ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

ミニマリストをめざそう!(再び)⑧ あなたはどんな人ですか?

2023-06-14 13:27:25 | 片付け

kindle本出版講座の話などが入ったため、ミニマリストの方は中断していましたが、

また再開したいと思っています。

なぜ、ここにきて、私が突然ミニマリストだのkindleだのと言い出したのか、

ということについて書いておこうかと。

70代半ばにさしかかり、周囲を見渡してみると、いろんなシニアがいるのですね。

まだ現役でバリバリ仕事をしている人もいれば、「もう歳だから」を連発する人もいます。

先日、ETSUKOさんがお茶会の席でこんな質問をされました。

「あなたはどんな人ですか?」

それに対して「消極的」とか「人前で話すのが苦手」とか言うと、それは他人の目を通して判断した自分ではないですか、と。

この世は幻想なので、どんな自分も創り上げることができる。

アスペルガーだから片付けが苦手、というのは言い訳。別の自分を選ぶことだってできるのだから。

そう断言しておられました。

まあ、それに対しての賛否はともかく、

私たちはいろんな自分になれる素地を持っている、というのはその通りだと思います。

いろんな才能があるのに気づいていない。

先日、本棚の整理をしていたら、奥の方からこんな本が出てきました。

「人は誰でも講師になれる」(中谷彰宏著 日本経済新聞社)

買った記憶はあるけど読んでなかった。どれどれ、ちょっとだけ読んでみようと思ったのですが、これが面白くてね。

まず冒頭に出てくるお話。

吉田松陰が投獄されて雑居房にいた時、同じ房にいた全ての人を先生にした、という話です。

植木職人からは植木の仕方を、バクチ打ちからはバクチのコツを・・と皆に教えさせたというのです。

自分では当たり前と思っていたことが、世間からすると当たり前ではない。なので、誰でも講師になれる、というわけ。

へえ、と思いました。

ETSUKOさんの話とはちょっと違うかもしれないけど、

自分では当たり前だと思い、何の価値もないと思っていたことが、案外世間の役に立つのかもしれない。そして、人に教えるということを通して自分もまた学ぶことができるのだと。

昔、小さな塾の講師をしていたことがあります。

小中学生に国語と英語を教えるのですが、社会科の教員免許は持っていたけど国語や英語は持っていない。

そこで、私は教えるために猛勉強をしました。

そもそも高校卒業以来、国語の文法も英文法も全く勉強してこなかった。

五段活用って何だっけ? から始めて、小中学生に教えるために猛勉強した。

これって、すごくいい経験になり、その後、英会話を始めた時や日本語教師の資格を取った時に大いに役立ちました。

人に教えようと思うと、生半可な知識では教えられない。しっかり身に着けないといけない。なので、自分でもしっかり学べるというわけ。

吉田松陰方式は、どんな場面でも役に立つと思います。

長い人生の中で培ってきた「当たり前」が他の人の役にたつかもしれない、そう思うと、がぜん元気になりませんか?

たとえば主婦なら、料理にかけては誰にも負けないわとか、お掃除なら任せといてとか、子どものあやし方なら得意よとか。いろいろあると思います。

「もう歳だから」なんて言ってないで、この際、人生の棚卸をして、自分の得意を見つける、というのはどうでしょうか?

ミニマリストになろうとして、家の中を片付け始めたら、何だか知らないけど、別の自分が見えてきた、という感じかな。

片付けというのは棚卸。棚の奥にしまいこんであった埃だらけのモノが意外な役にたつことを発見したりもするのですね。

何もかも捨てて、一から始めようというのは、この歳になるとちょっと違うかも・・と思い始めています。

 

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ミニマリストをめざそう!(再び)⑦ コーチング

2023-06-10 10:40:17 | 片付け

YouTubeには有益な情報がたくさんありますね。

ETSUKOさん、田子さんの動画についてはすでに紹介しました。

このお二人は「コーチング」という手法を用いて断捨離を勧めています。

コーチングを日本に導入したのは、苫米地英人氏だと言われており、苫米地氏のYouTubeも興味深く見てきましたが、なかなか難しい。

スコトーマやエフィカシーといった馴染みのない言葉がいっぱい出てきて、それだけで食傷気味になってしまいますが、同じコーチングでもETSUKOさんや田子さんのは非常にわかりやすい。

断捨離せよ、モノを8割減らせ、そうすればあなたの人生は好転する、と言っているだけなので。

コーチングにはいろんな流派があるらしく、スポーツコーチなどはスポーツで勝つことに特化した方法を用いているようです。

いずれにせよ、潜在意識を書き換えて、本来自分が望んでいる未来を引き寄せる、

一人ではなかなか出来ないので、コーチに伴走してもらいながら願望達成を図る。

それがコーチング、という風に私は受け止めています。

で、これを一度受けてみようと思ったのですよ。

何事も経験、と思っている私は、自分の歳も考えずに何にでも挑戦したがる癖があるもので。

まずはETSUKOさんのお茶会というのに参加してみました。

これ、なかなか興味深かった。

参加者は10人くらい。オンラインで無料です。全員女性。年齢は40代から70代(私)と幅広く、

中にはアスペルガーで片付けが苦手、という方もいらっしゃって「わかるなあ」と思ったのですが、

それに対するETUKOさんの回答も、簡潔でわかりやすくバッサリと切り捨てたりもして、なるほどそう来るか、と思いました。

ただし、ETSUKOさんのコーチング料を聞いて、びっくり。

75,000円/時間

7千5百円じゃないのよ、7万5千円!一時間で!

ドッヒャー!

というわけで、当然のことながら、コーチングを受けるのは断念したのですが(田子さんのコーチング料もたぶん似たようなものだと思います)

世の中には一時間で7万5千円も稼ぐ商売があるのかあ・・

一体どこからこんな高額なコーチ料が出てくるんだろうか、そして、お金を払ってこれを受ける人たちがいる、ということにも驚愕しました。

皆さんも、高額なセミナーなどには気をつけましょうね。

苫米地流のコーチングでは、ゴール設定とアファメーションが大事と言われています。

興味ある方は、少し難しいけれど、苫米地氏のYouTubeを見たり、本を読んだりするのがいいかと思います。

最近私が読んだのは、

「オーセンティック・コーチング」(苫米地英人著 株式会社サイゾー)

これはわかりやすかった。

近いうちまた本の紹介などしたいと思っています。

あと、桑名正典氏の本(数冊読みました)もいずれ紹介したいと思います。

というわけで、時給75,000円の話、じゃなくて、コーチングのお話でした。

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ミニマリストをめざそう!(再び)⑥ いざ、という時のために

2023-06-07 10:19:13 | 片付け

私たちは「いざ」という時のために、モノをため込みがちです。

日本は災害の多い国なので、地震や台風や何やかやとしょっちゅう災害が起きて、停電したり電車が止まったり物流が途絶えたりします。

そのため、せめて一週間分の食糧や水は備蓄しておかないと、

というわけで、食糧に水にトイレットペーパーに、そうそう、乾電池や携帯バッテリーや手回しラジオも必要よね、

それに、懐中電灯に簡易トイレに防水シート・・いざという時これを運ぶリュックもいるわね、

というわけで、家の中はいざという時のための備蓄品であふれかえるのです。

で、「いざ」という時はいつ来るのか?

その「いざ」という時、私たちは何処にいるのか? 

家にいるとは限らない。

電車や地下鉄の中かもしれないし、高層ビルの上の方の階かもしれないし、見知らぬ遠い街を歩いているかもしれない。

台風のように、ある程度予想がつく災害には備えられるけれど、地震や津波は予想できない。

その時、どこにいるかわからない。つまり、運次第。

考えてみれば、私たちの人生は運次第。

いつ来るかわからない「いざ」という時を怖がりながら待つより、

自分の運命は自分で切り開きたい、そう思います。

若い頃、私は二度逃亡劇をやりました。

一度目は、実家からスーツケース一つで逃げ出し、二度と戻らなかった。

二度目は、まだ幼い子どもたちの手を引いて夫の元を逃げ出し、二度と戻らなかった。

二回ともそれなりの理由があってのことで、今も後悔はしていません。

あの逃亡劇があったからこそ、今の私があると思うので。

あの時、私は家に残したモノのことは一切考えなかった。

大量に残してきた本や日記や写真や様々なモノのことは一切考えなかった。

自分の未来、そして自分と子どもたちの命と未来だけを考えていました。

いざという時、人間はモノなんて簡単に捨てられるのです。

災害にあって、強制的に捨てざるをえない状況になるかもしれないし。

それでも、命がある限り大丈夫、何とかなる、と私は確信しています。

それなのに、なぜ目の前のモノを捨てるのがこんなに難しいのだろうか??

謎だ。

 

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ミニマリストをめざそう!(再び)⑤ イメージが大事

2023-06-05 12:30:53 | 片付け

何かを達成するには、目標設定とイメージが大事だそうです。

そこで、視覚と感覚に訴えるべく、2本の映画を再視聴しています。

一本目は、「ノマド・ランド」

2021年にアカデミー賞を受賞した映画なので有名ですね。

今、3回目くらいを見ています。

また、Netflixで配信されているドキュメンタリー、

「今求められるミニマリズム」

これも大好きで、2回目です。

世界中にミニマリズム旋風を巻き起こした人物、ジョシュア・ミルバーンとライアン・ニコデムスの実録映画です。

この二人が実にいいのよねえ。

また、ジョシュア・ベッカーの本「より少ない生き方」も再読しています。

ここにも、ジョシュア・ミルバーンが登場しています。

他にもミニマリストたちの記録は沢山ありますが、自分好みのものを探して繰り返し見たり読んだりして、潜在意識にインプットしていくのがいいかと思います。

私たちの潜在意識にはたくさんの情報が詰め込まれていて、それを書き換えるのは容易なことじゃなさそうですが、

繰り返し好きなモノをインプットしていくことにより、自分自身を洗脳していくのです。

ただし、その前にできるだけ水槽の水を減らしておくことが大事、とETSUKOさんや田子さんは言ってますね。

満杯の水槽には新しい水は注げない。断捨離して不要なモノを捨てることにより、新しいエネルギーが入ってくる。

できれば8割減らそう、と。

8割減らせば、8割新しいものが入ってくる、と。

そもそも私たちは何も持たずに生まれてきて、何も持たずに去っていくのだから、

水槽の水はできるだけ空にしておいたほうがいいに決まっています。

でも、わかっていてもできないのが、私たちです。

日々葛藤しつつ、それでも毎日少しずつ捨てていこうと思っています。

昨日は段ボール箱2箱分の本を出しました。まだ処分はしてないけど。本棚がかなりすっきりしてきました。

 

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ミニマリストをめざそう!(再び)④ シニアこそ必要

2023-05-31 12:00:38 | 片付け

最近、地震が多いですね。

先日も千葉で震度5弱の地震が起きました。

で、やっぱり思うのですよ。

モノは減らしておかないと。

そこで改めて、シニアこそ断捨離が必要だ、と言いたい。 

骨密度や筋肉や女性ホルモンはどんどん減っていくのに、家の中のモノはどんどん増えていくのはなぜだ? 

なぜなら、

いろんなことが衰えてきているから・・

衰えは目に見えないのでなかなか気づきません。気づいた時はかなり進行してたりする。

気づいてからじゃ遅かったりもする。

できれば、立つ鳥跡を濁さず、という風に立ち去りたい。

でも、それを自覚し決断できる時期はそう長くないようです。

シニアに断捨離が必要な10の理由を考えてみました。

① 探し物の時間が減る。
② 掃除が楽になる。
③ いざという時のために溜め込んだモノはたいてい役に立たない上に場所ふさぎ。
④ ストックした食糧は古くなりまずくなる。
⑤ モノを捨てるには判断しなくてはならず、脳が活性化する
⑥ 同時に決断力が早くなる。  
⑦ 行動することで脳が活性化する。動けるうちに動こう。
⑧ お金は節約できるけど歳は節約できない。時間の有効利用こそ急務。
⑨ モノより空間、モノより時間。今ここを生きるために過去は断捨離。
⑩ 生まれたときも死ぬときも、私たちは裸一貫。

きっとまだまだあるはずですが、とりあえず、以上のような理由だけでも、断捨離の必要性はあると思います。

人間は慣れ親しんだものを捨てるときに恐怖を覚えるそうです。

でも、その恐怖は脳を活性化します。

いざとなったとき、眠っていた能力が開花するといいます。才能というのは必要な時に開花するから。

「ふたりの老女」という小説を思い出します。アラスカインディアンの伝説です。

興味のある人はググってみてください。

私は眠ったままでいたくない。

最期を迎えるとき、自分が何者でこれからどこに行くのかをはっきり自覚していたい。

そして、できれば、なぜ私はこの地球に生まれてきたのか、世界はどうなっているのかを理解してから行きたい。

そう思っています。

と、ここまで書いてきて、ETSUKOさんのこんな動画を見てしまいました。オーマイG!

それじゃまたね~

 

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