雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

初夏の落ち葉の色の

2007-05-27 01:07:54 | 日々写す



             初夏の落ち葉の色の見事なる泰山木の秋を知らざり



         

                                   北の丸公園にて



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16 コメント

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麦秋と (Fou)
2007-05-27 01:33:59
は、日本人の感性?
「星の王子様」の中で狐が「麦の黄金色を見ると君を思い出すから、君との別れは寂しくない」というようなことを言っていますね。王子様はブロンド。
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ぼくも… (髭彦)
2007-05-27 10:53:11
<麦秋>ということを思いながら、写真を撮り、歌を詠みました。
楠も春に大量の葉を落としますね。
家の前の公園がびっしりと敷き詰められていたのを思い出します。
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この時期は毎日のように (Fou)
2007-05-27 13:07:55
落葉拾いに悩まされるのですが、今年は少ないと思ったら、1本は太い幹のオブジェと化しているからでした。まだ芽は出てこない。蘇生できるのかな。
花もそろそろ咲き出します。
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ポリヌルム (きょんふぁ)
2007-05-28 21:54:37
「麦秋」は韓国語ではポリ(麦)+ヌルム(>ヌルダ:黄色い)と言います。言葉があるのですから感性が存在するのでしょうか。

ちなみにポリは大麦、小麦はミルです。

小津映画、見たくなります。
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きょんふぁさん、 (Fou)
2007-05-28 22:29:46
私たち日本人の先進文化、多くを教えてもらった文化ですから、この感性も朝鮮半島(敢えて使わせてください)からの輸入文化の一部かもしれませんね。

韓国では小麦よりも大麦が古くは一般的だったのでしょうか。
日本ではどうなのかを生憎知りませんが、子供の頃住んだ福島県の太平洋岸の町では大麦だったと思います。「青い麦」の穂をちぎりとって、殻から実を出してくちゃくちゃ噛んで、ガムにしたものです。噛んでいるうちに茶色の皮が表面に浮き出してくるので、井戸水をポンプで出してもらって洗うと茶色の皮のかすが流れ落ちて真っ白いガムができました。懐かしい味が口の中に広がってくる!
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Fouさま、こんばんは (きょんふぁ)
2007-05-28 23:35:14
そのまんまポリッカウル(麦+秋)とも言うようです、語源、日韓どっちが先かなどは、わかりません。

麦のガムですかぁ。
味もそうですが、匂いって、記憶と結びついてますでしょ。若輩ながら、ときどき郷愁めいたものを覚えますが、何か工業的な匂いですねぇ。たとえば教室掃除に使ったシンナー臭いワックスとか!

青い麦、Fouさまになら、コレット?とか返して、お喋りを展開させるべきですか(笑)?

私が野外にあるものを食べた経験なんて、グミの実くらいでしょうか。

わたし韓国通でも昔人でもないので、わからないことだらけで、答えになりませんが・・・。

日本文化って、いろいろ混交していますよね、朝鮮半島由来ばかりでもないでしょう、まぁ兄だ弟だと気をつかわずに、自由にお話いたしましょう。先日三内丸山遺跡にやっと旅行してきましたが、北方の人間同士の交流の歴史も、やはり面白そうですね。

「浪漫列島にっぽん」、うっとりします。

いま思い出す自身のエピソードと言えば・・・。
二十数年前、高校生時代ですが、ソウル大学のサマースクールに参加。食堂で出たのが「茶色い線のはいったお米」のライスだったので、お米が悪くなっている?と考え、つきかえしたら、たしか、「麦飯だよ」、とかなんとか言われ、大笑いされました。

当時の韓国の貧しさやものものしい雰囲気には、まったくの世間知らずのお嬢さんとしては、内心ショックでした。

後年(これは十年前くらい)高麗大学校留学中、ある日下宿で黄色い粒つぶご飯が出て、これは何?と聞いたら確か、「今日は健康食の日(実際は、節約の日かも)と決めていて稗(だか、粟だか)よ」、と苦笑いされました。下宿のおばさんに「あなた知らないのね~」という感じで。

そんな感じですので、あしからず。。。。
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起源は中国! (髭彦)
2007-05-28 23:38:23
<ポリヌルム >ですか、いい表現ですねえ。
ところで、念のため母の形見のオンボロ漢和辞典を引いてみました。
<麦>の項に<麦秋>があり、その例文に<礼記>の<是月(四月)也、麦秋至>が引かれていました!
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メソポタミアまで・・・? (きょんふぁ)
2007-05-29 00:53:05
麦酒片手に書いていますのでいいかげんです・・・
なんだか私も遡り好きで、酒と鮭、とか駄洒落で頭がいっぱい・・・

児の本にふえし漢字や麦の秋、これは歳時記より。

いやあ・・・ここに来て勉強するのが楽しいです。

ところで近隣、すでに栗の花がアヤシイ匂いを放っております。毎年、初夏に秋を想うもののひとつです。

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泰山木の初花を (Fou)
2007-05-29 01:35:49
見ました。

例年のことなのだけど、キーウィのような蕾の外皮が雑巾バケツの中にあったので、咲いたか?と見上げたが見つからない。2階から見るとあった、あった。既に夕方近くだったので、花を閉じていましたが。木のてっぺんにいくつも咲いていました。広い庭で家からの距離があるといいのだけれど。
かつては屋根に上って花見をしましたけれど。
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ゆふぐれの・・・ (きょんふぁ)
2007-05-29 06:44:13
泰山木の白花はわれのなげきをおほふがごとし・・・
茂吉の歌にこんなのがあったはずですが、夕方閉じてしまう、というのが鑑賞に関わるのかしら。

おはようございます、朝からすみません。麦の勉強もしました、ガムになるのはうるち性ではないもち麦か、とか、伝播の歴史やら、食文化やら。

どうも勝手に学校にさせていただいてます、ありがとうございました(汗)。
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狛犬、シーサーと同じ?… (髭彦)
2007-05-29 17:49:10
メソポタミア起源、そうかもしれませんね。
中国の獅子が片や朝鮮経由で狛犬に、直接沖縄に伝わってシーサーになったと考えられますが、中国の獅子はシルクロード経由でメソポタミア、エジプトから伝わったライオンが原型。
麦秋もまた然り、かも。
おもしろいですねえ。
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麦とおとめと犬と。 (きょんふぁ)
2007-05-29 20:07:04
狛犬>高麗犬。それからグリフィン。嗚呼、イシュタル門!う~ん、すべてはミトコンドリアイブまで遡るのか・・。エジプトまではなじみがありますが、アフリカのまだまだ知られざる国々の神話を研究したい気持ちになります。

メソポタミア~麦~スピカ(麦の穂)~おとめ座~犬小屋(β星でしたっけ?)~犬~獅子・・・連想はギリシャ神話などにも飛び、頭の中だけで酔えてしまいます。いけない傾向。

ところで今年は何か、星空の見物はあるのでしょうか。有名な歌集に『獅子座流星群』(小島ゆかり)がありますよ、女性の歌集もお読みになると、感性が刺激されて、男性の歌詠みにもプラスのようです。

昔や空とばかりつきあって、生涯〈自愛〉に終わるわたしかも。植物、数学、音楽、建築、デザイン・・・いいなぁ。髭彦さまのブログ(歌と写真と広範で深い知!)には、どうも好きな要素があふれていて、飲食がおろそかになります♪
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<青い麦> (髭彦)
2007-05-29 22:48:24
コレット。懐かしいですね。
高校時代に読んで、妙に惹かれました。
『獅子座流星群』(小島ゆかり)は読んでいません。
小島ゆかりさんは気になる歌人の一人です。
遠慮はご無用ですので、これからもいろいろと教えてください。
ありがとうございました。
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酔留東野? (きょんふぁ)
2007-05-30 07:00:51
おはようございます。
教わっているのは私のほうです。文面だけでは男子高校生みたいでしょう?(苦笑)

髭彦さまは小島さんと、資質的にどこか合う気がします。小島作品では、初期の端正・清澄なしらべがわたしの好みなのですが、髭彦さまのいまの歌いぶりと相通ずるところを感じますよ。

小島作品より一首。(有名サイトからのコピペですがご存知ですか?京大の東郷雄二先生の短歌解説集。的確でお勧めです。)
 
風かすか蜜を含みて天地(あめつち)のあはひ揺れをり花また人も

こちらこそ、ありがとうございました。
これからも半分はふざけたこと書くでしょうけれど、冗談好きなだけですから、誤解なきよう。
根は直、潔、寛です。
ま、幼稚なんです。

それではまた。
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ほめる批評 (髭彦)
2007-05-30 22:44:23
東郷雄二さんのサイト、見てみました。
東郷さんの短歌批評は4月でちょうど200回目の最終回だったんですね。
東郷さんは小林秀雄にならって、ほめる批評を心がけていると書いていました。
ぼくの拙い歌を小島ゆかりさんの資質に通じるものがあると言ってくださったきょんふぁさんも、同じですね。
ありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
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誰しも・・・ (きょんふぁ)
2007-05-31 01:31:31
誉められたいし、誉めてくれる人はよい人と思い、好み、真摯な批判に耳を傾けられる人は少ないですね。余計なことですが、この心理学にたけている女性は単純な男性にはもてるんだろうなぁ。わかっているのに実行しないのですから、これまで私もおばかな人生でした(笑)。

冗談はさておき、ほめる批評、それこそどの個性も尊重するという態度ですものね、心がけます。

単なるゲージツ愛好家にすぎませんし、基本的に自由に生きたいくちなので、なんの野心(も実力も人脈も下心)もありません。お喋りしにきているだけですから、あまり構えないでくださいませ。

また本気で誉めに寄らせていただきます。
ありがとうございました。

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