メモリアルデーホリデーです。

アメリカでは、５月最後の月曜日を、メモリアルデー（戦没者追悼記念日）として祝っています。今年は５月２８日（月）がこのメモリアルデーということで、毎年ながら、土曜日からの３連休を楽しんでいる人が多いようです。
役所はもちろん銀行や郵便局などもお休みするナショナルホリデーのひとつで、国旗を掲げる日のひとつでもあるのです。
（ちなみに国旗を掲げる祝日、つまり、Flag-Flying Holidayとされているのは、New Year's day, Lincoln's Birthday, Washington's Birthday, Armed Forces Day, Memorial Day, Flag Day, Independence Day, V-J Day, Labor Day, Thanksgiving, Veterans' Day, Pearl Harbor Day, Christmas Day, State Admission Day の１４です。）

さて話は戻って、元々、メモリアルデーは、デコレーションデー（Decoration Day)と呼ばれ、南北戦争で亡くなった戦没者を憶え、追悼する日でしたが、南北で、それぞれの定めた日に戦没者の墓をお花のリースや十字架などで飾り（デコレーションし）、半旗を掲げて敬意を表していました。
そこで、１８８２年に「メモリアルデー」と名前が変えられ、南北戦争のみならず、他の戦争でもアメリカの為に命を落としたすべての戦没者に対し同時に敬意をはらう日とされました。
その後、１９７１年、正式にナショナルホリデーとして５月最終月曜日に定められ、現在に至っています。

今では、メモリアルデーは、夏のはじまりといえる日で家族や友人達とBBQを楽しむ日であったり、戦没者のみならず、亡くなった家族や友人などを想い起こし、墓参りに参じる日にもなっています。

わたしも友人宅でのBBQにお呼ばれしているので、連休最終日、初夏のひと時を楽しんでまいります。