ひそやかに自己主張 2006-06-27 | 日々 ニコをつれて、夜、散歩にでる。 いつもはお昼近くに散歩している道を歩いてみると、 どこからか甘い香り。 お昼には気づかなかった匂いです。 隣のコンドミニアムの歩道脇にはたくさんの植物が植えられている。 その中から匂ってくるようです。 においの方向に目を凝らしても、暗いので姿は見えません。 夜、空気がほんの少し重たくなる頃、花たちはいっせいにおしゃべりを始めます。 甘い香り、これはプルメリアかな? 今度はすこーし青臭いような香り、ティアレ? 花たちのおしゃべりに耳をかたむけて、香りの主たちの姿を想像します。 翌日、香りのしていたあたりを探してみますが、正体はわかりませんでした。 白い大きな花が咲いていたけれど、あれがそうだったのかな。 昼間の花は、静かに息をひそめていました。