超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

玉砕への万歳突撃

2012-07-18 05:27:42 | Weblog
ソクラテスは、町の人に殴られ、蹴り倒された。
遂に権力に殺された。
だがこういう人が、社会の正常を維持していた。
ミシェル・フーコー

        *
正常には異常が必要だ。
これで定在状態となる。

これが作用と反作用の法則だ。

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日本のように、反対者を殺す。
これが玉砕への万歳突撃だ。

アメリカのポジティブ・シンキングも、玉砕への万歳突撃だ。

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反対を許すことが多様性だ。
すると悪を許す善が必要だ。
それは善か。

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善悪は存在しない。
善悪は、嘘や妄想であり、そんな考えは存在しない。

これが真偽不明を切り捨てたゲーデルの不完全性定理だ。

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絶対善は、嘘や妄想である。
妄想だから、反対を排除する。
その世界が嘘や妄想である。

妄想に囚われると、その妄想が認識できない。

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宗教や道徳、国家・法・文学は妄想の世界だ。
これで社会が破壊された。

それを知ることが出来ない妄想だ。
これが妄想の唯一絶対性の悲劇だ。

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日本は妄想の社会だ。
幾ら言っても分らない。
それが妄想だ。

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排除は妄想である。
排除を知って妄想を離脱する。

これが知恵だ。

日本には知恵がない。

源氏物語の反作用読み

2012-07-18 04:37:21 | Weblog
自我とか主体は、現代の発明ではなく、光源氏にそれは見られる。
その結果、孤独と絶望に苦しむ。
ここに絢爛豪華に逃げ込む。
その結果、社会は破綻する。

源氏物語にこのプログラムは明瞭に書かれている。

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自我や主体は、言葉の作った問題だ。

言葉が日常を書くものでなくなく、発振して嘘や妄想になった。
それを自由と称した。

ここに仮想現実や拡張現実が必要になった。
益々支離滅裂になった。

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これは光源氏に見られる。

このような生活は、社会を支離滅裂にする。
その為、光源氏は殺された。

これが源氏物語である。

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源氏物語を、作用と反作用で読むとこうなる。
源氏物語は千年前の思想だ。

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豊かになることは、社会の破壊であることが分る。

そこには人間性はなく、
美しい音楽、豊穣な世界、美味しいご馳走に溢れる。
それは人間性の反作用の世界だ。

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人はバカになるほど豊かになった。
即ち、豊かさの反作用は、バカになることであることが分る!

これが源氏物語の反作用読みである。