津波騒動から一夜明け、ハワイ島トリップは始まった。
アカカの滝もうでからスタート。
ごうごうと、つぎつぎと、滝壺に向かう、無数の龍たち。
ゆっくりと散策をしたいところだが、今日はコーヒーファーム巡りがメイン。
滝にご挨拶して、先を急ぐ。
コナ・コーヒーで有名なハワイ島の西側、コーヒーベルトと呼ばれる一帯には、
大小様々なコーヒーファームが続いている。
続いている・・・はずなのに、お目当ての農園の看板は見当たらない。
もう一つ並行して走る道の方にあるのかもしれない。
キョロキョロと動かす目の前に、白いテントの先っぽが見えた。小さなファーマーズマーケットがあった。
一旦は通り過ぎるものの、なにか気になってUターンして車を停める。
いい情報が拾えるかもしれない。
「ビンゴ!」
コーヒーファームに行き着いた!!!
ラダ・ファームは、日本人女性のYokoさんとアメリカ人の旦那様で経営するコーヒーファーム。
ファーマーズ・マーケットの入り口、最初に目についたのがコーヒーの店。
コーヒーを販売している女性に声をかけられた。日本語だ!
わたしたちがコーヒーファームめぐりをしている、と言うと、「うちのファームを見る?」
彼女はなんと、ファームのオーナーさんだった。
もうすぐ店じまいするので、そのあと、コーヒーファームを案内してくれるという。
願ってもない展開だ。
出会いは、こんなふうに偶然訪れるものだ。
小規模のファームなので、すべての工程を自分たちで手作業で行う。
豆を洗うところ、乾燥するところ、焙煎の機械、ミル、パッキング、すべて見せてくれた。
ラナイのテーブルで、コーヒーをいただきながら、Yokoさんとお話をする。
コーヒーの話、ペットの話、その他いろいろと、興味深い話(^_^;)。
話の合間にも、Yokoさんはあれこれと働いている。
庭になった熟れ熟れのジャックフルーツや、殻付きのマカダミアナッツを持ってきてくれた。
「好きなだけ割って食べなさい。」
お言葉に甘えて、いただく。
ナマのマカダミアナッツってこんなに美味しいんだ、
もう、ワイキキで売っているナッツは食べられないな、と思う。
自分の庭に食べられるものがなっている、ってこんなにしあわせなことはないなあ。
これが一番の満ち足りた生活なんだろうな、と、思う。
ラダ・ファームのラダはYokoさんの飼っていた猫からとった名前。
あまりにも長居してしまって申し訳ない。名残惜しいけれどそろそろ帰ろう。
最後にご夫婦で2ショットをお願いした。
お二人の笑顔がとてもいい。
日曜、月曜は、Yokoさんがファームツアーをしてくれるとのこと。
ラダ・ファームのコーヒーはもちろんコナ100%。クセのない、飲みやすい優しい味だ。
大手にはない温かさのある味だ。
思いがけない出会いから、いい時間を過ごせた。
Yokoさん、どうもありがとうございました。
明日は、マウナケアのサンライズツアーだ。
夜中の12時45分にはピックアップの車が来る。
早めにホテルに入って、寝よう。
ハワイ島トリップ2へつづく。。。。
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