Mory-Diary2024

近頃はもっぱらキャンプです。

はずかしめられた

2008年02月13日 | 建築

024コブセンのセブンチェアーを会社の先輩からもらったのは今から2年前の入社当時。

あれからず~っと狭い会社の片隅に置かせてもらっておりました。

持って帰るにも事務所は東京日本橋、自宅は埼玉県さいたま市。

遠いよ。

電車で持って帰るには遠すぎるよ。

いや、むしろハズイ!

そんな気持ちが、この名作を運ぶことをためらわせていました。

が、先日、事務所の所長より

「あのイス誰のだよ、早く持って帰れよ(^‐^)!」

最後通告!

ついにこの時が来たかー。

昨日は建国記念日だが、お仕事が終わらないので出勤。

本当はアンカー号で出勤予定だったが・・・

寝坊!

すでに7時をまわっていた。

仕方ない、電車で行こう。

お休みの日は電車も空いていて快適快適。

そうだ!こんなに空いているならセブンチェアーを持って帰れるかも。

よし、今日持って帰る!必ず持って帰る!

心に固く誓った朝から12時間後。

いざ持ってみると、意外とデカイ。

電車の中じゃ絶対にジャマになるよ。だいいち、今まで電車で家具を運んでるヤツなんて見たことないし。

そんな不安の中会社を後にし最寄の人形町駅に着きました。

日比谷線のホームは休日の夜ともあって、あまり人はいないのですが、すれ違い人の熱い眼差しが体に突き刺さります。

しかし、これはまだ序章に過ぎませんでした。

次なる難関、オタクの聖地秋葉原へ到着。

駅は予想外の盛況ぶりで人がどんどん乗ってきます。

そして、イスを持つわたしを見る見る!

ジロジロ見られ、キョロキョロするわたし。

上野に到着し、ようやく地下鉄地獄から抜け出したのもつかの間、今度待ち構えるのは、

JR上野駅

いままでとは比べものにならないくらいの熱視線を浴びせられ、今にも体が溶けそうです。

足早に自動改札を抜け、高崎線に乗りました。

最後尾はほとんど人がいません。さっきの人たちはどこへ行ってしまったのだろうと思うくらいでした。

しばし、クールダウン。

そして、最後の塞 赤羽駅と埼京線 に到着。

渋谷・新宿・池袋から沢山の人を乗せてホームへ入線してくる電車。

到着するなり扉が開きドット人が押し寄せてきます。

年齢層も低く向けられる視線も強く感じられ、最後の力を振り絞り乗車。

あとは自宅の最寄の駅に着くまでしばしの辛抱。

そんなこんなで運んできた名作「セブンチェアー」

調べてみると裏側に「Fritz Hansen フリッツ ハンセン」社の文字があるではないですか。

本物の座り心地はよく、お部屋によく合います。005

大切に使っていこうと心に決めました。

めでたしめでたし


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