先日取り上げた荒川洋治さんの「文庫の読書」(中公文庫)がなかなかおもしろく、愉しめる(´ω`*)
ひとくちでいうと書評を集めた本なのだ。
そこに「散文作家の軌跡」がある。とりあげているのは葛西善蔵「贋物・父の葬式」(講談社文芸文庫)。
じつに丁寧に一冊一冊と取り組んでおられるが、これは紛れもなく“藝”である。
いまどき、私小説の作家がさほど読まれるとは思えないが、荒川さんは正面切って葛西善蔵を擁護し褒めたたえている。
以前第一短篇集というべき「哀しき父・椎の若葉」を読んだとき、そのおよそ半分は秀作であろうと、わたしもかんがえた。
「贋物・父の葬式」も近々読んでみようっと♬
講談社文芸文庫に2冊がリストアップされているのは注目に値する。
古い文学全集のようなものを眺めても、他の作家と抱き合わせなので、収録作は少ない。
とくに鎌田慧さんが編集した「贋物・父の葬式」は18篇も収録されている。
ひとくちでいうと書評を集めた本なのだ。
そこに「散文作家の軌跡」がある。とりあげているのは葛西善蔵「贋物・父の葬式」(講談社文芸文庫)。
じつに丁寧に一冊一冊と取り組んでおられるが、これは紛れもなく“藝”である。
いまどき、私小説の作家がさほど読まれるとは思えないが、荒川さんは正面切って葛西善蔵を擁護し褒めたたえている。
以前第一短篇集というべき「哀しき父・椎の若葉」を読んだとき、そのおよそ半分は秀作であろうと、わたしもかんがえた。
「贋物・父の葬式」も近々読んでみようっと♬
講談社文芸文庫に2冊がリストアップされているのは注目に値する。
古い文学全集のようなものを眺めても、他の作家と抱き合わせなので、収録作は少ない。
とくに鎌田慧さんが編集した「贋物・父の葬式」は18篇も収録されている。