静岡県湖西市発注工事を巡る贈収賄事件で、収賄容疑で逮捕された同市土木建設課整備係副主任・青野太一容疑者(31)が下水道課に所属した2013~15年度、同市の土木会社「山開発」が、市発注の下水道工事の10件を公表されていない最低制限価格に近い額でいずれも落札していたことが28日、市の入札記録などでわかった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170129-OYT1T50011.html
同市によると、13~15年度に山開発が落札した下水道課の工事10件について、市が事前に設定した予定価格はそれぞれ、約300万円~約4200万円。最低価格と実際の落札価格の差は、いずれも0円~4000円だった。
青野容疑者が16年度に土木建設課に異動すると、同社は、同課の発注工事に1件応札し、最低価格と3000円差で落札した。
湖西市のある業者によると、土木や水道の工事は、ビルなどの建設工事と比べ、材料や工法のデータ化がしやすく、この業者は積算ソフトで落札価格帯の予測を立てた上で入札するという。ただ、最低価格と山開発の落札額の差については、「神業的な近似値」と首をかしげる。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170129-OYT1T50011.html
同市によると、13~15年度に山開発が落札した下水道課の工事10件について、市が事前に設定した予定価格はそれぞれ、約300万円~約4200万円。最低価格と実際の落札価格の差は、いずれも0円~4000円だった。
青野容疑者が16年度に土木建設課に異動すると、同社は、同課の発注工事に1件応札し、最低価格と3000円差で落札した。
湖西市のある業者によると、土木や水道の工事は、ビルなどの建設工事と比べ、材料や工法のデータ化がしやすく、この業者は積算ソフトで落札価格帯の予測を立てた上で入札するという。ただ、最低価格と山開発の落札額の差については、「神業的な近似値」と首をかしげる。