二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

断捨離を目指す

2013年03月15日 | Blog & Photo

断捨離とはあまり聞き慣れないことばだけれども、TVだか映画がきっかけになったらしく、一時期よく耳にした。本来は仏教(ヨーガ)用語らしい。

断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる

なるほど、そういうことか。
マイミクいーさんが少しまえに実行なさって、ずいぶんスッキリ、さっぱりしたとmixi日記に書いておられた。

3月末に6年間別居していた息子が帰ってくることになった。
そのためのスペースを空けなければならない。この6年間はわたしがほぼ、我がもの顔に43坪の家を独占していたのだ(^^;) きれい好きなので、先日一時帰郷し、自分の部屋や共用部分の片付けと清掃をおこなっていった。

ふだん手をつけない場所は汚れ放題なので、息子はそれを予想し、下準備のために帰ってきたのだ。
わたしの持ち物でいちばんの場所ふさぎはなんといっても本。7~8カ所にある本棚からあふれた本が、あちこちに平積みしてある。1/3は捨てたほうがいいのかもしれないが、なかなか踏ん切りがつかなかった。

写真はけさ小一時間ほどでまとめ、紐でくくった本。BOOK OFFに出張買い取りにきてもらう予定。写真に写っているのは、ミステリ、時代小説等に夢中になっていたころ集めたもの。おもに文庫本だが、これだけではたった90冊余。この5倍、6倍は売ろうと考えている。
息子の部屋から出てきたゴミや本や衣類も、すごい量になっている(~o~)

デフレがすすんだため、つい「おー、これはお安い」とばかり、いろいろ買ってくる。
そうして家の中に「もの」があふれる。断捨離を心がけないといけない・・・と、数年前に気がついたが、なかなかブレーキがかからなかった。
いいチャンスといえば、チャンス! 500冊ほど処分し、スッキリさせるため、作業を開始した。
わたしは禅宗の坊さんではないし、ヨーガの行者でもないから、捨てるといってもたいしたことではない。放浪型ではなく、定着型の農民の末裔なので、ものに囲まれていないと、安心できないようなところがある。
本ばかりでなく、カメラやレンズ、衣類など、売れるものは売って、残りは思いきって捨てないととても身軽にはなれない。

断捨離のうち、断=入ってくる要らない物を断つがもっともむずかしいかもしれない。
元来が蔵書癖をもっている。6帖サイズの書庫をつくろうと考えていたことがあったほどだし・・・。村上春樹さんの場合は、音楽CDだけで、1万枚は所有しているそうである。

昨日ようやくのことで、確定申告が終了、やれやれ・・・である。この一週間は、ここ数年でいちばん忙しかったかも(^^;)
だが、3月末、あるいは4月はじめまで賃貸の繁忙期がつづく。
峠はこえたが、やらなければならないことが山積している。
あー、あと少し。だんだんと時間がとれるようになってくるぞ(^_^)/~
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