ナイスティーライフ in LA

米国在住30年。 ドイツフェイラー社、北米総輸入元オーナーかつホームコンシェルジュサービス業オーナーのビジネス徒然日記。

すっかりおじさんです。

2006年12月08日 | ディル君
5年前、ご縁があって、シェルターに居る犬を一匹でも多く救い出そうというボランティアをしている人たちに出会い、新しい飼い主が決まるまでの2週間くらい犬を預かることを頼まれました。クリスマスの前、5年前の今日のことです。
当時、娘が犬を欲しがっているんだけど、飼う勇気が無いのよ…って話していたのを憶えていて、私にトライするチャンスを与えてくれたのでしょう。
「9パウンドくらいの小さな犬をしばらく預かってくれませんか?」と電話がかかり、娘に話すと大喜びで、その犬が来るのを二人で今か今かと待っていたのが昨日のことのようです。連れられてきた犬は一才くらいで、やせっぽちで、毛も荒く、おどおどして落ちつきがありませんでした。すでに成犬だったのですが、ジャックラッセルテリアとチワワの雑種?!ということで、9パウンドの小さな犬でした。
初めて家の中に犬を居れて生活する私達のために、柵や犬のクッション、水入れなども持ってきてくださり、さっそく柵をセットして犬を中に入れました。
小さく丸まって、その中の隅に座って、呼んでもこちらへ来ようとしない犬を、可愛そうに思った娘は、柵の中へ自ら入って、犬の横に寝て一晩過ごしてしまいました。
それから何日かは、娘なり、私が抱っこして暖かくして寝かせたものです
お約束の何日かが過ぎ、引き渡す時がきたのですが、是非このままうちで飼いたいという気持ちが決まったので手続きをして、それ以来うちの子になっています。
娘にとっては、クリスマスイブの日にお返しすると言っていたのに、クリスマスの朝にリボンを頭につけたディルがツリーのところに座っていたので、「サンタさんからのプレゼント」になっています。
今では、すっかりうちの一人息子。娘の弟分。
どこでどんな風に産まれたのか知る由も無いので、うちへやって来た日をディルの誕生日としてお祝いしています。やって来た時すでに1歳くらいだったので、今日でディルは6歳になるのかな。人間で言うと42歳?!いっぱしのおじさんですね。
アーバインへ引っ越してからは、毎日娘とディルと一緒にトーレンスへ通学&出勤しています。ディルもお店ですっかり人気者になっていますよ。