヤ~風がとどまる所』(メインポスター+予告編)

2009-05-28 | 映画『ヒマラヤ~風がとどまる所』
公開を目前にしてメインポスターと予告編が公開されました。
オッパ、英語喋ってはりますやーん。



OSEN●(韓国語)
「チェ・ミンシク復帰作『ヒマラヤ』、メインポスター公開」

>이번에 공개한 본 포스터는 광활하게 펼쳐진 ‘눈으로 만든 집’ 히말라야의 설산이 시선을 끄는 가운데 그 아래로 나란히 앉은 최민식과 아이의 정다운 모습이 이채롭다. 피리를 불고 있는 아이를 바라보는 최민식의 온화한 표정과 “바람을 타고 희망이 불어온다”라는 감성적인 문구가 희망을 머금은 영화의 전반적인 분위기를 고스란히 드러낸다.
(このたび公開されたメインポスターは広大に開かれた”雪でつくった家”ヒマラヤの雪山が視線をひく中に、その下で並んで座っているチェ・ミンシクと子供の睦まじい姿が目立っている。笛を吹いている子供を眺めるチェ・ミンシクの穏やかな表情と、”風に乗って希望が吹いて来る”という感性的な文句が、希望を含んだ映画の全般的な雰囲気をそっくりそのまま見せている。)

>함께 공개된 예고편은 ‘도르지’의 유골을 전하기 위해서 무작정 히말라야로 떠난 ‘최’의 여정을 따라간다. 실제 양복에 구두를 신고 등반한 최민식이 히말라야를 오르며 힘들어하는 모습에서 마치 히말라야를 함께 오르는 듯한 묘한 경험을 제공한다.
(一緒に公開された予告編は、”トルジ”の遺骨を届けるために、無計画にヒマラヤへ発った”チェ”の旅程を追って行く。実際背広に靴をはいて登ったチェ・ミンシクがヒマラヤを登りながら苦しがる姿からは、まるでヒマラヤを一緒に登っているような妙な経験を与える。)

>‘최’의 발걸음 닿는 곳마다 펼쳐지는 경이로운 풍광의 히말라야, 그리고 그곳 어딘가에서 불어온 바람으로부터 희망을 발견하는 주인공의 모습은 “외롭고 고달픈 영혼이 치유되는 그 곳”이라는 카피와 절묘하게 어울린다.
(”チェ”が足を運ぶ所ごとに開かれる驚異的な風景のヒマラヤ、そして何処からか吹いてくる風から希望を見つける主人公の姿は、”寂しくて、疲れてしんどい魂が癒される所”というコピーと絶妙に合う。)

>마지막 장면에서 자연과 사람에 서서히 동화돼 더 이상 낯선 이방인의 모습이 아닌 ‘최’의 밝은 미소는 삶의 희망을 발견하게 할 ‘히말라야’에 대한 궁금증을 자극시키기에 충분하다.
(最後の場面で自然と人に徐々に同化されて、これ以上は不慣れな異邦人の姿ではない”チェ”の明るい微笑みは、人生の希望を見つけられる”ヒマラヤ”に対する気がかりを刺激させるに十分だ。)


↓予告編の動画はコチラ

YTN●(韓国語)
「風が運んできた希望・・・”ヒマラヤ”」

>오는 6월 개봉하는 배우 최민식의 복귀작 '히말라야, 바람이 머무는 곳'의 예고편이 공개됐습니다.
(来たる6月に封切りされる俳優チェ・ミンシクの復帰作『ヒマラヤ~風がとどまる所』の予告編が公開されました。)

낯선 땅 히말라야로 떠난 '최(최민식)'의 여정을 고스란히 담아낸 예고편은 희망의 기운을 전하면 영화에 대한 기대감을 고조시킵니다.
(不慣れな地・ヒマラヤへ発った”チェ(チェ・ミンシク)”の旅程をそっくりそのまま盛り込んだ予告編は、希望の精気が伝われば映画に対する期待感を高めてくます。)

영화 '히말라야, 바람이 머무는 곳' 네팔인의 유골을 전하기 위해 히말라야를 찾은 남자(최민식)가 그 땅에 머물고 있는 바람이 전해온 막연한 희망의 기운을 느끼게 되는 이야기입니다.
(映画『ヒマラヤ~風がとどまる所』。ネパール人の遺骨を届けるためにヒマラヤを訪ねた男(チェ・ミンシク)が、その地にとどまっている風が伝えて来た漠然たる希望の精気を感じるようになる話です。)

지금 동영상 보기를 클릭하시면 영화 '히말라야, 바람이 머무는 곳'의 예고편을 보실 수 있습니다.
(動画の表示をクリックすれば、映画『ヒマラヤ~風がとどまる所』の予告編を見ることができます。)

全州(チョンジュ)「全州マッコリ」/三川洞マッコリ通り

2009-05-26 | 韓国旅行記(ソウル以外)

全州・三川(サムチョン)洞のマッコリ通り。


マッコリ大好きなキムチさんと全州訪問の際には絶対行こうと決めていました^m^


タクシーの運転手さんも言ってた「ヨンジンチプ」は残念ながら営業しておらず。
その近くの流行ってた「オンシミ」は満席。
そこで「全州マッコリ」という、スタンダードな店名に入ることに~。


ここも店内はほぼ満席。運良く1テーブル空いていました。
パスをぶら下げた映画祭関係者の方もいらっしゃってたり。
あのオレンジのケースにマッコリ瓶がいっぱい入っています^Q^


壁には一面にラクガキ。
冷蔵庫にまでラクガキが。中には日本語もありましたよ。


運ばれてきたヤカンにはマッコリ~♪
アルコールって感じがほとんどなく、フルーツ酒みたいにゴクゴクいけちゃう甘味。
ワタシみたいなお酒弱い人間は、調子こいて飲み過ぎないように気をつけなければッ。


適当に並べられるパンチャン。海の物が多かったかなぁ。


ポンテギとコマクさん(灰貝)のツーショット!!
めでたくコマクさん初挑戦。めっさプリプリで美味しい~~~ラブッ!!
(@ポルキョで「鼓膜?」と空耳アワーした思い出のあるコマクさん)

 
弘大で食べたやつ、この緑の物体がスープに入ってたんですよ。
日本語でカワニナ。接写しすぎて超ピンボケですけど。
しかし1つ1つほじくって取り出すのが面倒・・・。

他にもキムチさん好物エビやチヂミなども後から出てきました。
これで13000wだったか15000wだったか。(忘)
こういったお店のシステムは何処もほぼ同じ、何人で行っても同じ対応で、
ヤカンを追加するごとに次々とグレードアップしたパンチャンが出されるみたい。
少人数ならスルゴレ(=飲兵衛)の人を連れて行くべしです^m^

当日の行動はコチラ
「新緑の全羅道の旅(その1)」


【記事】カムバック、チェ・ミンシク8ヶ月ぶりに公式の場に上がる

2009-05-26 | 映画『ヒマラヤ~風がとどまる所』
いよいよです^-^

mydaily●(韓国語)
「カムバック、チェ・ミンシク8ヶ月ぶりに公式の場に上がる」

>최민식은 오는 29일 오후 2시 서울 왕십리 CGV에서 열리는 영화 ‘히말라야, 바람이 머무는 곳’(감독 전수일, 이하 히말라야) 기자시사회 및 간담회를 통해 공식적인 자리에 모습을 드러낼 예정이다.
(チェ・ミンシクは来たる29日午後2時ソウル往十里CGVで開かれる映画『ヒマラヤ~風がとどまる所』(監督チョン・スイル、以下ヒマラヤ)の記者試写会及び懇談会を通じて公式的な席に姿を現わす予定だ。)

<中略>

>최민식은 컴백작 ‘히말라야’에서 네팔인의 유골을 전하기 위해 히말라야를 찾은 기러기 아빠역을 맡아 해발 4000m가 넘는 고봉에 오르는 등 영화에 대한 열정을 드러냈다.
(チェ・ミンシクはカムバック作『ヒマラヤ』で、ネパール人の遺骨を届けるためにヒマラヤを訊ねたキロギパパ役を引き受け、海抜4000mを超す高峰に登るなど映画に対する熱情を見せた。)

>‘히말라야’는 지난해 부산국제영화제 월드 프리미어를 통해 공개된 뒤 전회 매진 사례를 기록했으며 오는 7월 3일부터 열리는 제44회 카를로비바리 영화제 국제경쟁부문에 초청됐다.
(『ヒマラヤ』は昨年、釜山国際映画祭ワールドプレミアを通じて公開された後、全上映売切を記録し、来たる7月3日から開かれる第44回カルロヴィヴァリ映画祭の国際競争部門に招請された。)

>최민식은 부산국제영화제를 통해 만난 관객들과의 대화에서 “이 영화는 호기심에서 출발을 했다. 히말라야라는 곳은 누구나 한번쯤 가보고 싶다는 미지의 땅이고 저 또한 히말라야를 가보고 싶었다”며 영화 출연을 결심하게 된 계기를 설명했다.
(チェ・ミンシクは釜山国際映画祭を通じて出会った観客との対話で、”この映画は好奇心から出発をした。ヒマラヤという所は誰もが一度行ってみたいと思う未知の地で、私もヒマラヤを行ってみたかった”と映画出演を決心するようになったきっかけを説明した。)

新緑の全羅道の旅(その5)

2009-05-24 | 韓国旅行記(旅程)
帰国後、初めてお昼を家で過ごしています。
洗濯物は流石に片付けたけど、他のものはそのままコロコロの中。
今日こそわけわけしよ・・・


さてさて5月4日の続きです。辺山半島の塩田で有名なコムソ(・∀・)v


海側にはチョッカル(塩辛)市場が並んでいるのですが、
そっち方向に火事?と心配しちゃうくらいモクモク煙・・・じゃなくて霧が。
この辺は霧が発生しやすい地形なんでしょうかね?


前を走るトラクターの追い越し待ち(笑)。のどかッスー。
ところで運転席に1日の運行スケジュール表が貼られていたのですが、
あっちこっちそっちこっちの路線を30分ほどのインターバルで朝6時~21時までギッシリでした。
もし1人の運転手さんでだとすると何時間労働・・・。

15分ほどでチュルポという小さな町に到着。
ここで高敞(コチャン)行きのバスに乗り換えます。
若い運転手さんがターミナルの場所を教えてくれました。


ソウル便も1日1便走っているチュルポ市外ターミナル。
隣のタクシー会社と切符売りのおばちゃん家の台所が中で直結。
何かチゲのエエニオイ漂わせてるしッ(笑)。
おばちゃん「高敞?さっき出たところだから次は5時20分だね」
と言い、夜ごはんの準備に戻って行きました・・・。
念のため時刻表で確認し、出発までチュルポの町を散策することに。

薬局であるものを探してたのですが(@ソウルでは売り切れ続出という)、
光州(クァンジュ)でも見つからなかったのが残念でした。

時間が近づいたのでターミナルへ戻り、5分前にようやく切符を売ってくれました。
中のベンチでのんびりしてたら、離れたところに1台のバス停車Σ(゜∇゜;)!!
急いでコロコロをガラガラ転がし駆け寄ると「高敞」の文字確認。ふぅ~。

10分ほどウトウトしてたら、何処かの停留所に止まったみたい。。。ん???


このウサギ、見覚えありッ!!!
初めて地方旅をしたとき木浦(モッポ)→全州(チョンジュ)のバスから。
たぶんフンドク市外バスターミナルかな?

チュルポ→高敞までは約30分。
高敞バスターミナルに到着後、まずは今夜の宿探し。
運転手さんが「これからどうするの?」と話しかけてくれました。
ターミナルの裏側に集まっているそうで、適当に選び30000wで即決。

ところでこのモーテル。設備は申し分なかったのですが・・・
泊まった部屋の鍵の調子が悪く、慎重に優し~く取り扱わなければならないらしく、
フツーに閉めたら、それだけで壊れやがったのッ。
腹を立てたアジョッシが飛んできて嫌な単語連発。
こっちも「チェーソンハムニダ」言いながら、日本語つーか関西弁で文句言って晴らしましたけどね。
結局、帰ってきたときは直ってたけど、翌朝最後に出るまで外出禁止(笑)。
まぁ内ドアの鍵があるので安全面では問題ないかと。


さて気を取り直して(というか、あまり気にしてられないw)
日が暮れないうちに歩いて高敞邑城(コチャンウプソン)を目指します(・∀・)v
ターミナルから歩いて15分ぐらい。途中に市場もあるので散歩感覚で。


高敞のマスコット。
彼らについて詳しくは翌日の日記で・・・。


高敞邑城の前には観光案内所があります。
確か入場料いるはずですが誰もいないので勝手に入場。
1周するには広すぎるので、ロケ地中心にコースを決めて回ることにしました。
ずっとパンソリが(テープで)流れていて雰囲気チョアチョア♪


ここがパンフレット写真でよく使われているカットですね♪
ドラマでも「風の絵師」で少し出てきました。(馬が走るだけのシーン)
ワタシは未見ですが「ファンジニ」でも使われたらしく、
”Cの字”に見える場所でキムチさんが喜びの舞いを。
一緒に踊れなくて申し訳ないッスー(笑)。

中には『王の男』で使われた竹やぶがありました。薄暗くて不気味、、、。


ちょうど夕日にも遭遇できました。(バカップルが邪魔でしたが)
あっちの方、たぶんプアン方面、やっぱ霧でかすんでいます。


さてさて夜ごはんにしましょう(・∀・)v
高敞と言えば、覆盆子(ポップンジャ)。そしてウナギーーーッ!!
入口の観光案内所のお兄さんにウナギ屋さんを紹介してもらいました。


その道の途中、ライトアップされた高敞邑城。
遠くから見るのも何だか登り龍みたいで幻想的でした(´▽`*)

さてさて辿り着いたウナギ屋さんは「ウジン」というお店で、塩焼きにしていただくそうな。
気さくなお姉さんが、開いたウナギを持ってきて、目の前の鉄板で焼いてくれる。
韓国でこのスタイルは初めて。ニンニク等も思い通りに焼けて良いッスね。


厚みがあるから、裏表を焼き切った後は縦にして焼きます。

タレは通常のタレに、コチャン名物・覆盆子が入っているそうです。
ほんのり甘酸っぱさがあるタレ。これお持ち帰りしたかったなぁ。

酔っぱらいアジョッシたちに絡まれないよう注意しながら、
(私たちが日本人だと分かり、日本のこと論議してるんですが、
声がデカすぎて全部丸聞こえだつーのッ!!)
お店の人に呼んでもらったタクシーでターミナルまで。


明日も引き続き天気には恵まれそう。(てか夏!!)
祭りを2つハシゴし、最終は光州で泊まる計画を立てたのでした
そこでバスの時間をチェック。
その際近くの商店のおじさんと話し、この出会いが明日お世話になることに・・・(笑)。
近くのコンビニで買い物して、宿に戻りました。

(つづく・・・)

今日は何の日~♪

2009-05-21 | チェ・ミンシク氏
ミンシクオッパの誕生日ですv^-^v

相変わらず陰暦でのお祝いは慣れないですけど、
今年も日本からチュッカ トゥリョヨ~~~!!(おめでとうございます~~~!!)

ちなみに黄金週間にオッパに会ってきました!!
ソウルではなく・・・全羅南道の咸平(ハムピョン)という小っちゃな町で・・・。
証拠写真だって、ほら~








あれ?何かオカシイデスカ??^m^


んで、6月11日に公開される『ヒマラヤ』!!!
何としてでも観に行きたいけど・・・日にちも調整できないし、毒感も・・・。


27日に弘大で先行上映されるそうです^^


そうそう、やっと『追撃者(チェイサー)』観ました。

『コウモリ』も結構好きですが台詞の詳細が理解できないので保留にすると、
この『追撃者』が間違いなく今年観た映画ナンバーワン~!!かな。

前者は開始15分ほどでガンホ氏がバンパイアになったけど、
後者は開始15分ほどで連続殺人の犯人があっさり捕まり自供。
だけど2時間強の長い上映時間を気にしない位ののめり込み様でした。
おかげで体調悪かったのが、さらに悪くなりましたけどね(苦笑)。
みんながススメてきたのも納得ですわー。ワタシ好み。

あ、キム・ユンソク氏のくたびれ具合があまりにも似ていたので、
この役をオッパが演じたらどうだっただろうと何度も考えてしまいましたね。。。
ワタシには仕方ないか。

そしてオジョッ!!!
何で「オジョッ兄貴」って呼ばれてたのか謎が解明(笑)。
日本語訳では「まぬけ」って確か訳されていましたっけ。うける・・・。

はよ韓国版DVDを買って、もっかい観て、ロケ地も巡ろ~っと♪(笑)

新緑の全羅道の旅(その4)

2009-05-20 | 韓国旅行記(旅程)
●5月4日●
旅3日目。8時過ぎに格浦(キョッポ)の宿出発。
昨日とそのまま、相変わらず濃い霧がかかっています。寒~ッ。
持ってきた長袖モノを着こんで対応しました。


彩石江(チェソクカン)ってこんな感じの海蝕断崖。
たぶんこの向こう側に大きいのがあって見所なんじゃなかろうかと。
またの機会に見に行きたいものですー。

8時35分発、来蘇寺(ネソサ)行きの市内バスに乗りました。
いつもの前ドアに近い席に座ってたけど、
次々に道端で(@バス停ではない)おばあさんを乗せていき、すぐに車内は満席に。


おばあさんが詰め寄ってくるので、仕方なく1番後部座席へ移動しました。


右手に広がるチュルポ湾の干潟。
潮干狩りしている風の人もちらほら見えました。
うっすら向こうは高敞(コチャン)郡。

9時過ぎに到着。
入口で駐車整備してたお兄さんにコロコロを預かってもらいました。


緑豊かな参道を10分ほど歩くと来蘇寺の建物が見えてきます。
ナミソムみたいで良いのですが、低い声で説法テープが流れ続けているのが怖い、、、。
入口のところが「チャングム」の撮影で使われたらしく案内板がありました。

境内を1周して、お土産店で色々購入して、今日のメイン・・・
いざ直沼瀑布ーーーッ(・∀・)!!!
・・・と意気込んだのも束の間。
数分後には「脱ぐ~ッ!!」と半袖姿になるほど汗だく。
朝の濃霧で寒かったのと対照的に、気温も上がり天気も良くなってきました。


しばらくすると来蘇寺を上から眺めることが出来ました。
まだこんなの序の口。


岩を登っていくところ、急斜面の連続。
高所恐怖症でもあるワタシは本当に引き返したかったッス(笑)。
前を歩いていた子供連れの家族はここで諦めて引き返していました。
キムチさんはハルラ山(韓国で1番高い山)に登ったことがあるのですが、
それよりもこっちの方がキツイって。どんだけぇーーー!!!


やっと1つの山の頂上に。
片道1時間とありましたが、とんでもないッ!!
標識を見るに、まだ3分の1やん。。。
熊さん親子が応援してくれるけど、まだまだ先は長し。。。
てか途中何処を降りて行けば良いのか迷った場所も。危険やなぁ。
早くも足がケラケラ笑ってるし・・・。

途中、反対方向から中学生の大群とすれ違いました。
遠足で訪れているそうです。あははー、かわいそうに(´▽`;)
こんなところで日本人に会えるとは思わないのか大人気なワタシたち。
しかし、いきなり「ワタシハ アムロナミエデス!」言われても困るわッ(笑)。


1時間半以上登山した結果、やっとの想いで直沼瀑布へ到着。
キレイな景色と冷たい水が癒してくれました(´▽`*)

実はここは「風の絵師」第1話でボンドが虎に追い込まれた滝。
そんなのがなかったらワタシ早々に引き返してましたよッ(笑)。
さっきのルートを撮影陣が機材かついで来たとは思えないので、
もう1つの逆ルート(@距離は半分)は比較的緩やかなのかな?

色んな角度から滝を楽しんだ後は・・・来た道を戻らなくちゃね(苦笑)。
甘く見てたのが、水分の準備不足。
本当に脱水症状になるかと思いました。立ちくらみもしてきた。。。
(あ、あと朝ごはんはちゃんと食べて行きましょう~!!)


そこでワタシの荷物まで持ってくれるレスキュー隊・キムチ隊員(笑)。
本当、キムチさんの助けと励ましのお陰。コマウォヨ♪


来蘇寺の入口に戻ってきたのは14時過ぎ。
ぐったりだし、お腹もかなりペコペコです。
参道のお土産屋さんで飲み物と氷アイス等を購入して少し回復。
こっからすぐのコムソという港町でご飯することにしました。
ちょうど市内バスも来たので乗車。
運転手さんに説明して、お店の目の前で降ろしてもらいました。
そこはケジャンの専門店。


なんと1人前が15000wですよッ。
味も今まで食べた中で1番美味しかったという2人の同意見。
こんなん食べてしまったら、もうソウルや日本で食べられない、、、いや食べますけど(笑)。
そのくらいショックを受けた味と価格でした。
ワタシはまだ2回目ですが、蟹大好きキムチさんが言うのだから保証します!!


お店の前、もちろんバス停なんぞないのですが、そこでしばしバス待ち。
風がちょっとキツかったけど、天気良くてのんびり待ちました。

辺山半島をぐる~と回るバスは、大体30分に1本走っているようです。
最初に来たバスに手をあげても素通りさえれました。
って、それ座席バスだったんですね。(@後でコムソで停車してるの目撃)
次は「チュルポ」という文字も確認して、手を振ったら停まってくれて一安心。
前まではわざわざ最寄りのバス停を探して移動していましたが、
田舎ではもうこの手で行こうと味をしめてしまいましたよ(笑)。

コムソの中心も漁港だけあって、お店が結構並んでいました。
そして塩田が有名なんですけど、それを知ったのもやはり映画のロケ地だから。
ちょうどそのバス停で停まってくれたので、映画とまさに同じ景色を狙えるシャッターチャンス!!!

パシャ。


すごい感動ッス。。。
映画『ロードムービー』の終盤、重要シーンで使われたとこなんですけどね、
分かる方はそういらっしゃらないでしょう(苦笑)。

雲ない青空が塩田に映し出され、ところごころに白い塊(@塩)が見えるんです。
まるで雲のように。
方向によってはキラキラ輝いていてたりしてキレイだったなぁ。。。

(つづく・・・)

新緑の全羅道の旅(その3)

2009-05-19 | 韓国旅行記(旅程)
5月3日の続きです。
日が暮れぬうちにテーマパークを散策しなくちゃ。(なんせ広いんで)
入場料3000wを払い、コロコロを預かってもらい出陣~ッ!!


色んな時代劇で使われているようですが、看板で目立つのは「不滅のイ・スンシン」。
この近くにも、もう1つ「不滅のイ・スンシン撮影地」というセット場があります。
韓国人にしたら1番印象強いドラマなのかもしれません。

対して記念撮影ができるような等身パネル類は『王の男』と「イルチメ」。
やっぱ美男子と撮りたいですもんねー。ワタシも並んで撮りましたッ(笑)。


ワタシが見た作品では、『王の男』「イルチメ」「風の絵師」で使われていました。
王様の椅子は実際に座れますよ~。(@硬くて座り心地は良くないですけど)


こんなことして遊ぶ兄妹も。
この後、お兄ちゃんの復讐が始まりました(笑)。

ちょうど1周した頃に、あんなに良い天気だったのに急に濃霧発生。


視界が悪くなるのはもちろん、急激な気温低下。
青空が見えていたのに、ものの10分ほどの出来事でした。

入口のお兄さんにタクシーを呼んでもらい、格浦(キョッポ)のバスターミナルまで。
5分もかからずに着いて、まずは明日の来蘇寺(ネソサ)行きバスの時刻を確認。
教えてもらった張り紙を見ると・・・


色あせ過ぎていて読めまへんッ!!!
これでも画像処理していくぶん読めるようになった方。
「はちじぃぃぃ・・・・さんじゅーーーうぅぅ・・ご、ごふん・・・・かなぁ??」
まぁ8時半ぐらいに来れば大丈夫っしょ(笑)。

続いて宿探し。目の前の旅館はつぶれていました。
辺りを見渡すも、濃霧で遠くがよく見えません。
(たぶんモーテルは遊園地の周辺に固まってるんじゃないかと)
キョロキョロしてるワタシたちに親切なおばあちゃんが話しかけてくれて、
「あそこにしなさいよ」と指す方向に「モーテル」と「ハンジュンマク」の赤いネオン。


(真ん中の赤いネオンがそれ)
きっとモーテルとチムジルバンが併設されているんだなと、そこへ決定。
あばあちゃんに近道を教えてもらいました。
(人ん家の敷地なので番犬を避けながら/泣笑)

宿に荷物を降ろすや、2人とも頭痛でダウン。
この気温の差は本当に参りました。。。


ワタシが先に回復したので、宿近辺の状況調査に出掛けました。
相変わらずの濃霧に霧雨で、本当は彩石江(チェソクカン)で夕焼けを見る予定だったのに残念です。
(洞窟から夕日が・・・まぁパンフ写真のようにうまく見れるわけがないと重々承知で/苦笑)


宿のすぐ側にも食堂が並んでいました。
夜ごはんは、中でも大にぎわいの「郡山食堂」というお店へ。


でーんと、これで1人前10000wです(≧∇≦)
後から焼きたてのクルビも出てきました。
鍋はコッケタン。ヤンニョムケジャンとカンジャンケジャンも。
ワタシが不器用なので、(自称)蟹検定2級のキムチさんが器用にほぐしてくれました。
で、当然おかわりしてはったー(笑)。
アサリが入ったパンチャンもありましたね。美味しかったです。
近くに映像テーマパークがあるので、有名人のサインも壁に貼られていましたよ。
閉店の21時までいて、コーヒー2杯飲んで(笑)、最後の客として店を後にしました。


最後にヌルンジをがっつり袋に入れてくださるサービスも。
(@てことは、お釜で炊いたご飯だったんですね^Q^)
これ翌日、登山でのキムチさんのおやつ行き~。


お腹が膨れたところで、温まるために宿に併設されているチムジルバンへ。
宿の宿泊者は割引で3000wでした。
田舎なので設備はそれなりだけど、やっぱり温まれるし、
人間劇場をウォッチングできるのは大変面白いです(笑)。

宿が満室なため、早くも大広間では電気もテレビも消され就寝体制。
まだ22時なのに~。
冷コーヒーを買って(専用の水筒でストローで飲むやつ、1度してみたかったんです^-^v)、
ゴロゴロ転がりながら小さい声で喋っていました。
お互いのカミングアウトもしながら・・・?(笑)

23時過ぎには部屋に戻り就寝。
今日は扶安(プアン)の海を楽しむことができましたけど、明日は山に行きます!!

(つづく・・・)

新緑の全羅道の旅(その2)

2009-05-15 | 韓国旅行記(旅程)
●5月3日●
窓から外を覗くと地面はぬれているものの雨は止んでおり、やや明るい曇り空。
朝9時前にモーテル出発。
まずは昨日出来なかった、韓屋村の探索です(・∀・)v

ワタシはもう3回目だけど、いくつか見たいところが新しく生じまして・・・
まぁ大体そういうのってロケ地関係ですけど(笑)。


ずっと行われていた工事も終わり、新しい韓屋村に生まれ変わっていました。
道路はきれいに舗装され、池や水車もある公園のよう。
”新しくキレイ”というのは、昔ながらの趣があまり感じられなくなって残念ですが、、、。


「人生不動産」
まだこんな味のある建物も残っています^-^

韓紙文化祭りが開催されており、慶基殿(キョンギジョン)前の道は車両通行止め。
テントづくりのブースも出ていて、9時台にして早くも賑わっていました。


殿洞聖堂(チョンドンソンダン)。こちらも外観工事が終了し、この姿は初めて。
日曜日なのですごい人が出入りしていたので中を写せなくて残念。。。
1時間ぐらい観光して、昨日お世話になった警察署の前を通り「韓国食堂」へ。

「韓国食堂」は6000wで韓定食が食べられる人気店。
ご飯どきには行列が出来るというので、朝10時に朝と昼を兼ねて行ってみました。
最初コンナムルクッパって話もあったのですが、せっかくの2人旅なのでね^Q^


迷い箸しまくり(´▽`*)
このとき扶安(プアン)の案内所に電話して、セマングムまでの行き方を聞きました。
辺山(ピョンサン)に近いので「全州→辺山」への市外バスに乗れば良いのかと思ってたら、
扶安で市内バスに乗り換えてくださいとのこと。ふぅ~危ない危ない。

食後は「映画の通り」を歩いて全州国際映画祭の雰囲気を楽しみました。
あいにくこの時間帯に観たい作品がなかったので、ただ通るだけ。


イベント系は主に午後から行われるらしく、まだ閑散としてました。
途中グッズを売っているブースがあったので映画祭グッズを購入。
キャラクターが無気力系のかわいさだったのでお土産行き♪


・・・ヌグニャノ?誰やねんッ!!難易度高しッ(苦笑)。
韓国俳優ではアン・ソンギ先生にムン・グニョンさんにドヨンさんにクムジャさん・・・かな?

全州国際映画祭は3年ぶり2回目。
”国際”といっても規模もさほど大きくなく、若いボランティアに支えられ、
アットホームな温かさが売りな映画祭という印象です。
いつも開催時期が黄金週間と絡むので今後も気にしてみようと^^


市外バスターミナルまで行って、扶安行きのバスに乗車。
全州、24時間も滞在できませんでしたが、また寄りますッ!!
直行便だったので寝てたら、あちゅう間に扶安到着。(@1時間所要)
途中かなりガタガタな道を通るのですが、それにも負けず眠れるように成長しました(笑)。

こっから市内バスに乗り換えなので、近くのお店で乗り場を教えてもらうと、
まさにバスが出発しようって勢いΣ(゜∇゜;)ま、待ってー!!
慌てて走って追いつき運転手さんに訊ねたら、これは座席バスだったみたいで。
(@市内バスと座席バスと2種類あるみたい)
前に停まっていた市内バスに乗り込むと、地元の人々に質問攻め。
しかし全羅道のなまりが激しくて、単語すら聞き取れません。
キムチさんは何となく勘でわかるって言ってたから、もうこれは素質の問題でしょうか。。。

あっという間に車内全体に「セマングム展示館」に行くことが広まり、
みんなが後から乗ってきた運転手さんに「停めてやってよ」みたいなことを告げてくれます。
こうなったら安心モード(・∀・)v

初めての扶安は、思ったより町~。お店も沢山あります。


しかし5分も走れば、一面にのどかなこの菜の花と麦畑景色。
結局はバス停でもない道の上で降ろしていただきました。
運転手さんが指差す方には展示館の建物が見えました。


先に申しますと・・・ここは大好きな映画のラストシーンで出てきたので、
通り道だし寄ってみようという安直な考えでの訪問でした。

入口に観光案内所があって、さっき電話で話したお姉さんがいらっしゃいました。
ところでここには日本語を話せるスタッフがいらっしゃると聞いていたのですが、
このお姉さんではない模様。
とりあえずコロコロを預かってもらい一通り見学。


入場は無料で、1階が展示館。2階が展望台。

じゃ最後に堤防に近づいてみよっかと。
んで、すぐ格浦(キョッポ)という町に移動しようと。
でもその前にアイス食べたいなー♪と(ワタシのリクエスト/笑)、
今度は展示館の受付に座ってはったお兄さんに「売店ありますか?」と聞いてみたら、
その方が日本語を話せるスタッフさんでした。お名前はカンさん。
こんなところに個人で観光で来た日本人は稀だそうで、
日本語の紹介VTRがあるというので、特別室で見せていただくことに。

その説明で初めて知ったのですが、ここは一部を埋め立て地にして
レジャー施設や工業団地をつくる予定なんですね。
ワタシはただ辺山と郡山(グンサン)を結ぶ、海の道だと勘違いしていました。。。
こないだチラ見した「群山空港が国際空港になるかもしれない」というニュース。
「なんでそんな田舎に?」としか印象を持ちませんでしたが、
このセマングムの開発が大きく関わっていたんですね。ようやく結びつきましたッ(・∀・)v
だから日本から来る投資家さん・企業家さんたちに説明するために、
日本語が堪能なカンさんがいらっしゃると。

ちなみに防潮堤は辺山~群山まで2006年に繋がって全長33キロ。
91年から着工して、一時中止(わずか1年)を経ての完成だったみたい。
内部(埋立地)の開発事業も2020年には終える予定だそうです。
規模の大きさに対して、結構早いスピードプロジェクトじゃないですかッ。
もちろん日本同様、反対運動も起こっての中でですよ。
(んー教えてもらった詳細は、また別個で書きます~)

そして今日は日曜日で時間もあるからと、車で案内してくださることになりました。


思ったよりデカイ~!!(@この辺りは幅100メートル以上)
左の高くなってるところが歩行者専用で、車を停めて上がっている人々も。
そこがロケ地であるんでが、もうそれよりもひたすら景色に感動してました(笑)。

天気が良い休日だからか車の通りも多いです。通行料は今のところなし。
でも一般が入れるのは4.7キロ先の第1防潮堤まで。
先はまだ工事中なので、ゲートがあり立入禁止区域となっています。

そのゲートをくぐり、第1防潮堤と第2防潮堤の間にある排水門に到着しました。
門のひとつの鍵を開けてくださり、中に入るとさらに轟音。すごい迫力ッ!!!


流ちょうな日本語で説明してくださって、まるで社会科見学しているよう、、、。
ワタシたち投資家でもなんでもない平凡な庶民なのに申し訳ない気持ちも。
出世する見込みもありませんしね^^;;;
でもこのブログに記すことで少しでも知る方が増えたら。。。

そして、さらに9.9キロの第2防潮堤を渡りきり新侍島(シンシド)へ上陸。
そこにはさらにデカイ排水門と立派な展望台が。
もちろんまだ開館されていないのですが、こちらも特別に上らせていただきました。


はるか向こうに見えるのが辺山半島。

そして再びセマングム展示館に戻ってきました。
案内所に預けていたコロコロを引き取ると、カンさんが「次は何処へ行くのですか?」と。
次は格浦ってところまで行き、時代劇でよく使われる映像テーマパークへ行く予定。
「どうやって行くのですか?」って、もちろんその辺からバスを待って捕まえて乗って・・・
その計画のないいい加減さに心配されたのか呆れられたのか(笑)、送ってくださることに。
本当にカンさんにも感謝感謝です。アポもなく急な訪問だったのに・・・。
近いですからっておっしゃってたけど、15分くらい走ったでしょうか。
途中に海水浴場とプアン名物・アサリ粥のお店を沢山見かけました。

格浦の町に入ると、こちらも思ったより町でした。
夏は海水浴客で賑わうんでしょうね。小さな遊園地もありました。
映像テーマパーク前でカンさんとお別れ。
めさめさお世話になりました。。。本当に有難うございました!!!

(つづく・・・)