夏の思い出- 1 礼文島

2006-08-09 | ◆山・ドライブ・散歩

▲スタート地点の近くの海だと思いますが、海は最高に綺麗でした。

若い頃はけっこう気ままに生きていました(今も?)。
夏になるとオートバイに乗って、あちこちに出かけるのが大好きでした。
北海道も一度目はオートバイでしたが、二度目はフェリーと列車で出かけました。
行き当たりばったりの旅でしたから、とりあえず最果ての地まで行くことに決めました。

行く途中で知り合った大学生の誘いで、いきなり礼文島の民宿で居候バイトをするはめになり、
二週間ほどタダ働きをしながら、礼文島の生活を楽しんでいました。
そんな中でもホントに楽しかったことは、島の真北にあるスコトン岬を出発点として、
島の西側の海岸線約20km歩く“8時間コース”というハイキングコースを、
民宿で知り合った宿泊客の2人と自分の3人で12時間(爆)もかけて歩いたことでした。
朝の7~8時頃にコースを出発するので当然到着は日が沈む前のはずですが、
僕らは途中、しっかり海に沈む夕日に見とれていました。


▲同行者の顔をあえて公開します。ご存じの方、書き込みお願いします。
 ちなみに撮影は30年近く前です(爆)。

礼文島は島の東側が生活圏で、西側は一部を除いて普通の生活者はいなくて、
漁師の小屋があるくらいで、コース全体は昔からの自然が
そのまま残っているようなところでした。
海は南の海とはまた違ったエメラルドグリ-ンで、あの海の蒼さと豊富な自然、
海に沈む夕日は、いまだに夏の思い出から消えることはありません。

民宿のおじさん、その節は大変ご迷惑をおかけしました(笑)。
車で迎えに来てもらって、真っ暗になるまで待たせて、 心配させて
本当にスミマセンでした(って今頃…)。


▲たぶんこの崖の上付近を歩いていたと思います。
 終盤は海岸の岩場を歩いたと記憶しています。

※写真は110(ワンテン)フィルムという35mmの1/3位のサイズの当時のネガを
 スキャナーで取込み、強引にカラー調整しました。粒子はボロボロです。
 若干不自然ですが、よく生き返りました。



コメント (4)