mamo style 楽園ハワイの地味暮らし

楽園ハワイで地味ーに暮らす日々

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ハワイ島トリップ2日め サンライズ

2012-11-03 | トリップ
ハワイ島2日目の今日は、アクティビティ盛りだくさんだ。

同行の友人に無理を言って、セッティングしてもらったマウナケアから見るサンライズ。
標高の高い山なので、酸素が薄く寒い。道路も悪く、レンタカーの保険はきかない。ツアーに入るしかないのだ。
参加者のピックアップにホテルをあちこち廻るため、出発は朝早いし(朝、というか、夜中だ!)、結構な金額もするし、人を誘うのはちょっと躊躇するツアーだ。

でも、どうしても行きたかった。


日付が変わってすぐ、夜中の1時前にはわたしたちは車に揺られていた。



山道に入っても、車は一気に頂上に向かわず、途中、車を停めて高地に体をならす。
スターゲイジングのはじまり。
ガイドのレーザービームライトの指す方向に、あちこち顔を向けてうんちくに相槌を打つ。
ガイドさんの知識量が半端じゃない。
星には全く疎いわたしは、ひたすら「へえー」と感心するばかりだ。

満月の夜だった。
月のひかりが強すぎて、星を見るには適さない。
それでもワイキキで見るよりはるかにたくさんの星たちが天上を埋め尽くしていた。



さあ、頂上に向かおう。


「気分の悪い人はいませんか?」
高地に順応できているか、途中途中でガイドさんが気を配ってくれる。



気分が悪いどころか、むしろ、気分上々。
ウキウキと、駆けまわりたい気分だ。

頭も冴えてきた。

わたしは昔、高地に住む人だったのかもしれない。



空が次第に明るくなってきた。




太陽が登ってくるのはもうすぐ。

無意識に反対方面を見る。



まだ、西の空に残る月。朝日の光でピンク色に染まる空に、白い月。
なだらかな砂地のような地面に、天文台、地球じゃないような風景。
おもわず走りだして、写真を撮る。

軽快だ!
もう、わくわくする。

走っても、息は切れない。
高地サイコー!
なんだか無性にハイテンションだ。
酸素が薄い影響か?





雲を上から見るのは、飛行機に乗った時くらいだと思っていた。
雲の下から、光が押し上がる。







朝日が昇る。
あたらしい一日が始まる。
空は青く、どこまでも続く。

1700キロのスピードで廻る地球の上で、わたしたちは立ち止まり、太陽を見ている。
壮大な宇宙の、チリのようなわたしたち。
でも、わたしたちも、宇宙の一部だ。

今、この瞬間は、ここにしかない。

あっという間に流れ去る時間と空間に、この記憶をしっかりと留めておこう、と思った。





遠くに見えるハレマウマウの火口。
夜中には、マグマが赤くてらてらと光っていたが、今は煙が見えるだけだ。
明日は、キラウェアをめぐる。


その前に、今日はもうひとつ、ビックイベントがある。
午後は、ワイピオに向かう。
ワイピオ渓谷の底に降りるのだ。





つづく・・・・




今回お世話になったのは、
マサシズ・ネイチャースクールのフジタニさんでした。
ありがとうございました。






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ハワイ島トリップ1日め ラダ・ファーム

2012-11-03 | トリップ
津波騒動から一夜明け、ハワイ島トリップは始まった。




アカカの滝もうでからスタート。




ごうごうと、つぎつぎと、滝壺に向かう、無数の龍たち。

ゆっくりと散策をしたいところだが、今日はコーヒーファーム巡りがメイン。
滝にご挨拶して、先を急ぐ。


コナ・コーヒーで有名なハワイ島の西側、コーヒーベルトと呼ばれる一帯には、
大小様々なコーヒーファームが続いている。
続いている・・・はずなのに、お目当ての農園の看板は見当たらない。

もう一つ並行して走る道の方にあるのかもしれない。



キョロキョロと動かす目の前に、白いテントの先っぽが見えた。小さなファーマーズマーケットがあった。
一旦は通り過ぎるものの、なにか気になってUターンして車を停める。


いい情報が拾えるかもしれない。













「ビンゴ!」





コーヒーファームに行き着いた!!!




ラダ・ファームは、日本人女性のYokoさんとアメリカ人の旦那様で経営するコーヒーファーム。



ファーマーズ・マーケットの入り口、最初に目についたのがコーヒーの店。
コーヒーを販売している女性に声をかけられた。日本語だ!
わたしたちがコーヒーファームめぐりをしている、と言うと、「うちのファームを見る?」
彼女はなんと、ファームのオーナーさんだった。
もうすぐ店じまいするので、そのあと、コーヒーファームを案内してくれるという。
願ってもない展開だ。

出会いは、こんなふうに偶然訪れるものだ。






小規模のファームなので、すべての工程を自分たちで手作業で行う。
豆を洗うところ、乾燥するところ、焙煎の機械、ミル、パッキング、すべて見せてくれた。


ラナイのテーブルで、コーヒーをいただきながら、Yokoさんとお話をする。
コーヒーの話、ペットの話、その他いろいろと、興味深い話(^_^;)。

話の合間にも、Yokoさんはあれこれと働いている。
庭になった熟れ熟れのジャックフルーツや、殻付きのマカダミアナッツを持ってきてくれた。
「好きなだけ割って食べなさい。」
お言葉に甘えて、いただく。
ナマのマカダミアナッツってこんなに美味しいんだ、
もう、ワイキキで売っているナッツは食べられないな、と思う。








自分の庭に食べられるものがなっている、ってこんなにしあわせなことはないなあ。
これが一番の満ち足りた生活なんだろうな、と、思う。






ラダ・ファームのラダはYokoさんの飼っていた猫からとった名前。




あまりにも長居してしまって申し訳ない。名残惜しいけれどそろそろ帰ろう。



最後にご夫婦で2ショットをお願いした。
お二人の笑顔がとてもいい。



日曜、月曜は、Yokoさんがファームツアーをしてくれるとのこと。
ラダ・ファームのコーヒーはもちろんコナ100%。クセのない、飲みやすい優しい味だ。
大手にはない温かさのある味だ。

思いがけない出会いから、いい時間を過ごせた。
Yokoさん、どうもありがとうございました。




明日は、マウナケアのサンライズツアーだ。
夜中の12時45分にはピックアップの車が来る。
早めにホテルに入って、寝よう。





ハワイ島トリップ2へつづく。。。。






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