悪徳絵画(ニセ版画)売り

2005-10-04 | ◆Photo Diary
バブルの頃、山形○道やラッ○ンとかの版画(シルクスクリーン)が
よく売れていましたが、大きなサイズだと100万円を越えるモノもありました。
しかし今、それらの版画をどこかに引き取ってもらっても、
せいぜい数万円だそうです。

日曜日に報道特集を見ていたら、最近また、強引な絵画売りが問題になっていました。
街頭で若いセールス女に呼び止められた男達が、展示即売会とも聞かされず、
会場に引込まれ、数時間もセールス話を聞かされ、最後に大幅値引きの
甘い言葉に乗せられ、数十万円の偽版画を買わされていました。

昔と比べて悪どいのは、昔のシルクはまだそれなりに手間が掛かっていました。
だけど、最近〈ジクリ〉と言って売っている版画は、皆さんが年賀状をする
家庭用プリンターを、業務用にしたような物で(インクの耐光性を高くして、
デカいサイズが刷れるだけ)刷っただけの“なんちゃって版画”です。

こんなプリンターで刷ったモノを数十万で買った日には、
数年間の馬鹿な借金が残るだけで、どこかに引き取ってもらおうと思っても、
額代しか戻ってこないでしょう。

版画だけじゃなくて、エステや痩身器具、学習教材等セ-ルス品は、
気を付けた方がよい物が多いですね。
気の小さい人は、甘い誘いにはくれぐれも注意しましょう。


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