<オオセイボウ>アルバム「片隅の小さな世界3」9.12
このシリーズは以前撮影していた昆虫写真の続編にあたる。
わたしの主要テーマ、関心はあのころとは違ってしまったけれど、気温が30℃をこえるような夏が近づくと、カメラを携え、虫たちに遇いにいきたくなる。
昆虫たちは、風土あるいは風景の最小単位といっていいような存在である。
もっとはるかに小さな微生物のような構成要素もあるけれど、そこまで小さいと、顕微鏡、電子顕微鏡を介在させなければならない。
一般的なマクロ(マイクロ)レンズを使用して撮影可能なサイズは、おおよそ0.5cmが限度。シジミチョウやハチ、ゾウムシなどがこれにあたる。
一枚目はオオセイボウといって、ハチの仲間。
ハチの仲間ではルリモンハナバチと出会って、撮影したことがある。
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%83%90%E3%83%81
これは瑠璃色の斑紋があり、ハチの中ではたいへんな美麗種。
それと比較すると、オオセイボウはヘビメタというのか、全身がマリンブルーの鎧をまとったような風貌をもっている。
オオセイボウは過去に数回観察している。しかし、すばしこく動きまわるため、撮影はそうラクではない。
この日は9月といっても30℃をこえる猛暑で、わたしはイトトンボやウラギンシジミを探して、榛名山麓を歩いていて、湖畔の草むらで出会った。眼がマクロモードになっていないと、気づかないようなサイズ(^^;)
<お食事にありつくゴイシシジミ>アルバム「片隅の小さな世界2」9.4
二枚目はシックなゴイシシジミをあげておこう。
竹藪などを探すと、1/3くらいの確率でこのゴイシさんが見つかる。つまり、北関東では普通種ということになる。
このショットは、アブラムシの排泄物に近づこうとしている。これが彼らの食事風景。
花や樹液にはこない蝶だが、シジミチョウの仲間にはもっと変わった食生活、生存戦略をもつものが何種もいるので、興味があれば、調べてみるとおもしろいだろう。
この一枚は利根川べりの竹藪で撮影。都市周辺では、こういった竹藪はどんどん減少しているので、いずれ山間部へいかないと出会えなくなるだろう。
<吸蜜するアオスジアゲハ>アルバム「片隅の小さな世界2」8.2
もう一枚、アオスジアゲハをピックアップしておこう。
飛翔の仕方に特徴があり、遠くからでも「あ、アオスジがいる」と判別できる。
6~7年前、東京のど真ん中、神宮外苑を歩いていて、この蝶が群舞(10頭あまり)している光景を見かけ、感動した覚えがある。
都会生活になじんでいるのだろか、浜離宮も、アオスジアゲハの棲息地として有名。
ブーメラン型の翅の形状や、ややふぞろいな水玉が一列にならんでいるから、ビギナーでも見間違うことはない。他のアゲハチョウとは、進化の早い段階で別れたらしい。
裾にもほんのわずか水色の紋があしらってあるのが、なんとも奥ゆかしく、すばらしい(^_^)/~
彼らは、ナミアゲハともどもヤブガラシの米粒のような花が大好き。
ただし、吸蜜の最中にも翅の動きを止めることはめったになく、こちらからあちらへ、目まぐるしく飛び回る。
青空のかけらを背負っているかのよう・・・。
草むらではこのブルーがとても鮮烈にきらめき、見る者のこころをとらえる。
わが家の庭に訪れていることがまれにある。行動半径はかなり広いのだろう。
このシリーズは以前撮影していた昆虫写真の続編にあたる。
わたしの主要テーマ、関心はあのころとは違ってしまったけれど、気温が30℃をこえるような夏が近づくと、カメラを携え、虫たちに遇いにいきたくなる。
昆虫たちは、風土あるいは風景の最小単位といっていいような存在である。
もっとはるかに小さな微生物のような構成要素もあるけれど、そこまで小さいと、顕微鏡、電子顕微鏡を介在させなければならない。
一般的なマクロ(マイクロ)レンズを使用して撮影可能なサイズは、おおよそ0.5cmが限度。シジミチョウやハチ、ゾウムシなどがこれにあたる。
一枚目はオオセイボウといって、ハチの仲間。
ハチの仲間ではルリモンハナバチと出会って、撮影したことがある。
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%83%90%E3%83%81
これは瑠璃色の斑紋があり、ハチの中ではたいへんな美麗種。
それと比較すると、オオセイボウはヘビメタというのか、全身がマリンブルーの鎧をまとったような風貌をもっている。
オオセイボウは過去に数回観察している。しかし、すばしこく動きまわるため、撮影はそうラクではない。
この日は9月といっても30℃をこえる猛暑で、わたしはイトトンボやウラギンシジミを探して、榛名山麓を歩いていて、湖畔の草むらで出会った。眼がマクロモードになっていないと、気づかないようなサイズ(^^;)
<お食事にありつくゴイシシジミ>アルバム「片隅の小さな世界2」9.4
二枚目はシックなゴイシシジミをあげておこう。
竹藪などを探すと、1/3くらいの確率でこのゴイシさんが見つかる。つまり、北関東では普通種ということになる。
このショットは、アブラムシの排泄物に近づこうとしている。これが彼らの食事風景。
花や樹液にはこない蝶だが、シジミチョウの仲間にはもっと変わった食生活、生存戦略をもつものが何種もいるので、興味があれば、調べてみるとおもしろいだろう。
この一枚は利根川べりの竹藪で撮影。都市周辺では、こういった竹藪はどんどん減少しているので、いずれ山間部へいかないと出会えなくなるだろう。
<吸蜜するアオスジアゲハ>アルバム「片隅の小さな世界2」8.2
もう一枚、アオスジアゲハをピックアップしておこう。
飛翔の仕方に特徴があり、遠くからでも「あ、アオスジがいる」と判別できる。
6~7年前、東京のど真ん中、神宮外苑を歩いていて、この蝶が群舞(10頭あまり)している光景を見かけ、感動した覚えがある。
都会生活になじんでいるのだろか、浜離宮も、アオスジアゲハの棲息地として有名。
ブーメラン型の翅の形状や、ややふぞろいな水玉が一列にならんでいるから、ビギナーでも見間違うことはない。他のアゲハチョウとは、進化の早い段階で別れたらしい。
裾にもほんのわずか水色の紋があしらってあるのが、なんとも奥ゆかしく、すばらしい(^_^)/~
彼らは、ナミアゲハともどもヤブガラシの米粒のような花が大好き。
ただし、吸蜜の最中にも翅の動きを止めることはめったになく、こちらからあちらへ、目まぐるしく飛び回る。
青空のかけらを背負っているかのよう・・・。
草むらではこのブルーがとても鮮烈にきらめき、見る者のこころをとらえる。
わが家の庭に訪れていることがまれにある。行動半径はかなり広いのだろう。