雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

061214 日々歌う

2006-12-14 09:28:51 | 日々歌ふ



              


               黄を深み冬陽に光る夏蜜柑 啄む鳥も盗る子らもなく


                             *


             母逝くをともに看取りしその暮に兄また逝きて十歳の経つや



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9 コメント

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銀杏を満喫 (eeko)
2006-12-14 12:05:08
★髭彦様~、こんにちわ~(●^▽^●)♪
お久しぶりでございます~m(__)m
未だ完璧に復帰できてないのですが~先ほどからチョコット時間が出来たので遊んでます~(^^ゞ
暫らくぶりなので↓辿って拝見しました~相変わらず良い歌読まれてますねぇ~♪そしてお写真も素敵です♪私も頑張らねば・・・(;^_^A
アッ!東京では銀杏を満喫して来ましたよ~(^O^)/
先ずは上野・・・そして後楽園・・・最後は神宮外苑の並木~何処もまだまだ綺麗でしたぁ~(^^)v
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ちいさき兄の (Fou)
2006-12-14 21:47:26
命日。
今日は一日家にいたので10年前の夕刻に命を落した弟を想って最後の命の火をもう一度灯してやろうと思って、ロウソクを灯し続けました。
午後遅く、PCで次年度のシラバスの原稿を作って、そとがくらくなったころに「できた!」。ロウソクをつけていた今に行ってみると燃え尽きていました。
6時少し前。死の知らせがあったのは6時頃でした。
10年寿命を延ばしてやりたいと思ってもらいうけたトシも10歳。まだまだ元気です。猫のチィのようにもう10年永らえることできるかな。
これからの10年はトシと私の老年期。どちらが先に「老人」になるかしら、ね。


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eekoさん、こんばんは (髭彦)
2006-12-15 02:43:52
お訪ね、ありがとうございました。
ドームホテルに滞在されたようですね。
成城石井には、自転車でときどき買い物に行きます。
後楽園では紅葉と黄葉の両方が楽しめたのではないでしょうか。
外苑の並木も見ごろだったようですね。

写真のアップを楽しみにしています。

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十歳… (髭彦)
2006-12-15 02:48:14
オヤジより26歳も年上で、アニキより7歳も年上になりました。
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「息子さんですか」 (Fou)
2006-12-15 23:48:25
と、訊かれるのよ。と母が嘆いていましたね。小さなスナップ写真を2枚、母は額に入れて身近においていましたね。父の写真は私が2歳の夏の一家の(残念ながら、あなたはまだいない)が最後。母の2枚は学生の頃の角帽を被ったのと私が生れた前後の教室での講義の時のもの(横向きに黒板の数式を説明しているところ)でした。
母はからからと笑っていましたが、悲しそうでした。
同じ悲しみを私は経験せずにすみましたが、母のこの言葉を思うだびに胸がふたがります。
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寂しい歌ですね。 (sakura)
2006-12-16 12:23:29
今日は寂しい歌ですが、でもこうして歌を詠む事が
お出来になって お姉様と想い出話が出来る事はお幸せでは無いでしょうか・・・
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世田谷の家だったのかな (髭彦)
2006-12-16 21:08:41
あれは世田谷の家だったのかな、庭先で麻の背広の上下でFou姉を抱いている写真ね。
黒板を前に講義している写真も、目に浮かびます。
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sakuraさん、こんばんは (髭彦)
2006-12-16 21:11:45
レポート地獄からやっと生還しました。
歳も考えずにまた<完徹>などを。
この性分は死ぬまで直りませんね。
ははは。
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このところ (Fou)
2006-12-17 00:03:03
私はやや早めに締め切りの仕事をこなしています。これも歳のせいか?

そう、下馬の家の庭だと思っています。「お隣に滝沢修が住んでいたわ」と母が言っていた家。
私が生れる寸前に祖父(母の父)が「俺の初孫をこんなぼろ屋に住まわせるわけにはいかない」と娘を説き伏せて祖父の家(野沢)の近くに新築中の家を見つけてきて「見に行け」と。
母は夫の月給では払いきれない家賃だから、と断ったら、「『誰がお前達に家賃を払えと言ったか!』と『叱られちゃった』」と言ってました。1
祖母によれば、「近くに牧場があった、だから、あんたが最初に発した言葉は『モウ、モウ』だった」と。
同じ日に撮ったもう一枚の写真はススキの生い茂る長い道の端に私を抱いた白いスーツ姿の父の横顔。
庭で私を抱いた母の写真もありますよ。きっと同じ日に初めて子を持った夫婦が互いに子を抱いた写真を取り合ったのね。
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