マイナンバー中継サーバー、ハード・ソフトとも不具合

マイナンバー制度の個人番号カードの管理システムに障害が発生し、市区町村でのカード交付に影響が出ていた問題で、地方公共団体情報システム機構は２７日、トラブルの原因を特定し、システムを改修したと発表した。
http://www.sankei.com/economy/news/160427/ecn1604270040-n1.html

システム改修を終えた２２日以降、障害は起きておらず、同機構が想定した１日に１１万５千枚のカード発行が可能になった。ただ、接続障害や２月に判明したカードのＩＣチップの不具合などにより、約１千万枚の発行申請に対して、交付は約３３０万枚程度にとどまる。
http://www.sankei.com/economy/news/160427/ecn1604270040-n2.html
各自治体は月別で１月に５万５千枚▽２月に７６万枚▽３月に１４６万枚－を申請者に交付した。一方、機構は１月に２３０万枚▽２月に３１０万枚▽３月に３６０万枚－の交付前のカードを自治体に発送した。このため、１～３月の全自治体の在庫数は毎月増え続け、申請者に手渡せない未交付の在庫カードは累計約６７０万枚に達した。