裏庭でオナガがけたたましく鳴いていた。
木の実をもとめて、わが家にやってくる。
テンちゃんと散歩していたのだけれど、この鳥が五、六羽柿の木にきているのを発見し、
野生に火がついた。
あわよくば、獲って食おう・・・とでもいうのか。
「バカバカバカ、バーカ!」
といっているように聞こえる(笑)。
参考までに、こんな声。
http://www.youtube.com/watch?v=M9LL69ob0Jk
空に舞い上がれない猫をあざわらっている。
わたしには、そうとしか聞こえなかった(^_^)/~
ところが、エンジンがかかったテンちゃんは、真剣そのもの。
木に登って、なんとか・・・と大ハッスル(~o~)
「やめとけよ、おまえにゃ到底むりだ」
といってやったが、猫にはわからない。
オナガは実った柿を啄みにくるのである。
今日は定休日なのに、お天気がおもわしくないので、遠出はひかえた。
小江戸・川越でもいってみようか・・・なんて、昨夜は考えていたけれど。
気温も低く、肌寒い。
本屋さんへいったり、近隣の神社や畑、わが家で被写体をさがした。
わが家の白菊に寒さで凍えたヤマトシジミがいた。
鱗粉がたっぷりのった、新鮮な個体。
ふらふらしていたら、ハナアブも。
普段は無視して、めったにレンズは向けないが、花がキレイだったので、ついパチリ^^;
最後にもう一枚。
これはホトケノザ。
ただし、春の七草といわれる「ホトケノザ」とは、別物だということを、
稲垣栄洋さんの「身近な雑草の愉快な生き方」(ちくま文庫)を読んでいて、
はじめて知った。豆粒よりもずっと小さい花だけれど、花の形状は、蘭によく似ている。大昔「ホトケノザが揺れる」という詩を書いたことを思い出した。
※「芹 なづな 御行 はくべら 仏座 すずな すずしろ これぞ七種(ななくさ)」
ここでいう仏座(ホトケノザ)は、現在はコオニタビラコと呼ばれている。