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(これは2017年11月12日の記事です)
いつも行く美容院の美容師さんが無類の映画好きで、私は彼と映画の話をするのを楽しみにしています。
その彼が教えてくれたアニメ「東京ゴッドファーザーズ」を見ました。
普段アニメはあまり見ないんだけどね。(ジブリは全部見てるけど)
で、これは「おおっ!」という作品だったので紹介します。
日本のアニメもここまで来てるのか。
(2003年公開だからそんなに新しくもないけど)
もっとも監督の今敏(こんさとし)をグーグルしたら、「機動警察パトレイバー」や「ジョジョの奇妙な冒険」「パプリカ」等に関わっている人らしく、納得です。
コミカルな物語に社会派の視点も乗せて、アニメならではのご都合主義で、これが笑えて、実にいい物語に仕上がっています。
そして、これまたゲイがからむ話なんですねえ。
日本にもあったのね、ゲイストーリー。
クリスマスの夜、ホームレスの三人組(ゲイのハナ、元競輪選手のギン、家出少女のミユキ)はゴミ置き場で赤ん坊を拾います。ハナは自分の子として育てるといって「きよこ」という名前までつけるのですが、ホームレスにその資格はないとギンに言われ、三人は赤ん坊の両親探しに奔走するという話です。
これがねえ、笑えて泣けて、しかもお涙頂戴ではなく、話の展開に意外性もあり、最後までハラハラしながら見てしまう。
はたして、赤ん坊の両親は見つかるのか、妻子は死んだというギンの話は本当なのか、ミユキがホームレスになった経緯は、ハナの前歴は・・等々、見応え十分です。
これを見て思い出したのが、ドラマ「メンタリスト」のシーズン4・21話「「ルビー色の魔法の靴」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/4d/1f8d125b2bd5d05d01600433cdf45b60.jpg)
これもオカマショーの人たちが一人の少年を救う話で、すっごくよかったのでお勧めです。
ゲイの人たちって、どこかピュアなところがあって好きです。私にはゲイの知り合いがけっこういて(日本にもフィリピンにも)皆とても明るくて楽しい人たちです。ゲイの男性って、女性とはまた少し違う安心感があっていいのよねえ。
でも、日本はまだまだ遅れていて、ゲイと聞くだけで顔をしかめる人が多くて、何とかならないものかと思っています。
フィリピンなんてすっごくオープンです。ゲイの人たち皆いきいきとしてるしね。
日本もフィリピンを見習うべきだと思います。
皆さんも、ぜひお近くのゲイの人たちとお近づきになることをお勧めします。
きっと幸せを分けてくれますよ。
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