雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

一泊で秩父に行ってきました

2011-02-04 12:25:05 | Weblog

旅の友Nさんから1日に電話があり、秩父市大滝の「三十槌(みそつち)の氷柱(つらら)」を急きょ観に行こうということになった。
2日の朝10時に秋津駅で待ち合わせ、Nさんの車で秩父に向った。
途中、越辺(おっぺ)川の白鳥飛来地(川島)に寄り、「三十槌の氷柱」の前に宝登(ほど)山のロウバイを観ようかと長瀞に向った。
石畳の近くの蕎麦屋で遅い昼食をとった際、愛想のいい女将が宝登山のロウバイはちょうど満開だと言う。
しかし、天候は薄曇。
ロウバイが映えるのは、なんと言っても快晴の空の下である。
時間も押してきたので、迷った末、大滝に直行することになった。
いったん、美の山中腹にあるNさんの山荘に寄って、4時ごろに「三十槌の氷柱」に着いた。
渓流の崖沿いに見事な氷柱がまさに見ごろであった。
ひとしきり写真を撮り、5時からだというライトアップを車の中で待ち、5時過ぎからまた河原でライトアップされた氷柱を撮影した。
6時を回り、暗い中を帰るのもなんだと、Nさんの山荘に一泊することになった。

12時近くまでNさんと飲みながら何だかんだと議論をして、翌朝7時過ぎに起きると前日とはうって変わった快晴である。
これでは満開のロウバイを観ないで帰る手はない。
木曜日定例の見沼野草(野鳥)教室を休ませていただくことにして、10時ごろ宝登山に向った。
ロープウェイはパスして、40分ほどの味気ない砂利道を登った。
しかし、である。
山頂の「蝋梅園」に着いてみると、満開のはずのロウバイはせいぜい4分咲き程度なのであった。
逃がした魚は大きい。
秋の京都でも似たようなことがあったなあと、2人で苦笑い。
それでもひとしきり写真を撮って、また徒歩で下山。

帰途、もう一箇所、荒川の白鳥飛来地に寄ろうということになり、深谷市の川本に向った。
自然が残る広々とした川べりは、空も水も青く何とも言えず美しい。
そこに、10羽ほどの白鳥と、コガモやカワウが点々と遠く水に浮かんでいる。
30分ほど写真を撮って、帰路に着いたが、近くの橋をわたる途中に白鳥の大きな群れが見えた。
そこで、また河原に下りて50羽ほどの群れを間近に見ながら写真を撮った。
青い水に純白が映える。
逆光に浮かぶ白鳥が撮れるだろうと、橋の上に戻ればまさにドンピシャリ。
次々に白鳥たちが夕陽の中を上流に向って飛び立ってゆく。
2人で夢中になってシャッターを切り続けた。

こうして、ロウバイには不完全燃焼だったが、氷柱と白鳥には大いに満ち足りる一泊の旅となった。
いつもながら、「N観光」の「社長」兼「運転手」を自称する旅の友Nさんに感謝しつつ、5時ごろに所沢駅まで送ってもらい、6時過ぎに無事帰宅した。

これから300枚近く撮った写真の整理にかかるが、何とかいい写真が写っていることを願うばかりだ。



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4 コメント

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楽しみです。 (sakura)
2011-02-04 13:33:55
300枚位、直ぐに整理出来るでしょ。
とても楽しみです。
氷柱もですけど、髭彦さんの、白鳥はきっと又
素晴らしいアングルで沢山写されたのでしょう。
楽しみだな~~~(^。^)y-.。o○
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飛びもの専科の… (髭彦)
2011-02-04 14:03:16
sakuraさんに敵うような写真は、恐らく撮れていないでしょう。
もう7年も使っているPCなので、処理に時間がかかるのですよ。
暮れに新しいPCを買って届いてはいるのですが、引越し作業に自信がないこともあって、まだ箱の中に入ったまま。
そろそろやらないと、とは思っているのですが…。
ははは、お笑いください。
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え?えぇ? (sakura)
2011-02-04 22:26:35
はははは・・・(^◇^)
本当におかしい。
せっかく新しいパソコンを買って箱の中とは、、
世の中にこんな方がおられるのですね。

せっかちのsakuraには考えられな~い。
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ははは! (髭彦)
2011-02-04 22:46:23
明日できることは明日に、あさってできることはあさってに、というどうしようもない性格なんです、実は。
もちろん、切羽詰れば火事場のナントヤラで、底知れぬ活力がフツフツとどこやらからか湧き出てきて、結構何とかなってきてしまったもので、「怪傑ギリギリス」なんて職場でも自称していました。
責任転嫁すれば、どうやら母親譲りのDNAらしいので、死ぬまでこれは直らないでしょう。
吾妹もとことん呆れています。
もう一度、ははは!

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