虹をつれて走る

朝は突然の雨。
この季節はこんなもの。

結構激しく降っていたが、学校に行く頃には小降りに。
ハワイカイからワイキキまでは２０分のドライブ。
カラニアナオレからそのままハイウェイＨ１に乗って一本。
車はしぶきを上げて走る。

陽射しは明るいから、雨はもうすぐ止むだろう。
光の中、降ったり止んだりが続く朝の道。

まぶしい視界の先に、大きな虹が、
はっきりとくっきりと浮かび上がってくる。

それと同時に、先を走る車のあげる水しぶきの中に、小さな虹が現れる。
１台ずつに１つの虹を引き連れて、車は走る。

なんてキレイなんだろう。
無数の小さな虹が大きな虹を目指して走っていく。
きらきらと光る空気。

なんだかとても幸せな気持ち。

いいことが起こりそうな予感。