在仏の平和活動家・歌人の美帆シボさんから、以下のメールが届きました。
11月に、日本でシンポジウムと講演会に各々パネリスト・講師として参加されるそうです。
ご興味のある方は、どうぞご参加ください。
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美帆シボです。
日本の残暑はようやく治まったころでしょうか。
お元気でいらっしゃいますか。パリはこのところ秋雨が多くなりました。
今、フランスではロマ族の強制追放やアルジェリア問題を扱った映画で様々な民族問題が起きています。
日中問題も報道されています。
これ以上悪化しないことを祈っています。
さて、11月の日本の予定が決まりましたので、主な予定を以下に記します。
もし、静岡や東京近辺にお住まいで、シンポジウムや講演などに関心のある方をご存知でしたら、この情報を伝えていただけるでしょうか。
この夏は成田空港で車椅子のお世話になりましたが、現在、足を治療中していますから、11月はまともに歩けると思います。
焼津市のシンポジウムではパネリストとして参加します。
また、相模女子大では、11月20日の私の講演の前に「琵琶で語る『平家物語』」があります。
こちらは有料で登録が必要ですが、とても興味深い講座ですので、是非、下記の大学案内サイトをクリックして、ご覧ください。
講座1
創立110周年記念『語りパフォーマンス』「遠野の民話・琵琶を聴く・朗読・落語」
では、快適な秋を過ごされますように。
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11月17日(水) 18:30~20:30
第1回焼津平和賞記念シンポジウム『第五福竜丸、現在・過去・未来』
◆会場 焼津市 焼津文化会館小ホール 300人収容 無料
11月20日(土) 15:30~17:00
2010 年度 秋季 さがみ女性アカデミー
場 所 相模女子大学 マーガレット本館 4 階 2141 教室 受講料 無料
特別講演 「平和のタピスリ(綴れ織り)との出会い」
講 師 美帆 シボ(相模女子大学客員教授)
私は1982 年からフランスで原爆の実相を伝えている。ある時、「ヒロシマの人」と題するタピスリ( 綴れ織り)に出会った。フランスの芸術家ジャン・リュルサが1956年から10年かけて創作した、10連作『世界の歌』総計347m2 の一作である。
この作品群にこめられた意味と制作者の生涯を追ううち、もうひとつの出会いがあった。ナチスに包囲されたジャン・リュルサの故郷ブリュィエールを死闘によって解放した日系アメリカ人達の写真である。
ヨーロッパでは知られていないこの史実をブリュィエールの人々が語り継いでいる。核兵器廃絶と平和祈願を織り込んだ『世界の歌』を通して、記憶の継承と平和の願いを伝える様々な試みを紹介する。
※特別講演は受講証を発行致しません。当日、直接会場にお越し下さい。
お問合せ先
〒252-0383 相模原市南区文京2-1-1
相模女子大学 企画政策グループ さがみ女性アカデミー係
TEL:042-749-2309 FAX:042-713-5049
URL:
http://www.sagami-wu.ac.jp MAIL:
seisaku@star.sagami-wu.ac.jp