シラクーザ周辺

昨日は、眠くなって寝てしまったので、今朝は日の出前に目覚ましをセット。
二度寝してしまいましたが、まだ日の出前だったので散歩に
泊っているホテルのすぐそばに海があります。
太陽が昇ってしばらくしてちょうどいい時間でした


で、周りを歩いていてもホテルに戻る道がないので、結局、来た道を戻っていたら、すでに朝食時間
そのまま朝食を食べて、準備して出発しました。
今日、向かったのは、シラクーザのそばのところ。
でも、日本でインターネットや図書館などでさんざん探しましたが、詳しい場所がわかりません
結局、現地に近づいても道を間違えて、こんな街中の細い路地へ


街中を通るの楽しいのですが、でも道が狭くて運転は大変です
で、街中のインフォメーションを見つけて、場所を聞いて再出発。
今度は標識を頼りに何とか現地にたどり着きました


ここでもインフォメーションで聞くと、看板に沿ってひたすら歩けば着くよ、という楽観的な返事
でも、確かにインターネットの情報ではそうだったので、歩いて行ってみました。
確かに日本と同じような埋葬です


でも、周りはこんな渓谷
しかも周りに都市があった形跡もありません。
これまで、こんな埋葬場所があっても、そんなに遠くない場所に人々が生活していました。
すごい高低差があります


結局、看板に沿って歩いていると、こんな石を渡る小川が。
でも、水が透き通っていてきれいです


幸い、水の量が少なかったので、靴がぬれずに渡れました
ネットの情報ですが、水が多いと靴が濡れて大変なようです。


で、対岸に渡って歩いていても目的としていたものはありません
すでに対岸の駐車場までで４キロとあったので、それ以上は歩いていました。
こんな山深い渓谷によく埋葬場所を作りましたね


で、ここではなさそうなので、看板にあった対岸の道路に向かって出発しました
でも、橋がないので、結局、向こう側の道路に着くまでに３０キロ以上の道のりです。
しかもナビは細い道を指定するので、それを普通に回避すると、距離は伸びるし
途中は、こんなオリーブ畑が広がるのどかな場所です。
車もほとんどすれ違いません


見当をつけた場所に案内看板があったので、それに従っていきましたが、目的の場所はありません
結局、看板とは逆で、さっきの場所で見た看板を信じて歩いていくと、ユネスコのHPに乗っている場所に到着。
同じようなアングルです


この写真を撮るために、今回はシチリア島に来ました。
無事に撮れてよかった


その後、他の案内板もあったので、歩いて行ってみました。
最初は400m、そのうちにあと800mとなって、じゃあ頑張ってみようかと歩きましたが、ある場所でもう行き過ぎが表示が
結局、断念して戻りました
それが、ここ


シチリア島というと、ゴッドファーザーのマフィアの危ない世界と思ってしまいますが、この場所は誰一人としていません
もう30分以上も人を見かけていません。
世界遺産になっているのに、こんな孤独な場所は、これまでなかったかな

で、もと来た道を戻りましたが、結局、看板は見つからず。
でも、撮りたかった場所を見つけたので、まあ、それが良かったでしょうか。
結局、最初の場所で往復で８キロ以上、あとの場所で往復で３キロ以上はハイキング道を歩いているので、今日はよく歩きました
昔の携帯なら歩数計がついてわかりましたが、今は不確かですからね。
昨日の夕食からの栄養を一気に使い切って、持って行った２リットルの水で何とか夕方までやりくりした感じでした
帰り道も５０キロほど
こんな小さい街を通りました


途中でバスが出現。
日本と違って、山道をかなり飛ばします。
しかもクラクションを鳴らしまくって
スクールバスもそうなので、地元の人はいたって慣れて、クラクションが聞こえたらカーブのかなり手前で停車して待っています。
で、バスは１回で曲がり切れずに折り返して何とかカーブを曲がります。
その感覚がわかっている地元の人だからカーブの手前で止まっているんですね。
しかも、折り返す瞬間をインコースを抜いていく人も
いやあ、そんな駆け引きはできないので、私は分岐の場所までじっと後ろを走っていました
でも、対向車が飛び出してこないので、それはそれで走りやすかったです。


ホテルには、夕方５時前に到着
もう今日は疲れ切りました
汗だくにもなったので、Tシャツと一緒にズボンも洗いました。
乾燥しているこの陽気なら、明日には乾いているでしょう
結局、今日で160キロも走りました。
ですが、今日でシチリア島に来た目的を達成しました。
明日はまたパレルモに戻るので、南側の海岸線に沿って、遺跡を回って行こうと思います(N)