二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

はやくも真夏日の到来 ~フィルムカメラとの別れ(3)

2016年05月05日 | Blog & Photo
夏日とは日最高気温が25℃以上の日
真夏日とは最高気温が30℃以上の日
猛暑日とは最高気温が35℃以上の日
熱帯夜とは、夜間(夕方から翌朝まで)の最低気温が25℃以上のこと

群馬県地方ははやくも真夏日が到来した(^^;)
昨日、館林地方は31.6度、前橋で29.9度。朝目覚めた瞬間、これはもうどうにもならん・・・と思わざるをえなかった。
いわゆるピーカン、とんでもないどピーカンで、こういう光の下で撮影するのは、わたしの流儀ではない。

光と影をうまくコントロールできないか
ライトトーンで撮影したらどうか
どピーカンを写真の味にしたらどうか(モノクロとかによって)

そんなことを漫然と考えてみたが、カメラをたずさえて、撮影に出かける意欲がしぼんでしまった。
高速道は連日の大渋滞。電車も同じだろう。ニュースを見ているだけで、いささか腰が引けてしまう。3~40代はこの混雑をものともせず、家族を率いて行楽に出かるパワーがあったってのにね(=_=) あのころはわたしもまだ若かった。

さてさて・・・トップの画像はイルフォードXP-2を装填したペンタクスSPと、もらいもののベルビア50を装填したキヤノンF-1改の二台、自宅撮り♪
2016年はフィルムと遊ぶ最後の年にしようと、昨年決めた。ほんとうにそうなるかどうか、今年後半になってみないとわからない。思いがけず、コンデションのいいF-1改がやってきたし♪
じつは昨夜、ブロア、刷毛、綿棒、爪楊枝、シリコンクロス、セーム革などを使って、めずらしくF-1改をピッカピカに研きあけたのだ。
いまのデジカメは「カメラを手入れする」楽しみはほとんどないが、クラシックカメラはそうではない。軍艦部ともなると、指は入らないから、綿棒、爪楊枝の出番となる(^^)/



深みのある、黒の輝き!
昔のカメラマニアなおやじたちは、研きあげた愛機の美しさにうっとり見とれたものである(笑)。



ここにいるのは、30年前の「わたし」である。撮った写真を眺めているうち、そんな感慨がこみあげてきた。
時代によって、性別によって、好みによって、ライフスタイルによって、世界の見え方は違う。そして年齢によっても、違うのだ。

ゴミ出しを終え、洗濯物を干して、朝のお決まりの仕事が一段落。
さあ、今日はどうしようか・・・。
渋滞の予想されるところへはいかず、近場を一回りしてみよう、カメラをさげて。
出会い頭のその一瞬。
さまざまなイメージがスパークし、フォトグラファー(カメラをもった人)を魅惑してやまない♪



写真は昨夕、うちの西物置上空。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カメラの防湿庫 | トップ | 夏日/観覧車を見あげる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Blog & Photo」カテゴリの最新記事