買
2008-10-04 | 陶芸
いつも立ち寄るギャラリーへも。
そこで、ムムムと立ち止まる。
▼平成13年に「伝統工芸新作展」を見た事がある。
知人の入選作品を見るため。
そこには、おそろしい作品群。
作者の名前は覚えていないが、一番気に入った模様はハッキリ記憶している。
その作風の作品が、そのギャラリーに陳列されていたのでR。
▼値段を見ると、私の金銭感覚を崩壊させるのに充分な数値。
欲しいけれど、一番安い湯呑みでも、私の個展での最高値より高いのでR。
そして、買う、買わないの葛藤。
▼店の客は自分ひとり。
だめもとで、「写真とってもいいですか?」と聞くと、
迷いながらも、「全体の雰囲気を取るんだったら」との返事。
写真で我慢する事にして、次の店へ。
▼しかし、他の作品を見ていても、あの作品が頭から離れない。
ここで別れたら、いつ出会えるか分からない。
もう、清水の舞台から飛び降りるしかなかったのでR。
購入すれば、写真は撮り放題、触り放題なり。
p.s. 写真は、土居恭司さんの作品。