わたしはわたしの箱庭に、
小さな世界を作る。
砂を寄せて、陸を作る。
陸の一番高いところに、一枚の葉っぱがついた小枝を刺す。
葉っぱは小さく揺れて、
陸一面に広がり、森になる。
砂の低い方には、指で線を描く。
線は小さく波打って、
海が生まれる。
わたしは小さな海の上に、
白い羽根を置く。
羽根はふわりと舞い上がり、空が生まれる。
箱庭の中の小さな空は、宇宙へと繋がる。
わたしはわたしの箱庭の中に、宇宙を見つける。
小さな箱庭の中の、無限の宇宙で、わたしは遊ぶ。
時間軸のない宇宙の中を、
あるときは、ゆったりと、波に浮かぶように漂う。
あるときは、光の速さでやわらかい闇を駆け抜ける。
そうして、遊びに飽きた頃、
わたしはわたしの箱庭を、からにする。
マッサージ中に感じていること。
というか、
ボーっとしている時は、
こんな感じ?
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