雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

110521 日々歌ふ

2011-05-21 21:40:57 | 日々歌ふ

緩慢なジェノサイドをば列島にもたらす責めを誰ぞ負ひうる



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こんにちは。 (setu)
2011-05-23 10:44:52
「夜の森」という駅名、公園名を髭彦さんのブログで知った時は、何て素敵な名前の場所があるのかと、実に心惹かれました。
詩集は手にされましたか?
若松丈太郎さんの詩、懐の深さを感じます。重く心に響きます。
私は、『福島原発難民』を数冊購入して、友人たちに送ろうと考えています。一冊は、安蔵氏長女の鹿島さんに差し上げるつもりです。
ご紹介頂き、有難うございました。

市川定夫氏(多分現在、原水禁議長)は、夫が学生時代に農学部の助手をされていた方で、放射能により突然変異を起こすムラサキツユクサの話は、よく家で聞かされていました。
チェルノブイリ事故後は、庭のムラサキツユクサを時折観察していましたが、その後、ムラサキツユクサの説が否定されたこともあり、気になりながらも観察することが少なくなっていきました。そして、あまり増えるので、抜いてしまったことをちょっと後悔しています。浪江町では、ムラサキツユクサの花弁にピンク色が出ていたのですね。
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setuさん、こんばんは (髭彦)
2011-05-23 18:45:31
『福島原発難民』の冒頭の詩「みなみ風吹く日」が採られた詩集『北緯37度25分の風とカナリア』(弦書房、2010年)は届きましたが、「夜の森」を収録しているはずの『若松丈太郎詩集 (日本現代詩文庫) 』(土曜美術社出版販売 、1996年)はまだ届きません。
市川定夫さんの著作も読みたいなと思っています。
これから、毎週通っている見沼田圃の野草にも異変の生じる可能性があるのではないかと、恐れています。
『福島原発難民』の「コールサック(石炭袋)出版社」を作った鈴木比佐雄さん自身も、両親がいわき出身のすぐれた詩人でした。
『鈴木比佐雄詩選集一三三篇』(コールサック社、2009年)に、「カクノシリヌグイ」「シュラウドからの手紙」という原発をテーマにした、叙情と批判精神に満ちた詩があります。
「カクノシリヌグイ」は「ママコノシリヌグイ」という野草の名を下敷きにしていますが、その第1連と最終連はこうです。

  1
秋/手賀沼の水辺に咲くイシミカワ/その淡緑色の小さな花と/葉っぱの皿に盛られた/葡萄のような実は/緑白色/紅紫色/青藍色/その色の重なりを眺めていると/北の海と空の色を思い出す/なぜイシミカワと呼ばれるのか/水辺に美しい石の実が生ると/古代人もめでたのだろうか

 10 
私は父母の故郷 東北の海辺で/今も叔父と一緒に駆け出すだろう/カクノシリヌグイの/「青い花」の幻影にめまいして/イシミカワのような/深い色を湛えた海を見るために/行商の汗をぬぐい/甥っ子の成長を祝福した/叔父のやさしい瞳の自然光を/忘れないために

この二つの詩は以下のサイトでも全文が見られます。
http://p.tl/q6nt

二人の詩人を知って、世界が広がりました。
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