日本人は偉いもので、自然現象に対して学術的な
名前だけではなく、字を見れば何となく様子を想像し得る
文学的な名前を付けて俳句等の文学に使ってきました。
それは雲だったり風・雨・雪だったりと、あらゆる自然現象に
様々な呼び名が付けられています。
調べてみるとなるほどと思ったりするものも結構ありますので、
自分の撮った写真と照らし合わせながら、勉強がてら
いろんな自然現象に付けられた呼び名を、紹介してみたいと思います。
参考書物は一時流行った、高橋健司著「空の名前」からです。
写真は先日、寒々とした夕方の街を車で走っていたとき、
雪か雨を降らせている雲が見えたので、見晴らしの良い堤防へ出て撮った写真です。
で、調べてみると俳句歳事記の中では
冬の雲“凍雲(いてぐも)”と呼ばれ使われているみたいです。
たった二文字の漢字を見ただけで、何となく寒々とした風景が伝わってきます。
う~ん面白いですね!