朝から仕事のこの日、夕方6時ごろワイキキを出た。
そろそろ太陽は夕陽の準備。光の量を強くする。
ワイキキの駐車場から撮った写真。
これでも、雨が降っているのだ。
写真じゃわからないけれど、ミストのような細かい雨が、降っている。
ハワイ名物?天気雨。
晴れているのに雨が降る。
車を走らせ、ハイウェイにのる。雨は激しく降ってきたが、まだこの辺りは明るい。
ハワイカイ方面は空が真っ黒だ。、バックミラー越しにワイキキがキラキラと眩しく光っている。
今、わたしはちょうど、ワイキキの太陽と、ハワイカイの雨雲のはざまにいる。
虹が出る。
ほらね。
厚い雨雲をバックにして、大きな虹が弧を描いた。
写真よりも、もっとくっきりと鮮やかな七色の虹だったのだけれど、さすがに走行中は写真は撮れない。
赤信号のわずかな隙に、パシャリ。
久しぶりに、大きな綺麗な虹を見た気がした。
車はハワイカイに入り、雨雲の下、辺り一面が暗くなる。
虹はもう見えない。
虹が消えたのじゃなく、わたしが虹が見えないところにきてしまった、ということ。
雨と太陽と、わたし。
3つの絶妙な位置のバランス。
普段の生活でも、きっとこんなふうに、絶妙なバランスで物事は成り立っているんだろう。
自分の立ち位置が変わると、見えなくなるものも出てくるのだ。
でも、そこに立ち止まっているわけにはいかない。
立ち止まって、虹を愛でているだけでは、先に進めない。
そういうことだ。
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