二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

かつて吉田茂という政治家がいた

2017年10月26日 | シャッフル/photos
深谷市にある「深谷シネマ」に貼ってあった映画「負けて、勝つ」のポスター。

そうだ、吉田茂という政治家がいたのだ。
アメリカとのあいだにサンフランシスコ平和条約を締結し、日本の独立を勝ち取ったときのリーダーだ。
それまではアメリカの占領下にあったということを、いつか検証しなければ・・・。

と思いつつ、いまだ不勉強(^^;) 
今回の衆院選を見ていると、55年体制なるものが、過去のものとなり、新たな時代がはじまっていることはだれの目にも明らか。

日本人に贖罪意識を植え付けようとした連合国側相手に、吉田茂は実現可能な施策を模索しつづけた。今となって、この男ことばが胸を打つ。

変転する時代の中で輝きをますことばがある。むろんその逆も・・・。

塩野七生さんの歴史物語は、司馬遼太郎の世界とはまったく違った角度から、明治・大正・昭和、つまり日本の近代を照射してくる。「ギリシャ人の物語」第2巻を読みはじめたところだが、問われているのは民主主義のゆくえ(=_=)

さて、これから日本はどう舵を切るのか?

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