超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

本当の嘘は 本当か嘘か

2010-08-07 06:04:16 | Weblog
本当の嘘は、本当か嘘か。
決定不能である。
これがKleeneの定理だ。

*。
ここに言葉の特性が明らかになる。

言葉は現実を負荷しない。
言葉はスタティックだ。

世界を負荷すると言葉はダイナミックになる。
このダイナミズムを、言葉は書き表せない。
言葉が被って、言葉で書けない。

即ち、不立文字である。
言葉で命や現実は書けない。

    *。
ゲーデルの不完全性定理は、現実は言葉でかけないことだ。
言葉を公理化しても、矛盾を消せない。
それが言葉の特徴だ。

言葉と現実は、不確定性原理で遮断されている。

*。
利息とか利潤を言葉で言えるが、
それは嘘や妄想を使うことだ。

それは現実を破壊した。

*。
利息や利潤を公理化しても、その無矛盾はその中で証明できない。
システムを発振してしまう。

これに気がついていたイスラム金融だ。
日本のゼロ金利も、イスラム金融の展開である。

発振して豊かになったが、それは現実の破壊であった!

       *。
矛盾の中の無矛盾、無矛盾のなかの矛盾、
公理化すると、言葉が被って、証明不能になる。

だが言葉を使わなければ、初めから分かっていることだ。

*。
良心良識は言葉を使わなければ、誰でも持っている。

言葉にすると、それをごまかす利益が生まれる。
それが利息や利潤であった。

*。
利息や利潤は、いいことか悪いことか。

もし利息や利潤はいいことであるなら、それが証明できる。
一つの文章から、矛盾した二つの文章が得られる。
これは成立しない。

*。
利息の無矛盾性はそのシステムの中で、証明できない。

これがゲーデルの不完全性定理であった。

     *。
利息や利潤は、本当か嘘か。

せいぜい本当の嘘といっておくといい。

*。
利潤は産業経済を破壊した。
グラミン銀行は、人間の確からしさである。
人の命が要求する。

利潤は経済学や法律が要求している。

この違いがKleeneの定理である。

*。
利息や利潤は、本当の嘘であった!

真善美は 何故世界を壊したか

2010-08-07 05:15:19 | Weblog
真善美を考えなかった東洋は、カニバリズムの世界だ。

真善美を追求したヨーロッパは、
発達したものの、狂気と犯罪の世界となった。

即ち、物質的豊かさは、狂気と犯罪である。
共に、カニバリズムに収束した。

     *。
真善美追求は、何故犯罪と狂気に落ちたか。

真善美は、偽善と欺瞞の演技だったからだ。

真善美は、嘘と妄想であったからだ。
即ち、真善美は否定の肯定であった。

*。
やっとこの対応が見つかった。
それが超理性だ。

何かをやることは、何かをやられることだ。
力には反作用がある。

真善美は反作用を読まなかった。
いいことだけを考えた。

その反作用は、地獄を作ることだった。

      *。
それが物質的豊かさで、狂気と犯罪に耽ることだ。
前者が力、後者が反作用である。

それを合わせた世界が現実だ。

*。
文学や物語は、地獄を天国に見せかける装置だ。

人はこれに酔った。
人は子供だった。

*。
人類は天国にあって、地獄を生きている。

天国と地獄のパラドックスを発振させたのだ。

これは天国か地獄か。
決定不能、証明不能である。

*。
発振させると、人間性を失う。
そういうことだ。