mamo style 楽園ハワイの地味暮らし

楽園ハワイで地味ーに暮らす日々

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バニヤンツリー

2013-08-09 | 花とか木とか鳥とか


バニヤンツリー(ベンガル菩提樹)。

お釈迦様が悟りを開いたのは、菩提樹の下で瞑想をしていた時だと言われている。
(ただし、お釈迦様のは、種(しゅ)が違って「インド菩提樹」なんだそうな。)





枝は大きく横に伸び、木陰を作る。

横に張り出した枝は、気根と呼ばれる根っこを垂らし、地面に着くとそこに根を張る。

最初の写真に見られる、細い木が絡まったようなものが気根。

何本もの気根が、長い時間をかけ絡まり合って、太い幹のようになる。




ゆらゆらと風に揺れる気根の先を注意深く見ると、根っこであることがよくわかる。





午後からの仕事に、少し早めに家を出て、カピオラニパークの海側に寄ってみた。





ちょっと一人きりになりたいときは、ランチを持って公園にドライブ。
道路沿いのコインパーキングに車を停め、一時間分のコインを入れる。

煮詰まっているときは思考が堂々めぐりして、時間がたつのを忘れてしまうから、
自分に言い聞かす意味でも、1時間だけ、と時間を区切る。


ホノルル動物園から先は、これといったものがないので、観光客は来ない。
ワイキキビーチからほんの少し離れただけなのに、だだっ広いカピオラニパークには、人の数もまばら。

だれも他の人のことなんか気にしていない。
みんな気ままに自分だけの時間を楽しんでいる。

「ぼっち」はちっとも恥ずかしくないのだ。



ピクニックテーブルに陣取って、お弁当を食べながら海を見る。
サーファーたちが波を待っている。
なかなかいい波が来ないのか、ただひたすらボードの上に寝そべっている。
ここにいても照りつける日差しが強いのに、あの人達は大丈夫なのか?

鳥がやってきて、テーブルの上で乱闘?をする。
一匹の鳥がもう一匹の背中に乗るのを繰り返している。
これは求愛行動か、権力争いか?
乗られた方も嫌がるでもなく逃げ出すでもなく、
わたしがお弁当を広げたほんの50センチくらい先で、何度も何度も同じ行動を繰り返す。


三歩歩いただけで忘れてしまう、鳥のような小さな脳味噌なら、生きるのは楽なんだろうね。


お釈迦様がバニヤンツリーの下で悟りを開いたのは、私の誕生日とおなじ12月8日なんだそうだ。



ああ、わたしは、悟れる日が来るんだろうか。

苦行では悟りは開けないとブッダは言うけれど、自ら望まなくてもあっちから困難がやってくることもある。

日々の生活は煩悩が多すぎる。



わたしもバニヤンツリーの下で瞑想をしようか。


そろそろ一時間。タイムアップ!

日常に戻ろう。

海を見て、風に吹かれて、光を浴びたら、すこしは気が紛れた。

問題はなにも解決したわけではないけれど、こうしてダマシダマシ生きていくことも、たまには許そう。













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