APPLEの潔さとこだわり

2008-02-06 | ◆気になるコト・モノ・ヒト


昨日やっと“Mac Book Air ”の実物を栄のストアーで見てきました。
ノートはMac Bookを持っていますから特に必要ではありませんが、
新商品発表時はSteve Jobsの作品を見るのがいつも楽しみです。

APPLEは現代の工業製品を生産する会社には珍しく、
Jobsのワンマン的?な思想の下で製品開発がされていて、
その分、迷いの無い思いきった製品を創り出すのが
Mac好きにはたまらない魅力なんだと思います。
今回の“Mac Book Air ”も無線LANを前提に
極限まで省けるモノは省いていて、潔さを通り越して
心配になるような仕様ですが、その成果がこのオブジェのような
美しい形なんですね…

現実には(特に日本人には)、薄さよりA5サイズとかのコンパクトさの方が
確実に需要はあると思うのですが、APPLEは以前から
キーボードサイズにこだわりを持っていて、決してモバイルサイズを
作ろうとはしませんでしたし、今回もやはりこういう形での
個性(世界一の薄さ)の出し方になったようです。

オブジェ作品としての魅力は十分感じますが、実用機としての魅力は、
値段や機能の総合評価で考えると、かなり厳しくなると思います。
個人的には“CUBE”の二の舞い機種になりそうな気がしますが
はてさて如何なモノでしょうか???

ひょっとして“Mac Book Air ”は失敗作になるかもしれませんが、
それでもこんな挑戦的な気概でモノ造りをするAPPLEが大好きです。
たまにi Mac、i Pod、i Phoneのようなヒット作を出してくれれば
御の字でしょう!!




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