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南シナ海、周辺諸国を巻き込む米中衝突の危険高まる

2020-07-16 | その他
2020/07/15
南シナ海、周辺諸国を巻き込む米中衝突の危険高まる きっかけは「事故」=専門家
https://www.epochtimes.jp/p/2020/07/59519.html

南シナ海を舞台にした米中の衝突の危険性が高まっている。東南アジア諸国は、米中紛争に巻き込まれる可能性もある。専門家たちは、偶発的な事故により、紛争になる可能性があると口を揃える。

自己主張を強める中国は、他の主張国が石油探査を希望する海域に調査船を派遣し、沿岸警備隊や準軍事漁船を繰り返し配備してきた。その上、7月初旬にはパラセル諸島の近くで海軍演習を行い、ベトナムとフィリピンから抗議を受けた。

中国の南シナ海での行動に、米国と同盟国は対応している。米国は7月はじめ、数年ぶりに空母2隻を南シナ海に投入し、パラセル諸島での中国の演習周辺に接近した。米海軍の空母打撃群は、日本の海上自衛隊とも共同演習を実施した。さらに、日本とオーストラリアは最近、新たな防衛戦略を発表し、中国に対する脅威を強調している。

海上での軍事行動の高まりは、外交の舞台にも響いている。今週、日米豪の防衛相は、南シナ海や東シナ海における「係争地域の継続的な軍国主義化」「海洋警備局の艦船や武装漁船(海上民兵)の強圧的な使用」、そして周辺諸国の資源探査の妨害を批判した。中国は、中国にとっての「非同盟国」が地域の安定を脅かしていると切り返した。

香港、新疆ウイグル自治区の人権侵害をめぐり、米国は中国当局や企業に制裁を科した。7月13日、中国外務省は、中国人権問題に積極的な動きをしてきた米議員4人に対して、入国制限などの制裁を発表した。加えて貿易戦争もオーストラリアやカナダに飛び火しており、米中関係の緊張が高まっている。

有力シンクタンク・ランド(RAND)コーポレーションのアンドリュー・スコベル(Andrew Scobell)研究員は、世界は、米中両国の南シナ海での紛争のリスクは低いと思い込んでいる傾向があり、それ自体が危険であると指摘する。

「エスカレートしていくことを気にかけず、いつも通りにことが進むとの感覚があることを、私は懸念する」とスコベル氏は言った。
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