かさこ塾の宿題シリーズ第4回。
肩書をつける。
先日、アメリカ人のBさんが、こんな話をしてくれました。
彼は日本に来て長いので日本語も上手です。
アメリカにいたとき、日本人の友人が、日本語の色の名前を教えてくれた。
英語にはない様々な色の名前があって、すごく驚いた。
山葵色、柳色、萌黄色・・
それぞれ微妙に違う。
それまで、色の違いなんて気にしたことはなかったが、
初めて違いに気づいた。
彼は、色の名前を知ることによって、色の違いを認識したわけです。
名付ける前から、色はそこにあり、モノはそこにあるわけですが、
名付けることにより、光が当てられ、そこにある色やモノに気付く。
肩書というのは、いわば、
回転する広告塔、みたいなもの。
人にはさまざまな面があり、
私はこうだ、と一つに絞れない。
そこで、いろんな面に光を当て、
それぞれに名付けると、
あら不思議、
それぞれの面が輝きだす、
という感じかな。
おお、君はカメラマンだったのか。
え、あなたって、ライターだったの。
それは、何よりも、本人の認識に大きく影響する出来事でもあります。
生まれて初めて、
友人から、
あなたって詩人だったのね、
と言われたとき、
私は、
え、私って「詩人」なのか?
と思ったのでした。
(その直後に、ほんとにあなたが書いたの? と言われましたが・・)
案外そんなものです。
だから、肩書って大事です。
まずは、自分に、
あなたは詩人なのだよ。
今日から私はカメラマンだ。
と言い聞かせる作業でもあるからです。
でも、
色もモノも人も、私たちが認識しようがしまいが、そこにあり続けるわけで、
名付けられない混沌こそが大事、
という考え方もあって、
あの人は何をしてる人なのかよくわからないけど、
なんか魅力的だよね、
という不思議なオーラを発することが出来たら、
それって、サイコーだよね。
なんてことをちょっと考えました。
肩書をつける。
先日、アメリカ人のBさんが、こんな話をしてくれました。
彼は日本に来て長いので日本語も上手です。
アメリカにいたとき、日本人の友人が、日本語の色の名前を教えてくれた。
英語にはない様々な色の名前があって、すごく驚いた。
山葵色、柳色、萌黄色・・
それぞれ微妙に違う。
それまで、色の違いなんて気にしたことはなかったが、
初めて違いに気づいた。
彼は、色の名前を知ることによって、色の違いを認識したわけです。
名付ける前から、色はそこにあり、モノはそこにあるわけですが、
名付けることにより、光が当てられ、そこにある色やモノに気付く。
肩書というのは、いわば、
回転する広告塔、みたいなもの。
人にはさまざまな面があり、
私はこうだ、と一つに絞れない。
そこで、いろんな面に光を当て、
それぞれに名付けると、
あら不思議、
それぞれの面が輝きだす、
という感じかな。
おお、君はカメラマンだったのか。
え、あなたって、ライターだったの。
それは、何よりも、本人の認識に大きく影響する出来事でもあります。
生まれて初めて、
友人から、
あなたって詩人だったのね、
と言われたとき、
私は、
え、私って「詩人」なのか?
と思ったのでした。
(その直後に、ほんとにあなたが書いたの? と言われましたが・・)
案外そんなものです。
だから、肩書って大事です。
まずは、自分に、
あなたは詩人なのだよ。
今日から私はカメラマンだ。
と言い聞かせる作業でもあるからです。
でも、
色もモノも人も、私たちが認識しようがしまいが、そこにあり続けるわけで、
名付けられない混沌こそが大事、
という考え方もあって、
あの人は何をしてる人なのかよくわからないけど、
なんか魅力的だよね、
という不思議なオーラを発することが出来たら、
それって、サイコーだよね。
なんてことをちょっと考えました。