二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

古いデジカメが出土した(笑)。

2013年09月03日 | Blog & Photo
<ボディに貼ってあるのは滑りどめの製本用テープ>


昨日の晩、父親から「電池を充電したらまだちゃんと動くぞ」と、2台のコンパクトデジタルカメラを見せられた。
どちらもかつてわたしが使っていたカメラ。メインではフィルム機だったが、仕事用メモカメラとして買い、新機種が手許にやってくると、父親に払い下げていた(´∀`*)゜ 下取りに出すと、二束三文。パソコンはいじらない父親は、趣味の植木などを撮影し、メモリをカメラ店に持ち込んで、必要なコマだけプリント。

その父親も、いまではEOS KissX4と、交換レンズを3~4本持っている。

さてつぶやきでも取り上げたけれど、フジフィルムFinePix4500は、わたしのデジカメ入門機。
2000(平成12)年9月の発売だから、わたしがデジカメを手にしたのは、20世紀最後の年だったことがわかる。作品撮りはフィルムカメラでやっていた。
関心がある方は下のページを見ていただこう。
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj682.html
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj682b.html

わたしの周辺では、FinePixのファンが多く、一時帰国した娘が、そのシリーズの別な機種を使っていて、それが直接の引き金となり、購入に踏み切った。会社にはカシオのデジカメがあって、もっと前から使ってはいたけれど。
200万画素機で、定価68,000円もしたのだ´Д` メカニカルなフィルムカメラは古くてもまったく問題なく最新型(・・・当時の)と同じ性能だが、デジカメは古くなると、だれも振り向かないという宿命を負っている。

そしてわたしのもう一台は、RICOHのCaplioR1。
「これだけレスポンスがよければ(レリーズタイムラグ0.05秒)、スナップショットが撮れる」と思って買ったカメラ。
ボディの質感もよく、しばらく愛用していたが、やがて400万画素に物足らなくなり、父親にくれてしまった。
発売は2004(平成16)年。SDカード使用なので、いまだってもちろんバリバリに活躍できる。
http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r1/
http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r1/spec.html
リコーのCaplioは売れゆき好調で、2、3年前まで、モデルチェンジしながら販売がつづいていたはず。タイムラグを気にせず、キャンディッドが撮れるカメラは当時、貴重だった・・・と記憶している。



このころすでにデジ一を使いはじめている友人がいたが、対費用効果の点で疑問があったので、手は出すにはいたらなかった。
背面液晶は小さいし、画質も悪いが、この13年のあいだに、ほかにも3、4機種は使ってきた。しばらく寝かせてあるあいだに、液晶が毀れてしまった機種もあったな。





そしてニコンD70の出現によって、わたしのデジ一ライフがはじまったのが2005年。
http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d70/spec.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0128/nikon1.htm

昆虫を撮るために買ったカメラだった。
ニコンはD100の時代は定価30万円もした。このD70あたりから価格がボディ単体で15万円(売り出し時)まで下がって、デジ一を使うわたしのようなユーザーが爆発的にふえていったのだろう。

たとえばこのFinePix4500と、X20を比較すると、この13年間のデジカメの進化がどういうものだったか、わかってくる。
200万画素、ISO200固定と、1200万画素、ISO最高感度12800。数値化すれば、6倍の高性能機種ということになる。
ある意味で“デジカメの歴史”が語れる時代となってきたのだろう。

それにしても物持ちがいいなあ(笑)。
わが家の家系かもしれない。
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