ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

東京ゴッドファーザーズ

2019-02-09 16:27:19 | 映画


(これは2017年11月12日の記事です)

いつも行く美容院の美容師さんが無類の映画好きで、私は彼と映画の話をするのを楽しみにしています。

その彼が教えてくれたアニメ「東京ゴッドファーザーズ」を見ました。

普段アニメはあまり見ないんだけどね。(ジブリは全部見てるけど)

で、これは「おおっ!」という作品だったので紹介します。
日本のアニメもここまで来てるのか。
(2003年公開だからそんなに新しくもないけど)

もっとも監督の今敏(こんさとし)をグーグルしたら、「機動警察パトレイバー」や「ジョジョの奇妙な冒険」「パプリカ」等に関わっている人らしく、納得です。

コミカルな物語に社会派の視点も乗せて、アニメならではのご都合主義で、これが笑えて、実にいい物語に仕上がっています。

そして、これまたゲイがからむ話なんですねえ。
日本にもあったのね、ゲイストーリー。

クリスマスの夜、ホームレスの三人組(ゲイのハナ、元競輪選手のギン、家出少女のミユキ)はゴミ置き場で赤ん坊を拾います。ハナは自分の子として育てるといって「きよこ」という名前までつけるのですが、ホームレスにその資格はないとギンに言われ、三人は赤ん坊の両親探しに奔走するという話です。

これがねえ、笑えて泣けて、しかもお涙頂戴ではなく、話の展開に意外性もあり、最後までハラハラしながら見てしまう。

はたして、赤ん坊の両親は見つかるのか、妻子は死んだというギンの話は本当なのか、ミユキがホームレスになった経緯は、ハナの前歴は・・等々、見応え十分です。

これを見て思い出したのが、ドラマ「メンタリスト」のシーズン4・21話「「ルビー色の魔法の靴」です。


これもオカマショーの人たちが一人の少年を救う話で、すっごくよかったのでお勧めです。

ゲイの人たちって、どこかピュアなところがあって好きです。私にはゲイの知り合いがけっこういて(日本にもフィリピンにも)皆とても明るくて楽しい人たちです。ゲイの男性って、女性とはまた少し違う安心感があっていいのよねえ。

でも、日本はまだまだ遅れていて、ゲイと聞くだけで顔をしかめる人が多くて、何とかならないものかと思っています。

フィリピンなんてすっごくオープンです。ゲイの人たち皆いきいきとしてるしね。
日本もフィリピンを見習うべきだと思います。

皆さんも、ぜひお近くのゲイの人たちとお近づきになることをお勧めします。
きっと幸せを分けてくれますよ。

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