神も民主主義も 消点であり 目的ではない

神を目的とすると、殺し合いの排除になる。

日本は日本を神としたため、排除装置になった。
これがいじめ殺しだ。

　　　　*。
民主主義や市場主義を目的とすると、排除装置となる。

これらを目的とすると、ファシズムになる。
即ち、否定の肯定となり、自分自身を排除する。

それが現代の支離滅裂だ。

　　　　*。
神とか民主主義や市場主義は、
仮想空間上の消点vanishing pointである。

それを目的とすると、排除装置となり、自己否定に閉じ込められる。
これが閉塞感だ。

*。
神に閉じ込められ、民主主義に閉じ込められ、自閉症となった。
自閉症は、他者が、違う考えを持つことを理解しない。

国家は間違っていても正しいとしないと成立しない。

*。
現代は国家自閉症に閉じ込められている。
国家原理主義自体が、自閉症だ。

日本は 最高であり最低である

お上日本は、アジアでもなければ、ヨーロッパでもなく、日本でもない。
対偶を取る。
クール・ジャパンは、アジアでもヨーロッパでもなく、命そのものである。

日本は世界最強の極悪と、世界最高の文化が、共存する。
これはパラドックスかパラドックスでないか。
証明不能。

　　　　　*。
パラドックスと考えると、
善と悪の最適化を想定できる。

*。
矛盾の中に無矛盾をとると、それが命である。
命が先にあって、言葉は後にくる。

これが人間の存在原理だ。

　　　　　*。
人間の意識には、確かさがある。
これは岡潔が指摘している。
これは岡潔原理といえる。

*。
人には言葉の前に、命がある。
言葉を先にすると、命は否定される。

これが不立文字である。

*。
これがクール・ジャパンである。

日本は言葉の前に、命を認識していた。
その為、言葉は外国から輸入した。
言葉を初期条件としなかった！

ヨーロッパを日本で包み直す

嘘の中にこそ真実がある。
これが紫式部思想である。

言い換えるとリアルの中に、メタがある。
これがパラドックスを解消する思想だ。

例えば、リアル科学技術をメタ科学技術で展開すれば、パラドックスは解消できる。
これで進化の世界に戻れる。

　　　　　　*。
理性、即ち真善美は、進化の否定であり、世界を地獄化した。

超理性で、真善美とその反対を、重ね合わせて見られるようになった。
するとそこに神のプログラムが現れる。

真善美は、神を殺していた！
ここに人造世界が作られた。
それは快楽だけを食べる、地獄であった。
それが環境問題だ。

*。
成功と幸福追求は、環境問題という地獄作りであった。

この世界は、天国だけを作れない。
天国と地獄の最適化しか出来ない。

　　　　　　　*。
善だけの世界は妄想でしかない。

これは戦争によって、ゼロリセットされる。
ここに経済成長があった。
これが繁栄と長寿化で在った。

それが人間性否定の肯定、即ち、地獄であった。

*。
人はこのパラドックスに落ち込んだ。

すべてが加害者であり、被害者である。
加害することの大きいことを、成功者とした。
これが地獄の構造だ。

　　　　　*。
繁栄はガンであった。
ガンが人類の全体を支配した。

これを天国と思っていた！

*。
その地獄をやっと見られるようになった。
それが超理性である。

これがヨーロッパを日本で包み直すと、見ることができる世界だ。

　　　　　　*。
嘘の中に真実がある。
ガンの中の真実、それが地獄であった。

*。
矛盾の中の無矛盾、無矛盾の中の矛盾。
即ち、言葉を使う前に、命がなければならない。

これが不立文字である。
言葉という嘘の前に、命がなければならない。

　　　　　*。
始めに言葉あり。
これが地獄の思想であった。

虐げられたものは幸いである。
神に祝福されるだろう。

キリストという人を殺して、神にして、原罪のパラドックスを解消した！

*。
ヨーロッパを日本で包み直した結果だ。