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韓国への輸出管理強化 その背景

2019-07-28 | その他
韓国への輸出管理強化 高まる中国依存、技術移転の結果か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000507-fsi-bus_all

日本による韓国への「輸出管理強化」が大きな話題になっている。この輸出管理であるが、かつてのCOCOM(対共産圏輸出統制)の後継であり、国際的な紳士協定である「ワッセナー・アレンジメント」への適正な対応にすぎない。東西冷戦の終結によって、COCOMはその役割を終えた。しかし、テロリストやテロ支援国家が消えたわけではなく、そのような国や組織に武器が渡らないようにしなくてはならない。それを防ぐ仕組みがワッセナー・アレンジメントであり、この協約に従う形で、各国が国内法を整備し、輸出管理を行っている。(経済評論家・渡辺哲也)

一部報道によれば、韓国向けに輸出されたフッ化水素などが韓国企業の中国工場に再輸出されていたとみられ、これは不適切な運用といわざるをえない。そして、韓国が「ホワイト国」から外れた場合、これは違法行為になる。

問題は、対応する法整備すら不全状態にある韓国がきちんと管理体制を整えられるかであり、日韓の正常な情報共有と対話の体制を構築できるかということになる。

ある意味、今回の韓国への輸出管理強化は、米国が新たに始めようとしている新輸出管理と連動したものであり、中国への依存度を高めるとともに技術移転を積極的に進める韓国に対する危機管理の強化ともいえるのである。

「ホワイト国」指定前、日本は韓国へ人員を送り込み法律整備や具体的管理方法等を指導したが、今回は何もしないだろう。今回の管理強化はアメリカからの要請だった可能性もある。
来月末以降は、韓国への輸出許可申請があっても許可されない可能性がる。許可される場合であっても数量が限定されことになるだろう。
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