感動の正帰還と負帰還

感動したい気持ちがあるから、感動を呼び込む。
これは自己満足であって、他者を感動させない。
これが正帰還だ。

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美しい日本があって、それに感動する。
そしてそれに誇りを持つ。

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ここには他者がいない。
同じ仲間が必要だ。

これがいじめ殺しの考えだ。

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自己実現。
自分と世界を同時に実現する。

即ち、保存する自分がなくて、自己を実現できるのか。

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自分を創りつつ、世界を創る。
こう考えるともっともだ。
はじめから両者は与えられない。

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ここで問題は、言葉で考えることと、現実で行うことの違いだ。
日本人はこの区別が出来ていない。
言葉で考え、実行してしまう。
それが日本環境だ。

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日本は嘘や妄想でしかない。
日本自体が嘘や妄想である。

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美しい日本や靖国が嘘や妄想であるのだ。
これをどう解毒すればいいのか。

日本自体が、妄想に引きこもっている。

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日本は妄想であり、どうやって正気に戻すのか。

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妄想と現実を当時に見る。
それが超理性だ。

表裏を同時に合わせてみる。

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感動しようと思っていない人も、感動させる。

これが真感動であり、
感動しようと思っている人を感動させるのは、偽だ。

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感動しようとしている気持ちが、日本の空気に合わせることだ。

これは世界に通じない。

世界に通じるのは、感動しようと思っていない人を感動させることだ。

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人情世間体は、感動を指定することだ。
これは世界では、偽善と欺瞞の演技にしかならない。

ポストモダンは 仮想現実である

実存・現存在・ポストモダンは、仮想現実である。
これは嘘や妄想の一種である。

これはフィーリングを創造した。
これは今までになかった体験だ。

バラバラであった感覚が、一つのフィーリングに解放され、躍動感を得た。
これは妄想であるから、日常の喜怒哀楽を排除した。
これで現実を失った。

ここに自由を得た。
するとこれが妄想であることが忘れられた。
妄想を公然と晒すと、それが現実となった。
妄想は現実を排除していたからだ。
　
これが仮想天国である。
だがそれは地獄とワンセットで得られる。
実存は嘔吐であり、めまいで人を殺すことでもある。

秩序が失われた。
フィーリングは、殺人と強盗を正当化した。
国家権力を、殺人と強盗とし、それは理解されない。

理解は現実に存在し、妄想はそれを認識しない。

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ポストモダンは、袋小路に入った。

殺人と強盗を、戦争と称し、公然と晒した。
戦争は殺人と強盗のメタファー＝隠語である。

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殺人と強盗を戦争として公然と晒すと、殺人と強盗は消滅し、戦争となっていしまう。

これは超理性で読むと、等価同型だ。
戦争と殺人と強盗は、自己同一である。

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実存とか現存在とかポストモダンは、全体を見ない考えだ。

構造と関係において、都合のいいところだけを見ていた。
それが効果の考えだ。

全体でなく、自己都合効果を選択した。
これはお上の方法だ。

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お上は全体でなく、部分を全体化した。
即ち、国家は誤っていても、正しい。

国家全体が誤っている時、
これから個人を守ることは、自閉症になるいことだ。

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国家自閉症と個人自閉症は、全く違う。
次元が違う。

これで国家は壊れた。
それを維持して、精神病国家が生まれた。

これから人を回復するに、国家は排除されねばならない。

これをやる日本文化の使命だ。