猫田ジャレの 『 天然!にゃー語 』

~ 見ネコ聞くネコ言うネコの とびきり天然な日常 ~

インフルエンザ、その後・・・その2

2013年01月23日 | ヘルス&ビューティー
52年生きてきた人生の中で、生まれて初めて、インフルエンザになってしまった。 



さぁ、それからが、もー、タイヘン。   

家に戻ってから海苔や卵などで軽く昼ご飯を食べると、医者で言われたように、すぐにタミフルを飲み、

たまたまその日休みで、塩尻へ散髪に行った夫に 

「 (人のこと散々影響されやすいとかって馬鹿にしたけど) インフルエンザだったよ。   」 と、電話を入れる。

夫はひと言、まるで気のないように、 「あぁ、そー。」 だと。

このぉっ、他に何か、言うことはないんかい     
 

家の中でもマスクを当然して、まず、寝室から自分の布団を、隣の書斎に引っ張ってくる。

今日から、ここが 「 隔離部屋 (病棟(^^;))」 なのだ。

その日は、それからまず寝て、夕方夫が帰ってきた気配は感じたが起きられなかったので、引き続き寝て、

だいぶ経ってから、「 卵雑炊が食べたい 」 とダダをこねて、夫に作ってもらい、

食べてからまた寝て・・・、

だったか、そのまま少し起きていて、だったかは忘れたが、

「インフルエンザになってしまった」 とゆーブログを、悪戦苦闘の末、初めてケータイより、投稿。

実はまた、暮れから自宅のネットがつながらなくなってしまっていたので   、 前日も仕事を休み、PCメールもチェックできずアセッていたので、知り合いがみな、私のブログを読んでいるわけではないとは思ったが、せめてブログで状況説明するしか、手立てがなかったので。

あのブログもさぁ、インフルになった、と言いながら、真っ先にネットの不通を書いているのは、普通じゃないでしょ!? 

それは、上記の理由でアセッていたのと、一度苦労して投稿した文章がなぜか消えたので、もう一度、詳しい内容を書くことが嫌(めんどう) になったせいもある。 



ただ、あそこにも書いたように、多少熱っぽいような気がしたので、保冷材に入れる氷のパックをタオルで巻いたものを枕にして寝たが、ものすごい熱で死にそう、って感じもしなかったし、

昼過ぎに一度寝てから、夜、起き上がるときに、だるくて布団の中で1時間以上うつらうつらしていた、ということはあったが、体の節々が痛く、あまりにも痛いので鎮静剤を飲んだ、とK子ちゃんに聞いていたほど、でもなかったし、

タミフルの副作用として、十代以下の青少年に見られる奇行?は、52歳のおばさんには、まず心配ないだろうとは思ったが、下痢や吐き気、食欲不振などがあるかも、と説明書に書いてあったが、それらしいものもなく、それどころか、

近所のお客さんが、昨年の正月に初めてインフルエンザになったとき、戻したりして食欲もなく、一週間死ぬ思いだった、と聞いたが、これがまた、全然食欲があって、
卵雑炊の翌日の夜には、「 鍋焼きうどんが食べたい! 」と、また夫に駄々をこねて作ってもらったりするなど、ほぼ3食、ちゃんと食べていた。 
( もちろん、いくら食欲があるといっても、あっさりとして消化の良い、卵雑炊や、ごはんに海苔や漬物、おにぎり等の軽い食事で、鍋焼きうどんのうどんは半玉であったが。)

しかも、やはり通常よりは熱っぽかったので、体が要求するのか、普段は飲まない、甘いポカリスエットを飲んだり、アイスなんて1日に2個も食べていたから、

「 よく食べるよな~。ひょっとして、(インフルエンザになる前より) 太ってたりしてな・笑。」 

と、夫にバカにされたくらいであるが、

「 なんか私も、悪い予感が・・・」   と、返した。

そのくらい、話に聞いていたインフルエンザの症状よりは、ずっと元気みたいな気がした。  


熱も少しずつ下がっていき、3日目の夜には、氷枕が冷たいと感じて、するのをやめたので、かなり下がった気になった。



ただし、そんな中でも、ネットがつながらないでいるのが、ものすごく不安というか、イライラしたので、毎日のように試してみたり、
熱っぽいのやだるいのを押して、前回ネットがつながらなくなった時に来てもらったNTT下請けの業者さんに、来てもらうわけにはいかないので、電話でいろいろ聞いてみたり、
無線ルーターそのものが悪いかもしれないので、無線から有線に切り替えてみて、今度は大丈夫、と思いきや、ネット環境の何か根本に問題があるらしくて、ついにつながらなかった。 
これにはちょっと、ショックであった。 


インフルエンザになっても、ネットがつながらないことにこれほど不安や焦りを感じる自分て、

もしかして、 ネット依存症          

と、やや不安になったが、4日目にはさすがにあきらめて、パソコンを一日開かなかった。(それがね、ノートPCそのものも、まだ買って一年しかたってないのに、故障でもないけど、変なのょぉ~。   )

まあ、泊りがけで出かけているときは、二日くらいネットなど見なくても平気だし、
自分の場合、店にいる時は、ほぼ80パーセントPCの前に座っているが、
外出中にケータイを見ることはほとんどない( あ、家にいるときもケータイはほぼ見ないけどね・笑
 ) ので、完全な依存症でもないとは思うのだが・・・

( ただし、インフルで寝込んでいた時は、ネットがつながらなかったため、唯一の外とつながってる感がするものとして、また、インフルの症状などについて、K子ちゃんとたびたびケータイメールでやり取りしていたせいもあり、この何日間かだけは、ケータイとお友達だったような気はする・笑。  )



そんなこんなで、インフルエンザとわかってから4日、その前日に休んだのを入れると5日、仕事を休んで家にいたのであるが、

K子ちゃんいわく、タミフルを飲んでいる間は 「インフルの菌保持者」 ということだから、外出しない方がいい、ということだったので、2度ほど父に頼んで、買い物や振り込みなどの用事をしてもらっちゃいまシタ。 (^^;)ゞ
( アイスやお茶、ポカリなどを持ってきてもらったり、独身時代から愛用している、30年物の体温計、中の水銀が切れていたりしていたのだが、なんとそれが、ひょっとしたすきに落として割れてしまったので 、 新たに電子体温計を買ってきてもらったりもした。 夫と違い、父はこういうことを気軽に引き受けてくれるので、ホント助かるし、うれしい。  )



5日分処方されていた、タミフルを飲み始めて5日目の1月19日(土)の朝、5日も店を休まれてほとほと困り果てたのか、父から電話があり、
「 どのようになったらインフルが治ったということになり仕事に出られるか、明日は日曜だから、今日のうちにS医院に行って診てもらってくれ。」

というので、出るのはちょっとかったるかったが、私もやや不安があったため、ではそうするか、と
最初に受診した時同様、近所だし、子どものころからよく知ってるお医者さんで、来る人も田舎のジジババばかりだし、行き帰りは車だから、めんどくさいからこのままで、
とパジャマにダウンコートを羽織ったままの恰好で、S医院へ。(^^;)ゞ

しかし、S先生が言うには、熱が下がった時点でインフルの菌が飛んで行ったとみなすので、

インフルエンザにかかっているかどうか、という検査はするが、
インフルが治ったかどうか、というのを確かめる検査、というのは、しないのだそうな。

私は、家族にうつしたら嫌だから、なんとか 「インフルが治ったという証明」 になるような検査をしてほしいと思い、食い下がってみたが、そういう検査は やっても無駄 だからしないんだって。

そーなの?

ちぇっ、なんでぇ  けち。 
ずくなし。(信州弁で、「面倒くさがり」のこと) 

と、思ったが、やらない、大丈夫だ、の一点張りで(医者って頑固ね。って、どっちが!? 

「ほんとに、大丈夫なんすかねぇー。何しろ、生まれて初めてインフルエンザなんて、なったから…」と、ゆーと、


「まぁ、いい経験になったね。何事も、経験だ。」 だと。 



でも、これは一理あって、インフルになった=ネタ、ネタ・・・      

と、すぐ思ったのだから、否めない。 

( ま、私の場合、大体朝起きてから寝るまで、ほとんど書くことについて考えているため、生活のすべてがネタみたいなものなので、インフルに限ったことではにゃぃのだが。(^^;)ゞ 
生きてる限りネタがあり、文語体でものを考えている女、と呼んでくれたまえ・笑。 )



K子ちゃんは、タミフルを飲んでいる間はインフルの菌保持者、といっていたが、

S医者は、熱が下がった時点でインフルとおさらば、といったので、まぁ、後者をこの際信じるとして、治ったことにしようと思い、

ただし、タミフルは処方された分は飲んでくださいね、と言われたので、残りの今日1日分は飲んでおこう、ついでに、K子ちゃんの言うことも信じて、タミフルを飲んでいる期間の、もう一日、今日だけ仕事は休ませてもらうかな、と思いつつ、

せっかく来たから、咳がまだ抜けない(← 医者いわく、インフルの菌は飛んで行ったが、普通の風邪に移行して咳が残ったのだろう、とな) ので、咳、たんを取り除く、という薬を処方してもらって、帰宅した。

普段の風邪でも、咳だけが長く残るタチなので、まぁ、これについてはあまり心配していないが、咳=人にうつしそう、で、嫌ではないか。



ところが、医者から戻ってみると、夫が、

「インフルの検査ってどういう風にするの?」 と聞くではないか。

K子ちゃんと会って、2日目の夜から症状が出はじめ、3日目には仕事を休み、4日目にインフルと判明したので、もしも夫にうつっていたとしたら、昨日今日くらいがヤマだよ、と、夫にも一昨日くらいから体温を測らせていたのだが、昨日の夜は喉が痛いと言い出した。

が、平熱であったし、今朝、私が医者に行く前、つまり起きてすぐくらいに計ったら平熱だったので、夫は仕事に出かける支度をしていた。

ところが、私が医者に行っている、そのわずかな間にもう一度計ってみたら、熱が上がったので、急に心配になったというのである。

「これこれこうやってさぁ、簡単にできるし、心配だから、仕事行く途中なんだし、ちらっと寄ってみれば?」

と言ってみた。

すると、素直にそうする、というではにゃぃか。 



うーむ。

あの、医者嫌いで、私と違って全然心配性ではなく、人のこと、インフルうつってるかもしれないから気を付けて、と言われたとたん、なった気になっている、と散々バカにしまくっていた夫が、自らインフルの検査を受けるといったのである。  

これは、そうとうなのではないか・・・。 


夫にインフルがうつっていたら、いろんな面で困るなぁー、 

でも、もしもインフルでなかったら、夫はまた、人のことを散々バカにしまくるだろう。

それは、 くやしい   



二つの気持ちの間で揺れながら、夫の診察結果を待つ私であった。 ( へへっ。ジキルとハイド!?  )



※ つづく・・・