ニコとさんぽ。
落ちている葉っぱの匂いをかいだり、
よその犬の伝言(おしっこ)を読んだり、
ニコはニコなりに、散歩を楽しんでいる模様。
「あれ?」
なんか落ちてるね。
なんだろう。
「???」
なんだ、これ?
5センチくらいの紙っきれに、印刷された「ほ」が貼り付けてあって、その下に小さく手書きされた「30」。
ハワイカイは、日本人の居住率は高め。
こちらに住む日本人の子供が日本語を学習する為に作ったのかな?
目と鼻の先にハイスクールがあるから、ローカル高校生が日本語を覚える為?
小さく書かれた「30」はどう見ても日本人の筆跡。それも大人。
あいうえお
かきくけこ
ああ、そうだ!
「ほ」
は30個目。
きっと、「あ」には1が書かれてるはず。
私の推測では、
この紙の持ち主は、日本人家庭に育つ小学生。
日本に帰る可能性もあるファミリーで、日本語教育は必須。
ハワイにはこんなに日本人がいるのに、日本人学校はなく、週末の補習校だけ。
どの家庭も、日本人のお母さんは日本語教育に悩まされているらしい。
そんなお母さんが、子供といっしょに「あいうえおカード」を作った。
と結論付けた。
「ママー、30がないー」
「あら大変!」
「で、30個目ってなんて文字だっけ?」
「あいうえお、かきくけこ、さしすせそ。。。。。。。ほ?!」
なんて会話が今頃されてるのかな?