二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

暗い一日とShivaさんのアルバム

2013年10月22日 | Blog & Photo
<利根川にかかる大渡橋。かつて朔太郎の「郷土望景詩」に謳われたことがあるが、いまは何の変哲もないつまらない橋>


本日は最高気温18℃、終日どんよりと暗い一日だった。
写真にすると、明るく再現されるから、そんな印象はうけないでしょうけどね。
仕事にいくときも、クルマに必ず何台かカメラを積んでいるため、あっちでパチリ、こっちでパチリ・・・SDカードを見返していると、ちょっと忘れかけているようなフォトの掘り起こができたりする(笑)。
「捨ててもいいけれど、まあ、記録として残しておこうか」みたいな、ね。



これ、狙ったわけじゃないのに、マイミク岡山さんたちが大好きな「○ボケ」風のボケが・・・。
レンズは40㎜マクロ。しかしよく見ると、この安価なレンズ円形絞りじゃないなあ、残念ながら。



11月の中旬の気温のためか、ベニシジミが葉っぱの上で震えていた。
40㎜マクロでここまでアップにすると、フードが葉っぱにふれんばかり。うっかりして葉をゆらしてしまったが、ベニシジミは逃げる様子がまったくなかった( ゜∀゜)



もう草モミジがはじまっている。
秋の足音が急に大きくなって、景色は徐々に冬への傾斜を見せてくる。



肌寒いので、電話番しながら、こんな本を読んでいる。
右から「カメラマガジン」11月号(エイ出版)、「写真のフクシュウ(森山大道の言葉)」「最新歳時記(新年)」(文藝春秋社)の3冊。
http://tsunoken.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-1cb0.html

写真のフクシュウは「復讐」ではなく「復習」の意らしいが、何となく腑に落ちないタイトルだなあ。
森山、荒木のセットみたいにして売られている。
その影響力からして、現代日本の二人の巨匠ということだろう。

山本健吉さんの歳時記はこの巻の終わりに収録されている「歳時記論」が傑出した論攷といえ、大部分忘れてしまったので、読み返そうと思って持ち歩いている。

ところで、ところで・・・。
写真つながりの大切なマイミクShivaさんが、かなり大々的にアルバムを編集しなおした。それを拝見しながら、わたしはあらためて眼をみはり、インスパイアされた(゜Д゜;) 
いやはやたいへんな実力の持ち主ではないか! かねてから端倪すべからざるフォトグラファーとは感じていたけれど、心にしみ渡るような傑作・秀作を、いくつも再発見。

Shivaさんんとは、さっき調べたら共通のマイミクさんが10人もいる。
だけど、ご存じない方のために、フォトアルバムlinkしておこう。
http://photo.mixi.jp/list_album.pl?owner_id=24620343
(ほとんどが全体に公開です)

いいね! 再編集されたすばらしきフォト満載。
写真に少しでも関心がある方なら、絶対に見逃せませんぞ。
おすすめで~す♪
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