なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

砂遊び。

2007-10-31 13:22:48 | 日記
久しぶりに昨夕庭の砂が湿るほどの雨。
早速、今朝は砂遊びが展開されている。。

高い高いお山を作り、トンネルを作る。
固めて固めて、みんなでの共同作業。叩き方が荒いと崩れる。
だから、慎重にお互いの呼吸を読みながら、作業を進める。

運動会後、4才、5才のこどもたちは仲間うちでの話し合いが
スムースに出来るようになった。
待てるのである。言い分が聞けるのである。
自分だけの世界から、他者との関係へと
他者がいることでしか成り立たない遊びがあることをしっかりと体得。

双方からトンネルを掘る。
方向も大切。そのバランスも理解。
ゆっくりだよー。ゆっくりだよー。と声に出しながら。

一方、ひまわりのねーねーたちはドロのご馳走づくり。
楓の落ち葉を拾い集めてデコレーション。
カサコソ走っていた葉っぱが今朝はしっとりと湿る。

トンネルが完成したようで、歓声が聞こえた。
と、思ったらあ~あと残念。崩れたようだ。
4歳児と思っていたら、3歳児のミズキとルイジと、キリトとにハルカだった。
あーこんなことが出来るようになったんだ。

「ご馳走食べに来て」とミホが招く。
トンネルの上ではすごいご馳走の準備。顔中泥だらけにして、それぞれの創作料理。
食べてみてと我先に並べる。どれも工夫がありうまそう。
さて、どれから食べようかなー。
デコレーションのサワフジの花が実に美しく揺れた。
ごちそうさま。

木登り

2007-10-30 14:13:17 | 日記
久しぶりにガジマルの木に登った。
毎日毎日、子どもたちは木登りを楽しむ。

運動会終わってから、午前中の大半をガジマルの上で過ごすハナ。
木の上に特に何があるわけでもないのに、友だちと話し込む。
今朝も、何やら話がはずんでいるようだ。

ミホとハナが枝に座り込み笑顔がこぼれて「くっくっくっ」と木漏れ日のにって。
つられて私も「よーし登ってみよう」ということに。

大人よりも子どもの方が敏しょう。
「園長さん登るの?」と脇からするする登るシンゴ。
「「えっ園長大きすぎるから枝がおれない?」とヒロキ。
「ここは子どものものだから大人はダメ」とソウ。
冷やかされながら、私は登る。
枝と仇の間に身体を入れるものだから、丸太のような身体が詰まる。

「あっちからがいいよー」「こっちが登りやすい」とアドバイスもある。
ガジマルのてっぺんの枝が網の目のように伸びている。
数えてみたら30本物枝が、
洗濯物干しのたこの手のようにのびていて、びっしりつめれば30人は座せる。
それ以上かもしれない。

このガジマルは、保育園の庭に在るために生えてきたような
子どもが登りやすい形と高さである。

上から下を見ると足がすくむ。ましてや丸太から滑り降りていくあの勇気。
子どもの平衡感覚を改めて認めることになる。
枝をうまく利用して
滑り降りるのだが、私にはとても出来ない。ストンと落ちてしまうだろう。

子どもはおお名より優れているものだと、ヒヤヒヤしながらしばらく枝に腰掛けた。

枝に頭を載せ、空を見た。
「お空に近いだろう」とその様子すを見ていたシンゴ。
詩人の様な口調に苦笑い。

はなことミホは二人の世界。ひそひそ話に夢中。
安定した枝に向かい合い、もう一時間以上も話し込む二人。
なんのはなし?と聞いたら中断しそうなので遠慮して
二人の楽しそうな姿を見守った。

ガジマルの髭も思ったよりたれていた。
たれた先で枝にぶつかり、それがいつの間にか太い髭になる。
それが枝を支えているのだ。

ガジマルの木登りは実に楽しかった。


娘の帰りを

2007-10-28 17:50:38 | 日記
東京に住んでいる娘がもうすぐ帰ってくる。
朝からそわそわという感じ。

好きな料理を準備しようか。
そうだこの間来たときおいしいと言っていた、冬瓜と鶏肉の煮込みにしよう。
冬瓜は姉の旦那さんが作ったのを頂いた。

そうしよう。と、朝からその準備。
シャトルシェフに色々入れて、ふたをして先程見た、もう食べごろ。
魚とイカの天ぷらも・・・。手羽先の煮つけもいいなー。

そうそう、ワインを冷やしておかないと。
息子夫婦も来てくれるとありがたいが。まだ返事は来ない。

手羽先の煮込みに先日残っていたワインを入れたら色が紫色になっちゃって。
まだ味はしていないが、
3時半ごろ東京を出るということだった。もうそろそろ着くころだ。

夫も、そわそわと、やっぱり嬉しい。

この子はママ似?それともパパ似?

2007-10-26 15:02:02 | 日記
お便り帳をみせてもらった。

ユーモアたっぷりで面白い。
この子は誰に似ているのでしょうか?
内気なパパと、ものおじしないママとさてどっち?

いくつか項目をあげて丸をつけてもらう形式で書かれている。
おもわず笑ってしまった。
そうやって、若い二人が子どもの行動から推測して、
「ここのところアナタ似ねー」「これこれは私似よー」と行っているのだろうと
考えるだけで
いい感じの夫婦関係が見えるからだ。
たいがい良いところは自分にだと主張するのが常。だから担任にも加わってもらって、客観的に判断しようということか。

パパにだと思っていたらママそっくりということもままあることだし。
そうやって楽しい会話を提供してくれる子どもに感謝だ。

子どもがいるってたわいもないことが幸せに感ずるんだよねー。
私から見れば、どっちのいいところも持ち合わせていると思うよー。
結構物おじしないし、引っ込み思案のようでそうではないしー。
これからが楽しみだよねー。どんどん変わるから。七変化を楽しみましょう。

伊平屋島マラソンへ

2007-10-26 14:49:24 | 日記
これから年休頂きます。
と4人の職員。
「えっこんなに?どこかにいくの?」とわたしはたまげた。

伊平屋へ
ムーンライトマラソンに参加します。ということだった。
走れるの?練習していたの?とたたみ込むわたし。
そういえば2㎏落とした。とか、4㎏落とした。とか小耳に入ってたが。

マラソンの練習のたまものだったんだ。

わたしはスポーツクラブで熱心に運動していてもなかなか効果がでない。
2㎏4㎏と効果を出すのに食べるものを減らすことだと、友人に言われた。
なんてブツブツ行っている間に

張り切って4人がでかけた。
去年はわたしもいく予定だった。だが、台風で中止になり
5,000円の参加費の代わりに届いたのは、ムンーンライトマラソンのテーシャツ。
アー行きたかったなー。伊平屋で月を見たかったな。

今頃、心もウキウキ運天港に向かって車を走らせているだろう。
よし、今夜はわたしも海にドライブ~月野でを眺めてみようと。

もう、子どもたちが起き出した。

言い分

2007-10-25 13:00:12 | 日記
誕生会のあと一斉に外へと繰り出す。
思い思いに遊びが展開。
木登り、木の上からの滑り棒下り。マンホールでのボール蹴り。
ドロ団子づくり。などなど。

外階段の踊り場からすごい泣き声。
大人の耳に届くまで泣き続ける。ゆり組。4歳児タイチ。
「アララどうしたの?」と泣いている方へと歩み寄る。
両手の隙間から気配を確認。様子を見ながら泣き声を調節。ジンブナーなのだ。

泣くのをやめて「えーとさーえーとさー」とわたしに言いつける。
叩かれたらしい。

叩いた子も泣きべそ。叱られると思っているからもう涙が出ちゃう。
「だってさーダメッていったのにさー」とケンカの訳を説明。
でも、叩いて泣かしてしまったという自責もあり、なかなかことばが見つからない。
周り取り囲んでいる仲間たちも、どうしたものかと思案がお。

正義感の強い子がその場を取りなそうとする。
ひとしきりお互いに言い分をまくしたてている間に、なんか気が済んでしまったようで。
叩いたリュウが「ごめんなー」と発する。と、「うんいいよー」とタイチがあっさり応じる。
ニコッと仲直り。

わたしはただ「そうかそうか」とうなづいていたたげ。
お互いに言い分があり、誰がいいか悪いかという問題ではない。
子どものケンカは日常茶飯事。
その一つ一つにお互いの言い分がある。

あっさりと「ごめんなー」「いいよー」と仲直りが出来る世界はいいなー。
そのタイミングが難しいところだが、仲直りをしてしまえば
遊びの続きが待っている。

何かあったらお願いね

2007-10-24 14:26:49 | 日記
昨夜、どうしても気になるものだか友人に会いにでかけた。
なぜ気になったかというと。

朝九時過ぎに、電話があり、何か聞いてほしいということ。
ところが、昨日は朝10時から城西幼稚園にわらべ歌の指導とお母さん向けの話を頼まれていて
でかける準備の最中の電話に「またあとでいい?」「いま忙しいの」と
電話を切ったことも気になっていて

気丈な人なのに「あまりにも腹の立つことや心配なことがあって」といっていた
ことばがとても気になっていた。
ところが昨日はまぁとにかく色々な方が園に訪れたり、祭りのためのエイサー練習があったりと、
身体が空いたのは夜の七時。

さて、さてもうすでに夜の帳は下りて、
朝の電話を思い出したのである。
電話でもなんだからウオーキングがてら牧志まであるくことにした。

彼女は牧志に住んでいるのである。

会いに来て欲しいと考えていたところよーというわけで
心の中にあった諸々のことが一気に流れでた。
彼女はは大人なので、人につっかかったりはしない。そこがわたしとは違う。
だからこそ、色々なことが心の中にため込んでしまっていたようだ。

小一時間話し込んだらすっきりした様子。あの人この人の悪口(?)をいっぱいぶちまけすっきり。
害のない悪口は吐き出すに限る。

さて、ところでサーということに。少し改まって
「わたしに何かあったときあんたお願いねー、周りに友だちいっぱいいるけど的確に判断してくれるのはあんたかなーとおもってさー」と。
「えっどうしたの急に」とわたし。
「いやいやちがうちがう、特にいま、どうとかいうわけではないけどサー」とかわす彼女。

半分冗談で半分真剣で・・・という感じ。
「分かったよー何かにちゃんと書いておいてねー」とわたし。
彼女はわたしより少しだけお姉さん。
まだまだ若い。でもふっとそう思ったという。
そう思ったときに話しておきたいというのだ。了解。快く引き受けたのである。

午睡中の保育園は静か。秋風がふわふわざっざっと吹き抜けていく。
そんな中昨夜のことを思い出したのである。

今日は霜降という。もしすぐ寒い季節がくるのダナー。
「何かあったお願いねー」のことばの重さをかみしめている。

エイサー一色

2007-10-23 16:58:41 | 日記
運動会での親子エイサーは当園の伝統。
昭和62年より始めた親子エイサーがかっこいいと、憧れの種目になった。
「年長さんになった、あの衣装でエイサーが出来るんだすねー」。
運動会に初めて参加した保護者が「早く親子エイサーをしたいですねー」
と、パパたちの評判はいい。

運動会が終わったら、それをみていた小さな子どもたちは憧れのエイサーを
真似てそこら中にある色々なものを、太鼓に見立てて脚をあげ腰で拍子をとりとり
庭で遊ぶ。

いま、まさにエイサー一色。
音楽があれば、だれもが拍子を取り取り思い思いにおどる。

こうして、受け継いでいくのダナーと思う。
見ている間に自分の細胞に組み込まれていく。耳から聞いて目で見て感じて
見よう見まねで演じてみる。

秋風に乗ってのどかに太鼓の音が鳴る。
夏のあの激しく打ち鳴らす太鼓ではなくどこかに秋を感じながら
いつでもどこでも聞こえるエイサーだが、
本来はお盆の時の念仏踊りである。やくは来のために太鼓を打ち鳴らしたという。

季節感が無くなった気がしないでもないが
子どもはエイサーが大好きなんだ。

鳥の声こどもの声

2007-10-22 12:25:33 | 日記
運動会明け、のんびりムード。
昨日あんなに長い時間頑張ったのに、もう、ケロリと普通に遊ぶ。
疲れを感じないのか、疲れなんてないのか

そのどちらでもあろうか。
とにかく元気に登園してきたこどもたち。
爽やかな秋の風がふきぬける庭で砂遊び。
砂はこのところの乾燥した日々にすっかり乾ききり
サラサラすぎて固まらない。

水道で水を運ぶ。
ホースで水をまく。
あーこんな季節になったんだ。乾く季節。

どこか肩の当たりが冷える秋。空気乾燥でお肌も・・・。

鳥の声がする。鋭い響きでなく。何かあったのか。激しくなく。
乾いた空気を割いてピーピーピーと。

ガジマルの上から子ども笑い声がする。
見上げれば6人ものゆり組さんが、枝に座して語り合い。
話がはずむ。くっくっくっと笑う声。内緒話なのかもしれない。

どこか疲れもありながら、満足感にひたる。
これはこれでまたいいものだ。

食事時間、2階に上がる。食旺盛。おかわり~と。食欲の秋だ。

いい運動会をありがとう

2007-10-21 19:06:05 | 日記
ほっとしながらワインをとも考えましたが、家で一人夕飯を作ります。
誰かを誘いレストランにでかけよう。
いやまてよ、静かに運動会をかみしめる方がいい。
朝の入場行進から終わりの体操までの一つ一つのシーンが、
頭の中をくるくる回ります。あの子のあの表情やあの場面でのあの子の瞳が、真剣な顔が浮かんでは消えます。
本番に弱い子もいます。とおもへば、本番に力を発揮するもいます。
わたしはそのどちらも大好きです。
遥かに予想を超えて大人を魅了してくれるのがこども。
目の前にこどもがいることに感謝してます。
やっぱりこどもは社会の宝ですね。
あなたが居るから生きれる。それは希望だから、と全べてのこどもたちに伝える義務が私たちにはあるのです。
わが子だけではなく全ての子そして子育て中のあなたにもありがとう。
いい時間をいま過ごしてます。
静かにゆったりと秋の夜長をたっぷり味わいます。
窓からの風もほてった心には実に心地良いなー。
冷蔵庫に刺身がありました。やっぱりカキンとビールにします。まだまだ時間はたっぷりあるし、では、運動会に乾杯感謝。